黒助~想い煩う~

 悪性リンパ腫の闘病生活と気まぐれ日記

回顧5

2010-11-02 17:28:21 | 健康・病気

6月18日に一時退院して一週間後の

25日に再入院と久しぶりの外界を楽しむ

といっても3ヶ月も入院していて足腰の衰えを

実感してしまい、歩く気になれない

入院中はとにかく院内を歩き回って

階段を使って病室まで戻ったり、エレベーターを

極力使わないように心掛けていたのだが

入院時のリハビリの大切さを痛感した。

6月25日に再入院し、28日に無菌室に入る。

当初、細胞療法ユニットを見学させてもらった時の

部屋とは違い、空気清浄機の騒音が耳に痛い!

トイレの仕切りがない!シャワーが狭いしカーテンのみの

仕切りでしかない!と、やや精神的にまいってしまう部屋だった。

見学した部屋は準無菌室でビジネスホテルの部屋の様で

快適そうだったから、余計に気が滅入ってしまった。

6月29日からLEED(大量化学療法)が始まる。

朝から21時位まで点滴が続くし、とにかく尿量を計らなくては

ならないし、気持ち悪いしお腹痛くなるし、24時間点滴する

事が辛くて辛くて、抗癌剤の量はCHASEの時の5~6倍

だから、苦しかった4日間の点滴で熱は出るし、この時だけ

涙が出た。

7月3日、移植日。自分のものだが点滴が始まると

口の中が生臭くなりすごく気持ち悪かったのだが

移植自体はすぐに終わってしまった。

あとは上手い事生着してくれる事を祈るばかりであったが

白血球が0の日が3日ほど続き、やっと100~400と

順調に増えていき、生着が確認された時は嬉しかった。

アルケランによる粘膜障害も思ったほど酷くなく

下痢が続いて肛門がただれて痛かったが

口内炎があまり出来なかったのが良かった。

10日程で無菌室から準無菌室に移動となり

空気清浄機からの騒音から開放された(トイレの苦痛からも)

あの騒音は台風の中、テントで寝ているような感じが24時間

していたから、部屋が変わって静かな部屋は心落ち着くと

改めて実感した次第である。

一ヵ月後の7月26日(だったかな?)に無事退院し

自宅療養を続け、月1~2回の受診を続け

体調の良い日は職場にも行き、仕事をしてきたが

今年の7月頃より少し体調が変だなと感じ始めていた。

2月にPET-CTを行ったが異常は無く完全寛解と先生に

言っていただくが、9月の検査では再・再発となり

先生も頭を抱えてみえた。

そして現在、次の治療にむけて体力作り・・・かな!

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