移日々之事物

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思い切りましたね

2006-01-11 02:04:50 | Weblog
韓国の北朝鮮拉致被害者が思い切ったことをしました。

北朝鮮に拉致された勧告の被害者が北朝鮮を訴えるという行動に出ました。強気を超えた思い切りの良さだと思いました。

北朝鮮の拉致被害は日本も受けていますし、拉致被害者が行動をしているのも周知の事実ですが、ここまでの行動は早々取れないでしょう。もっとも取ったとして日本政府が受理するかはまた別問題でしょうが。

過激な行動とすら取れるかもしれませんが、これくらいに行動力をもってくれると感心すらしてしまいます。別に日本の拉致被害者の会を馬鹿にするわけじゃありませんが、こんなことができる行動力は日本にはないかもしれないと思ってしまいます。

政府に対応を訴えるだけでなく、自分たち自身の手で何かをしようという強い意志を感じさせてくれます。この意思と行動力があればたとえ請求どおりに行かなくても何らかの成果を得られるのではないかと思います。

国家間の問題に関わってくることですから、この決断は感嘆に下せるものではないでしょうが、日本の拉致被害者の会も政府に何とかしろというばかりではなく行動を起こさなければ状況は動かないのかもしれません。

先に言ったように国家間の問題ですから状況は早々動きません。ましてや長いこと国交がなかった国を相手取ってのことですからなおさらでしょう。

いまだ安否が不明な拉致被害者もいますが、彼らも人間ですから時がたてば立つほど悪い方向の可能性は増してしまいます。あまり言うべきことではないと思いますが。

早期の解決を望むのなら政府に頼むのではなく、自分たちで積極的に行動することが必要なのかもしれません。この訴え自体はそういったいまだ不明な人向けではなく、自分たちが受けた行為に対するものですから多少方向が違うのでしょうがね。