電力会社と原子力発電所は20世紀の輝かしい日本の発展を支えた。
それは資源の少ない日本を救うという、崇高な使命感に支えられたものだったと思う。
電力会社と原子力科学技術者は、燃えるような使命感と責任感に溢れていたと思う。
今でもそうかも知れない。
これほど日本の発展に誠心誠意尽くしてきたのに、今はなぜ、悪魔・犯罪者のように罵られなくてはならないのかと。電力会社と原発科学技術者は思っておられ . . . 本文を読む
夏の風物詩といえば蛍。
和泉式部の名歌に、
ものおもえば 沢の蛍も わが身より
あくがれいづる たまかとぞ見る
物思いにふけっていると、沢に飛び交う蛍の光も、わが身から、憧れ出でた魂のように見える・・・という歌だ。
自分は世界中で一番美しい光は、蛍の乱舞だと思っている。
闇の中に幻想的に舞う蛍は、ほんとに美しい。うっかりすると、我が魂かと錯覚しそうになるほどだ。
和泉式部 . . . 本文を読む
電力会社の株主総会の報道を見ていると、企業も株主も呑気なものだなあ、と思う。
阪神淡路大震災も、東日本大震災も誰も実際に起こるとは思っていなかった。
福島原発事故にしろ、誰も起こるとは予想していなかった。
ことほどさように、災害事故は起きて初めて分かるものでもある。
人類が学ぶべきは、自然への謙虚さであるのだが。
企業活動、経済活動、科学者の傲慢は、それを忘れている。あるいは懸命に忘れよ . . . 本文を読む
日本全国は被災地東北を支援している。中でも原発事故で壊滅状態の福島に特別の思いをもっている。
昨日の東京電力はじめ、中部電力の株主総会の報道を見て、企業は福島原発事故から何も学ばなかったのだなあ、と感じた。
巨大原発利権の実態とはこういうものか、と非常によく理解できた株主総会だった。
脱原発の意見の割合も、国民全体の世論とは全く違う。
それは当然だと思う。株主なのだから。株が下がっては困る . . . 本文を読む
昼の朝日テレビを見ていたら、東電の株主総会について報道していた。
コメンテーターから驚くような意見が出ていた。
福島原発事故の賠償の為に、国費を投入したり、電力料金を値上げしたりすることは、結局は税金の投入であり、われわれが電力会社の損害を負担することになる。
これは国民感情がゆるさない。
国費投入や電力料金の値上げに踏み切る前に、電力会社の役員・社員が資産、年金、給与をすべて放出してから . . . 本文を読む