そわかんぼちゃん日記

佛の子・そわかんぼの成長記録と佛道修行にいそしむ父(慈龍)・悪妻道邁進中の母(麦の花)の日々の覚え書きです。

紙おむつ値上がりに思う

2006年09月28日 | 思いつくままに
いつもの薬局に紙オムツを買いに行く。
あれ?小さいパックしかない・・・Lサイズ36枚入りか。
値段が付いてないけど、表に同じ大きさで990円と出ていたから990円だろうと思い、レジに持っていった。他にも色々買って。
支払いを済ませてレシートを見ると、あれ?おむつ、1500円になってる。
レジの薬剤師のお兄さんに「間違いじゃないですか」と問い合わせると、早速バイトらしき若者がおむつ棚に走り、すぐさま戻ってきて薬剤師さんとごにょごにょ話している。薬剤師さんはバイトくんと何度か相づちを交わした後、こちらに向き直り「すみません、おむつ値上がりになったんですよ」と説明してくださる。
石油値上がりの波が、おむつ業界にも押し寄せてきたのだ。
おむつ・・・乳幼児だけじゃなくて、老人福祉施設なんかの紙おむつ代も上がるんだろうなあ。
薬剤師さんは申し訳なさそうに、粉ミルクとベビーフードの割引券を下さった。うちはどちらも縁がないけれど、薬剤師さんの気持ちが有り難かったので、素直にいただく。それに次の子はミルク飲むかも知れないしね。
帰り途、ホームセンターに寄ると、まだ値上がりする前のLサイズ54枚入りパックが二つ残っていた。迷わず購入♪
しかし、36枚入りと54枚入りが同じ値段ということは、1.5倍の値上げですよ!これは、次の子は出来るだけ布おむつでしのがねばなるまい。
そわかんぼは自分でおむつカバーを外してしまうので、歩くようになってからはほとんどパンツタイプの紙おむつにせざるを得なかったのだけれど、なにか良い方法はないだろうか。

中東の戦争の波が、今の私たちの暮らしに様々な打撃を与え始めてる。
車のガソリン、様々な燃料費、それに伴う工業製品の値上がり、外食産業も値上げを検討せざるを得ないとか、テレビで言っていたような気がする。そのうちペットボトル飲料やプラスチック製品、ビニールハウスでの苗育成にも石油が使われるから農業・園芸業界にも値上がりの波が押し寄せることは間違いない。
現代日本の私たちの暮らしが、如何に石油燃料に依存しているかがよく分かる現象だ。どこの国が悪いとか、戦争の所為だとか(そりゃ戦争は絶対良くない・しちゃいけない)、だれかのせいにするのは簡単だ。
私が小学生だった子供の頃から、「石油は限りある資源です」と言われてきた。しかし、今の日本を含む先進国の暮らしぶりは、「限りある資源」石油を、「発展」という名の下に使い切らんとするばかりの勢いで突っ走っているように見受けられる。
私も、それに荷担している一人だ。
その中にどっぷりひたって生かされている一人だ。そのことを忘れてはいけない。

東京で自然食関係の仕事をしていたときは、ある意味迷いがなかった。
ペットボトル飲料も発泡スチロールに入った肉・魚を買うこともなかったし、ほぼ玄米菜食で、農薬・添加物入りの食べ物・市販の白砂糖を使ったお菓子は一切拒否、着るものはオーガニックコットン。合成洗剤は使わない。病気になっても病院には一切行かず、民間療法・自然療法で治す。リサイクルよりもリサイクルせねばならぬようなものを買わない。まさにエコロジー生活実践者。都会のナチュラリスト。(ヘビースモーカーであったことを除いては)自分でも、それを自慢にしているところがあったと思う。頭と口先から出てくることは自然派でも、心は不自然に歪んでいたような気がする。「エコロジー」を盾に、自分を正当化したかったのだろう。
勤めていた店のネズミ駆除(今の厚労省だか保健所の基準では食べもの関係の職場では、やらざるを得ないらしい)の現状を知り、その後『もののけ姫』をみたことで、自然と人間の共存は可能なのか、真剣に考えるようになって、現在に至る。(もののけ姫の話は、またいつか別に書きたいと思う)

今も、答は出ていない。模索中だ。

東京時代の私だったら、きっと今の私を見て軽蔑する。

 なによ、旦那にインスタントやお総菜ばっかり食べさせて。
(オットは私の料理より今のとこそちらの方が好きなんです。まだ餌付けが出来てないんです)
 ペットボトルが家のあちこちに転がってるし、どこに行くのも車だし
(東京時代のマウンテンバイク・・・蜘蛛の巣が張ってます)
  大体白米や動物性蛋白食べてるから、体が疲れるのよ
(うちは毎朝御門徒がお米を持ってお詣りにいらっしゃるので、阿弥陀様のお下がりをいただくのです。玉子や魚もくださるのです。寺に住んでるものは、ある意味乞食なのです)
 子どもに紙おむつ使うなんて、なんて駄目な母親!
(布製おむつカバー、パンツタイプでも上手に脱いでしまうのです・・・)

かつての「高尚な理想を抱いて実践していた私」と対話すると、今の私は「すみませんすみません」と、謝ることしかできない。言い訳するばかりの、文明社会の恩恵にどっぷり浸ったオバサンだ。

でも、私はここからスタートするしかない。
彼女になんと言われようと、この状況を選んだのだって彼女なのだ。

紙おむつ値上がりから、ついつい私には珍しく社会的なことにまで筆が及んでしまった追憶的自己回想。(実はいつもこんなことばかり考えてる。これが趣味といっても過言ではない)
たかがおむつ、しかしその吸水ポリマー分子の向こうに、広い世界が映し出されるているのだ。

6年目にして

2006年09月26日 | 夫婦善哉
本日の夕食

豆腐とエノキのみそ汁(吸い口は青ネギ)
サワラの西京焼き(大根おろし添え)
一口チキンカツ(ソースで食す)とレタスの千切り大盛り(マヨネーズ)
南瓜の揚げ出し風

これに白いご飯。
いつもはたんぱく質二種類なんて滅多に作らないんだけど、今日は南瓜を揚げたついでに、チキンカツも揚げた。
うちのオットは中性脂肪高いし、揚げ物はあまりしたくないんだけど、今日はサービスということで。
で、オット、ご飯を3杯お代わりして、おかず完食!
南瓜も最後まで箸を付けなかったけれど、一口食べるようすすめたら、うまいうまいともりもり食べてくれた。
実は、結婚してこんなに綺麗に皿が空になったことは、カレーと麺類以外で初めての経験
オットの好物&好みの味に仕立てたから、ということもあるけれど、嬉しい♪
作った甲斐があるというものだ。

しかし・・・結婚して6年目でやっと夫の好みが掌握できた私って・・・

ささやかな願い

2006年09月26日 | 夫婦善哉
久々に白牡丹(バイミュータン)を飲みながら、思う。

これを掃除・整理整頓の行き届いた、明るい自然光の降り注ぐ、自分好みのインテリアに設えた部屋でいただきたいなあ・・・。

まあ、掃除は自分の責任としても、散らばってるおもちゃは仕方ないにしても、数珠とか水晶とか日本刀とか密教法具とか何かの付録のミニミニ十大明王とかインドの神様の極彩色画などなどが隅々に鎮座まします状態は、リビングという空間にあるまじき姿だと思う。

オット、お願いだから、その手のものはちゃんと仏間にお祀りしてください。

キリク登場

2006年09月13日 | 思いつくままに
放置ブログ状態にしておりました・・・
このブログを楽しみにしてくださっている(であろう)皆さま(がもしいらしたら)、ご無沙汰してごめんなさい。
6月末の追突事故以降、ちょっと不思議な感じがして病院に行ったら、来年3月、そわかんぼがお兄ちゃんになることが判明したのでした。
事故の検査でレントゲンを浴びたけど大丈夫だろうか、と、レントゲン検査をした病院、産婦人科双方で聞いたところ「その週数だったら、影響がある場合レントゲンを浴びた時点で流産してるはず。大丈夫!」と、太鼓判を押され(そう言って下さるだけで安堵感が違うものです)、ひと安心。
つわりがないので、今回は順調ね~♪太らないように気をつけなきゃ♪なんて思ってたら、「つわり」はないけど「つかれ」が違う!
そわかんぼを宿してたときは、お腹の子にエネルギーを注ぐだけだったけど、今はワタシから未だ乳離れできていないそわかんぼが、新しい命が宿ったことを察知したかのようにおっぱいフリークぶりをエスカレートさせている。
夜寝付いたらほとんど朝まで起きなかったのに、このふた月ほどは夜中に3度ほど起きてお乳を欲しがる。ふう
抱っこも同じく。重いものは持つなといわれる時期、歩きも上手になったのに、な~ぜか抱っこしてもらいたがってばかり。オットがいるときはお願いできるけれど、彼がいないときに限ってしつこく抱っこをせがむ。ちょうど「そういう時期」なのか、なにか目に見えないライバルの存在をかぎ取る本能がそうさせているのか・・・どっちにしろ、体力消耗してます
夜は9時には眠くなり、朝は8時近くまで寝て10時にはまた眠くなり、ちょっと動くとため息をつき、食事をすると血糖値が下がるので食後はふら~と意識が遠のき、そわかんぼに授乳してまたふら~となり、物忘れは激しく、ブログだけでなく家事も放置状態の家の中・・・悪妻ぶりに拍車どころかターボエンジンがつきました。一番の被害者は、オットです。寝室も追い出されてコピー機と本に埋もれた事務所で、お大師様に救いを求めながらのびのびと独り寝を楽しんでいるのですが、疲れたワタシが時々いぢめ・・・ぢゃなくて遊びに来るので、のんびり眠りに就くことも出来ないようです。
昨日から、お寺の納骨堂の増築工事も始まり、年末までまたお茶くみの日々が始まります。ああ、またお寺を空けられない日々が・・・って、明日からお寺の研修旅行に行くんですけどね。ま、前から決まっていたことなので仕方ない。隣のおばあちゃんにお茶出しを頼みに行こうかなあ。
とまあ、こんな感じで日々を送っています。
以前はそわかんぼを保育園に預けることに罪悪感のようなものがあったのですが、最近は、家事がはかどらず、更にそわかんぼにまとわりつかれてイライラするより、自分のペースで家事ができるよう保育園に助けてもらおう、と前向きに考えられるようになってきました。そわかんぼもずいぶん保育園を楽しめるようになってきたみたいだし、ワタシも疲れが違うのでそわかんぼに余裕を持って接せられるし♪なんと、10月9日には、初めての運動会にも参加するのです!頑張ろうね~
さて、お腹の子ですが、こんな状況にもかかわらずおなかの中では大変順調に快適に過ごしているようです。
先週土曜日、助産院に健診に行ったのですがモニターに映った姿はぴょんぴょん跳ねていました。よく動いて、大きさも週数相応に成長しているそうです。初めが小さかったので、ちょっと心配してたのだけど、良かったぁ
二番めの子には「きりく」という名を付けたいと思っていたのですが、オットが難色を示しているので、とりあえず、このブログでの胎名を「キリク」と呼ぶことにしようと思います。
そわかんぼともども、成長をお見守り下さいね