空色のたね

小さなひと言や出来事をここに種まきしようと思う。
いつか誰かの心の中で花が咲き、大きな木に育つかもしれない。

歯がぬけた

2010-02-15 | 読み聞かせ
2月15日 歯がぬけた
  作者 中川ひろたか

「先生歯がぬけた~
「良かったね。持って帰りなさい。」
低学年の教室では、よくある会話。

組も、歯抜けさんがいっぱい。

子どもの頃、歯がぬけたら、下の歯なら屋根の上へ
上の歯なら縁の下へ投げていたっけ

今の子たちの家は、縁の下がなかったり、屋根がなかったりするのも
珍しいことではない。

この本、絵がとってもおもしろい。
口の中から見える世界が描いてあったりする。

主人公は、ぬけた歯のところに、コーンを入れてみる。
「ぼくもやった鏡で見た~
「もっと大きいのも入るよ

歯を閉じたまま、ストローでジュースを飲む。
「やったことある~
歯をカチカチさせて、絵本と同じポーズ

今がちょうど歯の抜け替わりの時期の子どもたちには
ものすごく身近な話だったようだネ。

絵本の男の子のように、コレクションにしている子も
かなりいるみたい。
年寄りになったら、その歯で入れ歯を作る計画なんて
実現しそうでおもしろいね。

外国では、ぬけた歯がコインに変わったり、
とんでもないところに投げたり・・・・・

この本を選んでいたとき、一緒におもしろい本をみつけた。

「はがぬけたらどうするの?せかいのこどもたちのはなし」という

ぬけた歯の行方は、国によってぜんぜん違う。

どこの国でも、子どもたちの歯は、ぬけるんだから・・・

読み聞かせは無理だと思って借りてこなかったんだけど、
おもしろくて、全部読んできた。
借りてこればよかったなぁ。






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