空色のたね

小さなひと言や出来事をここに種まきしようと思う。
いつか誰かの心の中で花が咲き、大きな木に育つかもしれない。

はるさんがきた

2010-04-14 | 読み聞かせ
はるさんがきた
  作者  越智のりこ

ほとんど雪が降らないところに住んでいる子どもたちには、
雪が積もることや溶けることは、想像が出来ないのかもしれない。

雪たちが、誰も見たことのない春を
「はるさんが来た?」
「まだだよ」
と、上から下へ、下から上へ伝え合うところがおもしろい。

上から来るものだとばかり思っていた「はるさん」は、
なんと、下から来た。

国語で学習中の「ふきのとう」では、春風が吹いてお日様の光で雪が溶けて、春が来る。
だから、この本のお話で「あれ?そうなの?」
「ああ、そういうことか。」と考えることが出来たのではないかな。

「雪はしゃべらないし・・・」
人間と同じように言葉はないかもしれないけど、
 何か伝え合っているものがあると思うよ。

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