そわかんぼちゃん日記

佛の子・そわかんぼの成長記録と佛道修行にいそしむ父(慈龍)・悪妻道邁進中の母(麦の花)の日々の覚え書きです。

「出会い」に思う

2006年03月09日 | 思いつくままに
結婚することによって、縁の繋がりというものが広がる。私にとってもオットにとっても。
色々な人がいる。自分と合う人・合わない人、自分に合う人がオットに合うとは限らないけど、自分に合わない人はオットにも合わないことが多い。
そんな中で、私がイマイチ気持ちよく付き合えないけれど、オットにとってはそうでない人がいる。仮にFさんとしておこう。
Fさんとオットは長い付き合いなのだが、結婚当初からあまり良い印象がなかった。仕事の愚痴や人の悪口が多く、言葉遣いもきれいじゃないし、精神的に不調の時は、オットにすごく失礼なメールを送ってきたり、変な電話をかけてきたり。
だから、Fさんのことが好きになれなかった。うとましいと思っていた。
先日、とあることでFさんの話になったとき「なぜそんなにFのことを疑いの目で見てるの?」と聞かれ「私が結婚以来見てきたFさん像はそうなのだ」と、伝えた。しばし考えるオット。
「そうか・・・確かにここ数年のFは、最悪だったからなあ~。
いいところもいっぱいあるんだけど、たまたまFの悪いとこばっかり見る時期に当たっちゃったんだね」
オットにそう言われ、自分の視点の狭さに気付く。
私はFさんの6年間しか知らない・・それも偶然にFさんの今までの人生で“最悪”とオットをして言わしめるようなFさんの姿しか知らない。
“Fさんはこういう人”と思いこんで、その思いこみの中でしかFさんという人を見てなかったかも。
私の見てるFさんの姿なんて、Fさんのほんの一部にすぎないのに。
反省反省・・・。
自分が今までの人生で出会った人で、そういう思いこみのせいで疎遠になってしまった人もいることだろう(まあ、本当に縁がない人はどうしたって疎遠になるのだろうけど)。
私の人生、これからもまだまだ沢山の出会いがあるのだろうけれど、友達や家族になれる縁というのは、そうそうない。
まっさらな、素直な心で、「ご縁」と向き合っていける自分になりたいものだ。