そわかんぼちゃん日記

佛の子・そわかんぼの成長記録と佛道修行にいそしむ父(慈龍)・悪妻道邁進中の母(麦の花)の日々の覚え書きです。

オットとブツヨク

2005年11月27日 | 夫婦善哉
「これが欲しい!」と思うと、男性はその思いに歯止めがきかないといいますが、どうでしょう?
私は個人差もあると思いたいのですが・・・。
まあ、うちのオットもブツヨクが強いほう。
ここ数日のブームは「中古車」
スーパーAZで車の試乗をして以来、オットは「クルマ買いたい」欲に取り憑かれてしまった。(オットにいわせると私も)
といっても、新車を買える経済的余裕はない。故に中古。
夜な夜なネットでお目当ての車を検索。
仕事が一段落すると「鹿児島に行こう!」と中古車センターめぐりにいそしむ。
ちなみに私の父は、自動車会社の営業歴40ウン年。クルマ業界の裏表、酸いも甘いもかみ分けた男である。
その父が「中古車だけは焦って買うな」と、色々レクチャーしてくれる。まず走行距離が5万キロ以下であること、出来るだけディーラーから買うこと、クルマはとにかく足回りとエンジン・・・などなど。
クルマ業界に知り合いも多いことだし、良いのが出るまで待てと言う。
しかし、オットは「もうクルマ買うわ!」と我慢が出来ない様子。
「まあ、焦らないで。焦るとろくなの掴まないって言ったよ。」
「いや、もういやなの!」
「なにが?!」
「とにかくいやなの!」
まるで子供だ。一体なにが嫌なんだか・・・と、思ってピンと来た。
本来、オットはクルマに執着やこだわりのある方ではない。それがこの数日頑張って色々調べたり考えたりして、疲れてきたのだろう。しかし、依然としてブツヨクはふつふつと沸いている・・・。

「慈龍ちゃん、“自分がブツヨクを持っている”状態に耐えられないのね。」

「・・・・そんなことないよ!」
図星である。でも、あまりに的を射ていたためか、そんな自分に気付いておかしかったのか、オット大笑い。つられて私も大笑い。クルマ買いたい欲はそのままだけど、少し気持ちが落ち着いたみたいだ。
翌日、実家に行った折、父にまたクルマの相談をして、一緒に中古車センター巡りをしてもらうことになった。父の眼鏡にかなうクルマなら、安心だ。

それにしても、ブツヨクを持て余すオット・・・笑えるというか、愛おしいと言うべきか
皆さんの旦那様のブツヨクは、どんな感じですか?

鏡のむこうに

2005年11月26日 | 思いつくままに
妊娠前を最後に足が遠のいていた行きつけの美容室。
久々に行ってみようかな、と思い予約を取った。
実家の母にそわかんぼを預け、ヘアカットに臨む。
「一年半ぶりだね」
と迎え入れてくれたマスター。色々なことがあった一年半だけど、この店は全然変わっていないように見える。
いつものように、ヘアカタログを参考に自分の希望するイメージを伝え、細かいディテールを話し合いながら、スタイルを決定。
首にタオル、エプロン(って言うのかな?)をかけられ、私の髪に鋏が入っていく。しゃきしゃきと、小気味よいリズムが耳元を通り過ぎる。
藤原紀香御用達の美容室で働いていたというご主人の鋏使いは、実に気持ち良い。
床屋さんのカットも悪くはないけど、ここで髪をカットした後は、何だか自分のまわりに清々しい風が通り抜けるような軽やかな気分になれる。
そわかんぼが生まれる前は、お出かけも買い物も、時間とお金さえあれば自分の思うように出来た。でも、そわかんぼの世話だけで一日があっという間に過ぎる日常を送るようになってから、それまで当たり前にしていたことが、とても贅沢なことをしているように感じられる。
“ささやかな幸せ”って、こういうことなのかしら。
カットが終わってシャンプー台に向かうとき、熱帯魚と金魚が泳ぐ水槽があることに気付いた。きっと前からあったんだろうけど、意識しなかったなあ。
一年半経って、少し変わった私がここに居る。

嵐の後

2005年11月20日 | 健診・病気・病院
そわかんぼが先週の日曜日の夜に嘔吐。心の支え(であろう)おっぱいも吐くので、泣いて泣いてしんどそう。翌日には水状の下痢。それですっきりしたようでずいぶん元気になった。
ひと安心したのもつかの間、今度は私が吐き気。嘔吐。めまい。オットは別院報恩講に出仕せねばならなかったのだが、私に脅され翌日からの出仕に変更。夜には吐き気は治まる。
翌朝、今度はオットが発熱。昨日から胃腸の調子が良くない、とは言っていたのだが。門徒さんたちと別院報恩講にお詣り予定だったのだが、婦人会長さんにまとめ役をお願いして、一家三人で養生に専念。どうもインフルエンザらしい。
なんとかそろって外出できるくらいに回復したのは、金曜日であった。
今回、オットはホメオパシー以外の薬を一切飲まず熱を乗り切り、自分の体の治癒力に対する信頼度も上がった模様。「本来の姿」への第一歩。
さて、オットがいなかった先週の金曜日からこっち、ほとんど家事が出来なかった我が家の台所・リビングはものすごい散らかりよう・・・。
今週は後かたづけウィークになりそうだなあ

慈龍の覚書

2005年11月13日 | 成長

なんと、オットがブログをはじめました。
日記も三日坊主のオットのこと、長く続けられたらアドレスを公開してあげよう♪と思っていたのですが、考えてみたらブログって「公開してコメントをもらうことで他者とコミュニケーションがとれる」のが長く続けられるメリット。
ここに来てくださるみなさん、オットのブログも見てやって下さい。
ただ、オットはブログというものの性質を良く把握してないところがあるので、実名報道ばりばりですし、タイトルの通り「覚書」ですので、本人にしか分からない表現もございますが、そこのところどんどん突っ込みを入れて下さいね。皆さんの突っ込みが、お説法の勉強になると思いますので。オットのブログへは、下↓のアドレスをクリック!
「慈龍の覚書」
オット、現在京都へ行っております。
帰ってきてブログを見たら驚く!かな?
よろしくお願いします♪

ホメオパシー講演会

2005年11月12日 | 成長
日本ホメオパシー振興会の永松昌泰(ながまつ・まさひろ)先生のホメオパシー入門講座が開催されたので、実家の母にそわかんぼを預けて行って来た。
今までも、本を読んだりホメオパシーの個人面談を受けたりして、ある程度のことは知っていたつもりだった。けれど、永松先生の講演は「人は何のために生まれてきたのか」という問いを、ホメオパシーの原理に基づきながら、様々な障害・不調和を解決していく道筋を語っておられ・・・なんと言えばいいのか、ホメオパシーって仏教的だな、とは思っていたけれど、仏教という枠に収めようとするのが失礼に感じてしまうくらい、永松先生の語られる世界は深淵で厳かだ。

「私たちは真っ白な状態で生まれてくるわけではない。
 もともと、ある方向に決定していると言っても差し支えないくらい強く投げられて(この世に生まれ落ちて)くる。でも、決定しているわけではない。様々なでこぼこ(障害・不調和)を埋めることで、我々の人生は本質的に成長して行く。」

「何も成長しなかったら、占いや運命学がことごとくあたるような人生になる。それは、私たちの進むべき道ではない。」

「本当の自分とは、自分の中にあるある種の白紙の状態。本質的に成長すればするほど、誕生したときの自分より白紙の状態に近付くはずだ。」

「慢性病とは、その人自身に(精神的・肉体的・霊的)必要があって起きている症状によって何らかのバランスを保っている状態。」

「治癒の過程では我々に都合のいいことばかり起きるわけではない。」

「病気は罰ではなく、その人自身がよりよい人生を送れる、ということを教えるために与えられる」

()内は、私の補足です。

ホメオパシーの話を聞きに来たはずなのに、お説法をいただいた感じ。
あっという間に3時間経ち、会場の都合で移動してお話をしてくださることになったのだけど、そわかんぼももう限界だろう。聞きたいけど、今回はあきらめよう。
まわりに助産院繋がりの知り合いが沢山いたので、誰か聞きに行って内容を教えてくれないかな~、と思ったのだけれど、そのへんは皆同じ主婦・・・もう帰宅時間が・・・ということで、仲間内では聴講断念。
永松先生の待機席が私の斜め前だったので、思い切って今日の講義に感動したことと、お礼を申し上げたら「また鹿児島に来ますよ」と言って下さった。嬉しい!
今までもホメオパシーに助けられることが多かったけど、永松先生に出会って、本格的にホメオパシーを学びたくなってきた。
永松先生、今回の講演会を企画して下さった堂園メディカルハウスの皆様、関係スタッフの皆様、お疲れさまでした。ありがとうございます。次回の講座も楽しみです

男の子

2005年11月11日 | 成長
買い物に使うセレナは型が古い。
エアバッグがついてないので、そわかんぼのチャイルドシートを助手席に設置している。
今日、買い物に行く際、そわかんぼを抱っこしたまま運転席に乗りチャイルドシートに座らせようとしたところ、ハンドルやウィンカーにやたらと触りたがったので、抱っこしたまま少しハンドルに触らせた。
ところが、車が動き出すと今度はハンドブレーキやギアに触ろうと手を伸ばしてくる。「ダメ」というとぎゃーぎゃーわめく。
店に着くと大人しくなったが、帰りも一悶着。そわかん語で不満を訴え、泣きわめく。運転席に座らせろと言っているらしいが、ここで折れたら負けだ。無視して車を走らせる。
家に帰り着いて、実家のジジババが持ってきてくれたキティーカーに乗せて後ろから押してやると「ブッブー」とか言いながら、ハンドルを握っている。良かった、何とか機嫌が直ったようだ。
調子に乗ってクラクションを鳴らすそわかんぼ。
こんなに小ちゃくっても、男の子なんだなあ。
あ、・・・ひっちゃれた。

乳離れを考える

2005年11月10日 | 母乳育児のこと
縁あっていいお産の日inかごしまというイベントのトークショーに参加することになりました。
イベントの詳細は上をクリックして下さい。
現在、スリングショーの参加者募集中なので、ベビースリングで子育てをなさってる方、是非ご来場下さい。参加者には、当日会場で使える商品券を下さるそうです。よろしくお願いします。

さて、トークショーメンバーで集まると、話題は当然育児の悩みがメインに。
みんな母乳で子育てをしているのだけれど、人によっては「母乳だけで育てるなんて可哀想じゃないの」と言われるらしい。ひゃ~。どの子も明るい顔をして元気良く遊び回ってるのにねえ。
「体重が標準以下(子供の成長速度はそれぞれ)」「6ヶ月過ぎたら母乳に栄養はない(デマです。成分比率が変わるだけ。)」、他にも「ミルク飲みたいよね~○○ちゃん」と赤ちゃんの口を借りる形で母親にプレッシャーを与える(これが一番嫌だ!)など、敵はあの手この手で粉ミルクを飲ませようとしてくるらしい。
う~む。赤ちゃん研究が進んで「母乳に勝る栄養はない」と言われる昨今なんですが・・・オットも私も完全母乳で育っており、私は母乳育児に対してそのテの障害はなかったから恵まれているといえる。
そして、1才が近付くと「おっぱいやめさせなさい」コール。
WHOが「2才までは母乳育児を続けるのが望ましい」という声明を最近出したけれど、これもまだまだ一般には知られていないだろう。
高度経済成長時代から引き続き、日本中が「自立」ブームになって、そのあおりを受けて、まだまだ母親に甘えたい赤ちゃんたちまでが「断乳」「卒乳」という名のもと、おっぱいから引き剥がされていったような感を受ける。
うちの近所に住む84才の産婆さんは「4才までお乳を飲ませていたけれど、みんなしっかりして精神の安定した良い子に育ちました」とおっしゃっていた。トークショーメンバーのあるお子さんは3歳までお乳を飲んでいたと言うし、ネットを通じて知り合ったあるご家庭では、お子さんが食べ物の方に興味が行ってしまい、一歳になる前にさっさとおっぱいを離れていったそうだ。本当、人それぞれ。
まあ、私の場合、人の目や世間の基準に合わせて「断乳」「卒乳」させるより、そわかんぼが自然に乳離れしていくまで、付き合おうかと思っています。いくらなんでも、小学校に入る頃には乳離れしているだろうし。
そんな風に考えたのは、「納得して別れた恋」と「無理矢理別れを告げられた恋」では、前者の方が立ち直りが早いよね、と思ったからなのでした。
もっとも、私自身は納得して別れたことなんて一度もなかったけどさ。
これじゃ参考にならないか。


AZに行ってきました

2005年11月04日 | おでかけ・おまいり
職住一体な暮らしをしているせいか、自分たちの生活に関わるイベントー誕生日、クリスマスなどーに、情熱を傾ける余裕がない。
今日も、明日の葬儀(うちの本堂使用)準備で花活けやら打ち敷き掛けに追われ、オットがお通夜に行く段になって今日、結婚記念日だあ~!と思い出す始末。
外食に行くのもなんだし、どうしようかな~、と考えてふと浮かぶ。
AZに行ってみよう!
一昨日、車で約15分の隣町・川辺町にオープンした巨大スーパーAZ
オープン当日はニュースで取り上げられるくらい盛況で、車が大渋滞だったらしいが、今日は金曜日だし、この時間なら大丈夫だろう。
そわかんぼだけ先に夕食をすませ(野菜おじやとすりおろし梨)、お通夜から帰ってきたオットと3人で、川辺に出発。
急カーブの続く山道と田圃道を抜けて、川辺に至る峠を下ると、ちょうど目の高さの高台にAZの店舗が。時間帯が良かったのか、渋滞というほど混んではいなかった。しかし、駐車場にほとんど空きはない。警備員さんに誘導されるままに中古車売り場の近くに駐車する。
ここの新古車は、なんと自由に乗る(といっても運転は出来ないんだけど、それでも嬉しい♪)ことが出来る!ので、エルグランド、アルファード、セレナ、オデッセイ・・・色々腰かけてみた。来年、車の買い換えを考えているので、ついついチェックに熱が入ってしまった。
さて、スーパーの店内は広い広い!そわかんぼをベビーカーに乗せようと探すが、見つからない。
近くの店員さんにベビーカーはないのかと聞くと、全部使用中らしいとのこと。確かに、親子連ればかりだもんね。
土日祝日にAZに行く予定の皆さん、小さなお子さん連れだったらベビーカー持っていった方がいいです。
フードコーナーで軽食を取り、店内を一巡り・・・しきる前に疲れてしまいました。充実していたのは、子供のおもちゃコーナー。南薩には今まで大きなおもちゃ屋さんがなかったので、これは嬉しい。
そしてもっと嬉しかったのが、自然食品やオーガニック製品を集めた「あるがまま」というコーナー。東京にいたとき料理教室に通ったオーサワジャパンの商品や、そわかんぼに買ってあげたいと思っていたシュトックマーのクレヨン、優しい木のおもちゃなども置いてある。無農薬のオートミールや香蓮飴など欲しいものはいっぱいあるが、そわかんぼも疲れてうとうとし始めたので、引き上げることに。
時計を見ると、なんと10時半を回っている。ひゃ~、ごめんごめん、そわかんぼ
黒ラブロンロンのフードと、卵、ラーメンを買って、駐車場に戻る。
AZは24時間営業なので、まだまだ車が入ってくるが、こんな時間でも赤ちゃん連れ・子供連れの家族が目立つ。うちも人のことは言えないけど、いくらなんでも11時だよ、もう・・・。
今日は思いがけず車の試乗メインになってしまったので、次回はおじいちゃんおばあちゃんを連れて、平日の昼間に来ようと思う。まだ全部見きっていないし、そわかんぼのお誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントの下見をしてもらわなきゃって、おいおい
豪華なディナーもロマンチックなプレゼント交換もなかったけど、忙しく動き回った今日一日、思い出深い結婚記念日となりました

ベビースイミング体験

2005年11月01日 | 成長
新しく出来たスポーツクラブに、ベビースイミングがあるというので、一度見学に行った。
無料体験もあると聞き、ぜひ参加したいと思っているうちに、お盆・お彼岸・弓の稽古と忙しい日々が続き、夏も終わってしまった。
本格的に寒くなる前に、思い立ったが吉日、とスポーツクラブに電話してベビースイミングの無料体験に行くことにした。
まだ新しいロッカールームで着替え、階段を下りて準備体操の部屋で待機。
はじめにひとりひとり名前を呼ばれて、手をあげてお返事。(主にママが)
軽く準備体操をして、いざプールへ。
初めはプールサイドに座って親子でバタ足。それから一緒に水にちゃぽん。もしかして泣くかも、と思っていたが、平気みたい。コースひとつ分歩いた後は、輪になってお友達と握手・タッチ。
また抱っこして歩いて、左右に揺らしてあげると、大喜び。先生の指示で「たかいたか~い♪」も加えると、「きゃははは~♪」と笑い声をあげるはしゃぎよう。浮きをつけて飛び込みの練習。これも大喜び。巨大ビート板に載せて後ろから押しても、気持ちよさそうに落ち着いてお座りしている。
ボール遊びやおもちゃを取るのにも積極的。そわかんぼの意外な一面を発見した気分だ。
先生が赤ちゃんたちを見てくれる自由時間もあり、5分くらいだけれど、軽く泳げた。つかの間の自由。珍しく母と離れても泣かなかったな~、とそわかんぼを迎えに行くと、やっぱり半泣きになる。
最後にまた歩いて、ご挨拶してさようなら~
45分間があっという間。そわかんぼはまだ名残惜しそう。私も楽しかった。
そわかんぼを抱いたままプールから上がると、一瞬膝が笑う
こりゃ今週は筋肉痛だ
プールから出たら意外に冷えたので、ロッカールームのお風呂に入り、ママさんたちと子育て話に花が咲いた。
そわかんぼも大喜び、私も良い運動と交流の場になるし、貯金通帳と相談して入会を考えよう。