相場博士(ファンドマネージャーのテクニカル分析)

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ユーロ・円テクニカル分析(5月25日)

2012-05-26 18:56:38 | ユーロ・円テクニカル分析
ユーロ・円テクニカル分析

EUR/JPY(5月25日東京市場終値100.20(+0.63))、25日NY市場終値99.75(-0.01)

ユーロ円相場は、115円を上に突破したことで中長期上値目標値121~122円レベルに対して、2011年4月8日には終値で122.85まで上昇したが、14日には逆に売りシグナルに転換。ドル円の下落、ユーロドルの下落のダブルパンチでユーロ円は更なる下値拡大のリスク。116.50を割り込み、115円も割り込むと中長期的な下値リスクが増大とコメントしたが、第四下値目標値113.80に対して、5月16日にはザラ場で113.42まで下落。10月4日には100.89まで下落したが、ユーロドルの一旦の下値達成感からユーロ円も5日から反発。日銀の円売り介入によるドル円の上昇から、ユーロ円も10月31日に終値で110.68まで上昇。しかし、11月25日は102.94に下落。12月5日に104.86まで戻したが、その後は軟化。12月9日に103.30で引け、103.80を下回り、売りシグナル。12月19日は101.37まで下落したが、3連騰で12月22日は102.05まで回復した。しかし、下方のメヤードムーブの可能性が高く、101.37を下回ると、10月4日の100.89、そして100.40や99.00を試すリスクを指摘した。29日に100.49で引け、売りシグナル。30日は海外で99円台に下落。1月6日は終値で98.59まで下落。その後も下落基調を継続し、12日は終値で97.80に下落。13日は98.63に反発したが、16日は97.26に下落。20日に100.12に反発後、23日に99.38に反落したが、26日の101.61まで3日続伸。2月1日に99.42に反落後、10日には102.98に上昇。その後14日の102.56、15日の103.30、16日の102.38と上値、下値とも広がるメガホン形状を形成。17日は103.92で引け、ユーロ買いシグナル。7連騰で27日には109.16まで上昇。3月1日に107.95に下落後、2日は108.39に反発。ドル円の上昇もユーロドルの下落でユーロ円は正念場で107.95を下回ると一旦押しを入れる可能性を指摘したが、7日に106.10まで下落。8日以降は反発基調となり、13日に108.46で引け、買いシグナル。21日に110.86まで上昇したが、110円台は上値が重いと予測したように、26日は109.50に3日続落。28日に110.59に反発したが、30日の109.72まで続落。4月2日に110.78に反発したが、3日に109.48で引け、売りシグナル。11日に105.62に下落。13日の106.57まで反発を入れたが、16日は104.83に下落。しかし、17日から上昇に転じ、18日に106.63で引け、買いシグナル。26日は107.53に上昇したが、27日は106.45で引け、売りシグナル。5月11日は103.15に下落。18日は100.48に下落。22日に101.84に反発後、24日は99.57に下落。25日は100.20に反発したが、下値を試すバイアスの継続を予測。

MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:25.07、BB:106.74と98.83

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:5月22日東京市場終値101.84を上回り、101.90以上で引けると→上値目標値:102.70、103.00
下値:5月24日東京市場終値99.57を下回り、99.49以下で引けると→:下値目標値:98.60 中長期下値目標値:88.00