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23.『ヒトラー ~最後の12日間~』みちゃった!(^^)!

2006年01月21日 21時10分53秒 | 映画

以前、既にUPした『ヒトラー~最後の12日間』を
DVDで鑑賞しました。
レンタルを狙ってみたものの・・・・悉くレンタル中ーΣ( ̄□ ̄)!! 
仕方ないので、友人の家の近くのTSUTAYAさんでレンタルっっ!
・・・やっとこ、鑑賞デス♪>だって、見たかったんだもの~(叫)


2005年日本公開(2004年製作) ドイツ/イタリア 本編115分 
監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル
(『es[エス]』)
原題:“Der Untergang”
脚本:ベルント・アイヒンガー
(『バイオハザードⅡアポカリプス』他)
原作:ヨハム・フェスト「ヒトラー 最後の12日間」
   トラウドゥル・ユンゲ「最期の時間まで」
音楽:ステファン・ツァハリアス
出演
アドルフ・ヒトラー:ブルーノ・ガンツ
(『ノスフェラトゥ』『ベルリン・天使の詩』
 『プラハ』『ベニスで恋して』他)
トラウドゥル・ユンゲ:アレクサンドラ・マリア・ララ
(『ドクトル・ジバゴ』他)
エヴァ・ブラウン:ユリアーネ・ケーラー
ヘルマン・フェーゲライン:トーマス・クレッチマン
アルベルト・シュベーア:ハイノ・フェルヒ
E・G・シェンク:クリスチャン・ベルクル
ヨーゼフ・ゲッペルス:ウルリッヒ・マテス
マグダ・ゲッペルス:コリンナ・ハルフォーフ

ーあらすじー
1945年4月20日。
ソ連軍の砲火が押し寄せるベルリン。
ヒトラーとその側近たちは、総統官邸の地下要塞に避難していた。
もはや敗戦を疑う者はいなかったが、正常な判断力を失ったヒトラーは、
わずかに残った軍勢に戦況の挽回を命じ、
惨状をさらに悪化させてゆく。
そんなある日、総統付き秘書のユンゲは、
ヒトラーから遺書の口述筆記を依頼される―。


『ヒトラー~最後の12日間~』公式サイト


『ヒトラー~最後の12日間~』公式BLOG


308.NEWロードショー『ヒトラー~最後の12日間~』BLOG


これより先ネタバレあります
これから鑑賞予定の方、
お気をつけ下さい。
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既に公開されたとき、記事をUPしておりますので
今回はその時とは違う(殆ど独り言といえます~^^;)
記事をUPです。

世界中で最も悪名高い独裁者ヒトラー。
この作品では、それだけではない
ヒトラーの“弱さ”
“子供っぽさ”さえ感じられる奔放さ
意外にも普通だった普段のヒトラーの姿
が描かれています。
一番特筆すべきは、やはり彼の周囲との温度差。
戦争が終わりに近づき、彼の取り巻き上層部の中では
「降伏すべきだ」という意見も多々聞かれるようになっても
ヒトラーは、既に戦闘能力が無い部隊を引き合いに出し
部下達に「これからでも、優位に立てる」とねじ伏せる所など
哀れなほど・・・。
それと同時に、彼が最後まで“帝国統治”に拘った様子は
頑固オヤジっぷりとその対極にある、子供っぽささえ
伺えます。

作品のスタートの時点で既に、ヒトラーの様子は少々オカシク
なっていますね。
(左手は常にプルプルと震えていた!)
口では強気なことを言っていても、最後の切り札となる毒薬の説明を
トクトクと話す・・・という矛盾。
最後にはその毒薬を、周囲の者たちにも分け与え
“最後の時が来たら、自決を選べ”と命令までしていたところは
流石に独裁者でしたが。

事実に基づいた作品だと思いながら鑑賞したら
なんともいえない後味が残りました。

鑑賞前から、何かの本で読んで知っていたことですが
彼の周囲の者達の“最後”のシーンはショッキングです。特に、
子供たちや妻と最後の晩餐を始めようとするその時
両手に持った手榴弾で一家心中を図る男性。
“ナチスの世界以外での生活など考えられない”と言う理由で
寝ている子供、一人一人に毒薬を飲ませ殺害し
自分は夫の手で頭を撃ち抜いて死んで行く女性。

今の世界では信じられないことが当たり前の様に
行われていた、と思いきや
自決する際の人々には各々、何某かの“思い”が
宿っており、信じるものの為(ヒトラーやナチという社会)
諦め、敵軍への最後の抵抗の為 
などなどの激しさが滲み出ていました。
そんな死に際に拘った彼らの場面は、前半の淡々と進む
物語とは別のもののようです。

そこまでして彼らが最後まで押し通したモノが
正解だったとはとても言い切れないけれど
あの時代、あの環境ではそれが当たり前だと思わされても
仕方が無かったのかもしれない・・・と、思わずにはいられない
作品でしたが、しかし
ラスト 作者であり語りべとして物語に
出てくる、ヒトラーの元秘書ユンゲが言い残した言葉が
鑑賞し終わった後になって心に刺さります。

「若さゆえ と、済ませてはならないということを
 私は、随分後になって知った」

ヒトラーの考え、当時の社会観念を決して擁護してはならない
(作品は、今までのヒトラーとは違う彼を表現していたとしても)
という結論に行き着きます。

映画館で鑑賞できなくてザンネンですが、是非
観てみたい作品でした。
見応えのある作品なので、これからご覧になる方は
時間を取っての鑑賞をオススメします。

今夜も、まとまりの無い記事になってしまいました。^^;
最後までお付き合いありがとう御座いました♪


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お久しぶりです。^^ (ルーピーQ)
2006-01-29 15:06:40
soratukiさん、こんにちは♪

遅ればせながら「ヒトラー」観賞しました。

ヒトラーの周囲、特に子供を殺してしまう夫人は特にショッキングでした。

観ていて辛い部分もあったんですが、最後まで観て良かったです。

TBさせていただきますね。^^

返信する
ようこそぉ~~~ヽ(^o^)丿♪ (soratuki)
2006-01-30 19:17:08
>ルーピーQさま♪

コメント&トラバありがとうございます!(^^)!

ヒトラーってヒトは歴史の時間に習った程度しか知らないけれど

ヒトラーにまつわる噂話(っていうのでしょうか?)は

色々な番組で耳にします。彼の周囲の者達の最後も

以前何かの特集番組で見て知ってはいたんですが…しかし

ショッキングでしたね>子供たちに一人一人カプセルを口に含ませるシーン

難しい作品なのかな?と思ったけれどそうでもなくてすんなりと作品に夢中になれました。

今回はレンタルだったんですが、是非、購入したい作品です。

こちらからも後ほどTRBさせていただきま~すヽ(^o^)丿

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