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自分本位

2006-01-29 02:00:42 | Weblog
議員年金は改まることがなさそうです。

議員年金が国民から強い批判を受けていることは承知していただけていると思います。簡単に言うと通常の年金よりも多額の年金を受け、しかも国庫負担率も高いという一般人から見ればおかしすぎる制度です。

この議員年金の風当たりの強さを受けて、これを改正しようという動きがあります。そしてこの改正案が来月にも可決される見通しだそうです。

しかし実態を見るとまったくといっていいほど正されていません。はっきりいって形を変えて誤魔化そうとしているような内容です。

その細かい内容にはここでは触れませんが、これはいったいどういうことなんでしょうかね。しかも議員年金廃止後は退職金をもらえるようにという動きがあるようです。

退職金もかなりの割合を税金でまかなうことになるでしょう。官僚の退職金の高さを考えると、国会議員の退職金が相当長くだろうことは想像に難くありません。

なんのために議員の年金の改正が進められたのか。そもそもなぜ議員年金の風当たりが強いのか。その辺りのことがまったくわかっていないとしか思えない愚かしさです。

結局のところ自分たちに不利益と思えるようなことは適当にお茶を濁して誤魔化そうとするのでしょう。こういった行為が政治家という存在の信用を失墜させているのだとなぜわからんのでしょうか。っていうかわかってやってるようなきもしますが。

何でこんな自分本位な考え方をする輩が国政を握っているのでしょうか。自分たちの立場というものを理解する脳みそをもってないんでしょうか。こういった奴らは国家を、ひいては私たちの生活を蝕む害虫でしかないと感じます。