移日々之事物

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違憲かどうか

2005-10-01 01:33:05 | Weblog
え~本日のお題は靖国問題です。

大阪高裁で違憲の判決が出ました。靖国参拝は憲法にて禁止されている宗教活動に当たるとの事です。

首相という立場の人が特定宗教に傾くような行為をとること、それは政教分離に違反するということでしょうかね。首相が私人として参拝しているといっている主張が正当化できないことになります。

まぁ確かに公約で言ってたりするあたり完全に政治家としての小泉氏が参拝した、という側面は否定できないでしょう。公用車を使ったりもしているらしいですからね。

けれども必ずしもそういっていいものかどうかは難しいです。政教分離といってもはっきりとした線引きがあるわけでもないので、曖昧さはついて回ります。今回のはどうでしょうか。

首相が私人として行動するのは難しいと思います。その立場上外出時にも護衛やら秘書やらがついて回るでしょうし、護衛の都合上公用車を使う必要性があるかもしれません。そう考えるとそこら当たりは仕方のないところともとれ、仕事ととっていいものか。

献花に内閣総理大臣と書いていたのが問題の一つのようですが、社会的に立場ある人がそれをつけるのは慣例でしょうからその点も考慮の余地がありそうです。もっとも首相なのだから政教分離の観点から慣例であっても・・・という意見もありそうですが。

公約で述べてたこととかは問題になるでしょうけど、この判決はどうかと思っています。極端な例を挙げると、親類がどこかに葬られてその神社なり寺なりに役職を明示して多額の金銭を寄付したら、親類に対する気持ちであっても違憲といわれてしまいそうです。役職を明示して寄付するなんて事があるかどうか知りませんが。

個人的には靖国参拝も現状政治カードの一つになってるので、それを簡単にきるのはどうかと考えています。ゆえにどうしても靖国参拝に賛成の立場になっていることはご了承を。









政教分離を言うなら首相の前にいうべきところがある気がするというのは禁句ですか?