相場博士(ファンドマネージャーのテクニカル分析)

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ユーロ・円テクニカル分析(7月13日)

2012-07-14 23:00:55 | ユーロ・円テクニカル分析
ユーロ・円テクニカル分析

EUR/JPY(7月13日東京市場終値96.74(-0.05))、13日NY市場終値96.98(+0.18)

ユーロ円相場は、中長期上値目標値121~122円レベルに対して、2011年4月8日には終値で122.85まで上昇したが、14日には逆に売りシグナルに転換。ドル円の下落、ユーロドルの下落のダブルパンチでユーロ円の下値拡大のリスクが台頭。116.50を割り込み、115円も割り込むと中長期的な下値リスクが増大とコメントしたが、第四下値目標値113.80に対して、5月16日にはザラ場で113.42まで下落。10月4日には100.89まで下落したが、ユーロドルの一旦の下値達成感からユーロ円も5日から反発。日銀の円売り介入によるドル円の上昇から、ユーロ円も10月31日に終値で110.68まで上昇。しかし、その後は軟化。下方のメジャード・ムーブの可能性が高く、101.37を下回ると、10月4日の100.89、そして100.40や99.00を試すリスクを指摘した。2011年1月16日は97.26に下落。その後は反発基調となり、3月21日に110.86まで上昇した。110円台は上値が重いと予測したように、4月3日に109.48で引け、売りシグナル。4月16日に104.83に下落。4月26日に107.53に反発したが、27日は106.45で引け、売りシグナル。6月4日の96.84まで下落後6月22日に100.73に反発。その後、ドル円とユーロドルの下落が重なり、ユーロ円は28日に98.94に下落したが、7月2日は100.63に反発。しかし、3日以降軟化に転じ、9日に97.92で引け、ユーロ売りシグナル。13日には96.74と9日続落。ユーロ円の下値を試す展開と予測する。

MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:36.74、BB:101.99と96.51

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:7月2日東京市場終値100.63を上回り、100.70以上で引けると→上値目標値:101.50、101.80 中長期上値目標値:103.30
下値:7月9日に97.92で引け、6月28日東京市場終値98.94を下回り、売りシグナル→:下値目標値:98.00、97.70、96.50、95.60 中長期下値目標値:88.00