移日々之事物

気になったこととかに関する戯言とか

アメリカからも言われました

2006-01-02 00:56:19 | Weblog
靖国問題は日米間にも影響してきています。

アメリカとの直接的な関係悪化に繋がっているわけではありません。アメリカ側が日中関係の悪化の影響で米中間にも影響が出そうだという懸念から、大統領が首相に外交の見直しを促してきたということです。

でもアメリカにもアメリカなりの理由があるのはわかりますが、あまり口出ししてほしくない気もしますね。靖国問題は過去の事件に根ざしていて、対話を持って双方の合意に基づく結論にいたらなければならないのに、部外者であるアメリカが口を出すのはどうかと思います。

それに日本の側では対話の意思はあるのに、それを拒否しているのは中国の側でしょう。向こうの強硬な態度に時には歩み寄ろうとする姿勢も必要でしょうが、それも過ぎるとなめられるだけです。

靖国参拝が正しいとまでは言いませんが、ここでそれを取りやめることは中国の圧力に日本が屈したという表明にほかなりません。日本としてはアメリカの圧力に屈することなく、あくまで対話の門戸を開いた状態で折れることない外交姿勢であってほしいものです。