徒然なるままに・・・?

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187.『ミス・マープル 8』~牧師館の殺人~みた!(^^)!

2006年06月16日 21時13分57秒 | 拝啓、名探偵さま。

今回のリリースラストとなるVol.8.
今回の事件は、マープルさんの大好きな“噂”がキーワード♪
彼女だからこそ、この事件は解決できた!といっても
過言ではない。(断言!)
これでまた、暫くマープルさんとお別れかと思うとー
次回のリリースがすでに待ち遠しいですネ。


1986年 イギリス 本編188分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:THE MURDER AT THE VICARAGE)
演出:ジュリアン・エイミス
脚本:T・R・ボーエン
出演(声の出演)
ジェーン・マープル(山岡久乃):
  ジョアン・ヒクソン 他

-あらすじ-
閑静な小村セント・メアリ・ミード村で殺人事件が発生。
しかも場所はこともあろうに牧師館の書斎。
頑固な村の退役大佐が、射殺死体で発見されたのだ。
やがて犯人と目される画家が自首したことから、事件は簡単に解決すると思われたが…
せんさく好きの老嬢ミス・マープルが深い洞察力で真相に迫る長篇初登場作。
(Amazon.com 解説より)

スカパー!ミステリーCH「ミス・マープル」公式ページ


コレより独り言(ネタバレ含む)です。
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今晩の事件はズバリ!“噂”がキーです。

小さくて、事件とは無関係の田舎の村
セント・メアリー・ミード。
ご存知、主人公マープルさんの住んでいる村ですが
今回は、(も?)この村が事件の舞台。
このシリーズで度々出てくる、マープルさんが
「ウチの村の○○さんにソックリ!」という場面が有名ですが
この彼女独特の事件の捜査方法の一つで出てくる“○○さん”が
今回、イッパイ出てきているようです。

村での彼女の位置づけは、皆から親しまれている
村を知り尽くした気の良いおばあちゃん。
だからこそ、彼ら(彼女達)は安心してマープルに
噂や時には悩みさえ打ち明けます。
今回の事件は、そんな田舎の平和な村をパニックに落としいれ
疑心暗鬼にさせ、噂が渦を巻くという状況に落としいれてしまいます。
その中で、“嘘”と“真”を見分けられるのはマープルさんだけ!
だからこそ彼女はそれほど動かずに、難なく“噂”を元手に事件の真相へと
近づいて行くわけですね。

ところで、ミスマープルとスラック警部とのやり取りは、やっぱり面白い!
スラック警部とマープルの初顔合わせは「書斎の死体」の回。
それからというもの、事件が起こるたんびに
現れる世話好きなマープルを煙たがるスラック警部。
ミスマープルがいつも、自分より先に現場に来ていることや・・・
村の噂話を駆使し、その“無害そうな”様子を武器に
警察では入手困難な情報を手に入れ、あっという間に事件の真相に
近付くこと・・・これらが、マープルを煙たがる理由。
今回の物語中では、お互いを牽制しつつこんなやり取りを繰り広げる2人。( ̄ー ̄)ニヤリ
「あなたの“ご助言”を役に立たせるコツは
 ゴシップを聞き分ける耳と、的確な推理をを働かすのが肝心だ」
「これまでに言われた事が無い素敵なお世辞を聞かせていただいたわ」
よーく考えたら、めちゃめちゃきわどいイヤミなんですよね・・・(笑)
しかし、どうやら、スラック警部もミス・マープルの存在に
一目置くようになったらしく、今回は“相談”まで持ちかけていました。

【今夜のツボ】
・ミスマープル、遂にスラック警部の“相談役”に昇格(か?)
・スラック警部の乗っている公務用の車は新車らしい。
・スラック警部はじめ、警察のみなさんも今回は、マープルの助言どおり
 “噂”を捜査に取り入れてみる。
・マープルさんは“おめでた”をパッと見だけで分かってしまう>流石ですっ!

今夜は、小さい村の中だけで起こった事件。
自殺か?他殺か?それさえも微妙で、“噂”なくては
解決ができなかった事件です。
ミス・マープルのシリーズの中でも、立て込んだストーリー展開で
私はシリーズ中お気に入りの一つです。

今夜のVol.8で一段落♪
Vol.9がリリースされたらまたUPしたいと思います。

最後までお付き合い ありがとうございましたヽ(^o^)丿



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186.『ミス・マープル 7』~ポケットにライ麦を~みた!(^^)!

2006年06月15日 21時04分03秒 | 拝啓、名探偵さま。

今夜の作品は、アガサ・クリスティーお得意の
“マザーグース”になぞらえた事件。
「歌おう 6ペンスの唄 ポケットにライ麦を
 24羽の黒ツグミ パイの中へと焼きました
 パイを切ると小鳥たちのコーラス
 何て素敵な王様の食事」
昔ながらの数え歌という小道具は、
“期待感”と因縁臭い“言い伝え”を武器に
見ているこちら側を惑わす効果は抜群です。


1986年 イギリス 本編200分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:A POCKETFUL OF RYE)
演出:ガイ・スレイター ノーマン・ストーン
脚本:ジョージ・ガラッシオ
出演(声の出演)
ジェーン・マープル(山岡久乃):
  ジョアン・ヒクソン 他

-あらすじ-
投資信託会社社長の毒殺事件を皮切りに
フォテスキュー家で起こった三つの殺人事件。
その中に、ミス・マープルが仕込んだ若いメイドが、
洗濯バサミで鼻を挟まれた絞殺死体として発見された事件があった。
義憤に駆られたマープルは、犯人に鉄槌を下すべく屋敷に乗りこんだ。
マザー・グースに材を取った中期の傑作。
(Amazon.com 解説より)


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コレより独り言(ネタバレ含む)です。
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今夜のエピソードは、マザーグースになぞらえて連続殺人事件が
起きていきます。
はじめの方で、マープルさんはすでに登場していますが
本格的な活躍は、マープルさんが躾をし、ハウスキーパーとして
送り出したグラディスが亡くなってからです。
グラディスが亡くなる前からマープルは“マザーグースと事件の関係”に
気がついているところなど、流石ですが・・・
いつも、彼女が何を切欠にして“ほんの些細な事柄と事件を関連付けて”いるのか?
というのが、事件そのものよりも謎です。
(因みに今回は、“つぐみ”が気になったらしい・・・)

【今夜のツボ】
・セントメアリーミード村では、マープルさんを知らない人はいない(らしい)。
・昨晩UPした『書斎の死体』のドリーさん、再び(名前だけで)登場!
・ミス・マープルのセカンドビジネスは“メイド養成”の先生。

最初、(腰は低いけれど)適当にあしらっていた担当刑事達ですが
途中ミスマープルからもらった“マザーグース”の一節が書かれたメモとか
つぐみにかんする情報とかを聞くうちに「この婦人はータダ者ではないっ!?」と
気がつき、態度が変わります。
このあたりの担当警察官の変わり身は、ミス・マープルの見どころの一つといえます。
イギリス中(いえ、ヨーロッパ中)に知れ渡っているポアロ氏との面白さの違いは
ここにありますね。
“皆が知ってて当たり前~ 私は名探偵!”と堂々と捜査にあたるポアロ。
“おせっかいだとお思いにならないでくださいね”が口癖で
無害で腰が低い、普通のおばあちゃんの様に見えるマープルさん。
(ただし、マープルの場合、たまーに 一部マニアックな噂が流れているらしい)
同じ作者の同じ探偵もの・・・・事件そのものより、それを取り巻く状況は
大きな違いが有り、各々の面白さが楽しめます。
一作品一作品の原作を片っ端から読んでみたくなってくるドラマです。( ̄ー ̄)ニヤリ

今夜も『ミス・マープル』をUPしました。
明晩のVol.8で今回の第2弾リリース分はラストとなります。
また、リリースされたら順次UPして行こうと思います。
もう一晩、お付き合いヨロシクおねがい致します。


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185.『ミス・マープル 6』~書斎の死体~みた!(^^)!

2006年06月14日 21時59分48秒 | 拝啓、名探偵さま。

昨晩は、急遽! gooBLOGスタッフさまからの
お題をUPとなりましたが・・・(^~^;)
なんとか、今夜は間に合ったようです>記事
今夜の『書斎の死体』、実は私がこのドラマシリーズを
初めて観たのがこのエピソードでした。
なので、とても印象に残っています。


1984年 イギリス 本編200分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:The Body In The Library)
演出:シルビオ・ナリッツァーノ
脚本:T・R・ボーエン
出演(声の出演)
ジェーン・マープル(山岡久乃):
  ジョアン・ヒクソン 他

-あらすじ-
1940年代、イギリスのとある村にあるゴシントン・ホールの書斎で、
ホテル従業員の少女の銃殺死体が発見された。
そこに居合わせた探偵ミス・マープルが捜査に乗り出す。
(Amazon.com 解説より)

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コレより独り言(ネタバレ含む)です。
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冒頭にも書きましたが、このシリーズ初の鑑賞エピソードが
今夜の『書斎の死体』でした。
初めて観たときは、それほどキョーレツなキャラにみえなかった
ミス・マープルですが~ 回を重ねる毎に段々と彼女の
スゴさ(笑)が理解できるようになりました。

今回の物語の舞台は、マープルの住んでいる
セント・メアリーミードのすぐ近く。
物語が始まってすぐのあたりでは、彼女の自宅や
彼女の住む村の様子が出て参ります。
(意外と少ないんですよね~>彼女の生活感漂うシーン)

そんな、村中が“知り合い”と言えなくも無い(笑)マープルさん。
今回は、事件の現場となった大邸宅の奥様からのお誘いで
登場!!です。
この“奥様”=ドリー夫人 ですが、この先
チョコチョコと物語の中で登場します。
時に、旅行先で・・・ はたまた ある時は話題の中で・・・。
彼女の事件の最中にキーであり時には相棒となる
“友人その1”のドリーとヘンリー卿(“友人その2”)
がいっぺんに登場♪です。
「ポアロ」ならばヘイスティングス大尉
「ホームズ」ならばワトソン
名探偵には必ずと言って良いほどに、“相棒”があるもの。
「ミス・マープル」はその時々で、相棒となるキャラが変化します。
それもまた、他のドラマシリーズと違う面白さといえますね。

【今夜のツボ】
・ミス・マープルは警察本部長ともお友達(旧友)らしい。
・スラック警部とマープル、初顔合わせ!?
・スラック警部、子供にあしらわれる(!?)
・イギリスの“業界”では、マープルは
 “犯罪者の深層心理と観察眼の持ち主”でエキスパートだといわれているらしい。
・犯罪の真相究明のためならば、心を許す友人を
 けなす強さも持ち合わせているマープル。^^;

事件の真相はビックリ!というほどではないモノの~
いつもの数倍増しで、マープルさんがハリキッています。
若い女性が二人も亡くなり、友人夫婦のこれからの為に
あまり外泊が好きではない彼女は、情報収集と
精神的集中と、被害者の周囲を嗅ぎまわる為に
町のホテルに泊まったり
警察の捜査本部まで押しかけて、失踪している女性の
事をしつこく提言したり
粘り強さと(マープルさんにしては)フットワーク軽め~♪な
貴重な彼女を目の当たりにできるエピソードでした!(^^)!

DVD1巻につき、大体平均して第2章で分かれていて
本編は2時間少々なのですが、この巻は第3章で
本編200分! マープルシリーズにしては長めですが
でも、見ていて飽きません。

今夜は、ミス・マープルが動く動く!(笑)
そして長編の中でも特に長めの『書斎の死体』をUPしました。
明晩も『ミス・マープル』です。
お付き合いヨロシクおねがい致します(^_^)/~


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183.『ミス・マープル 5』~カリブ海の秘密~みた!(^^)!

2006年06月12日 21時03分27秒 | 拝啓、名探偵さま。

今夜からまた暫く『ミス・マープル』です。
お付き合い、ヨロシクおねがい致しますm(__)m

今夜の作品は、このシリーズの中ではわりと
新しい作品。
ミスマープルは、リゾートに行っても
編み物と推理を忘れることができない性分らしい・・・。
今回は南の島が事件の舞台となっています。


1989年 イギリス 本編200分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:A CARIBBEN MYSTERY)
演出:クリストファー・プティ
脚本:T・R・ボーエン
出演(声の出演)
ジェーン・マープル(山岡久乃):
  ジョアン・ヒクソン 他

-あらすじ-
ミス・マープルが滞在していたカリブの島のホテルで、
パルグレイブ少佐が死んだ。
自然死として片付けられたのだが、マープルは
事件の匂いを嗅ぎ取り、捜査を開始する。
(Amazon.com 解説より)


スカパー!ミステリーCH「ミス・マープル」公式ページ


コレより独り言(ネタバレ含む)です。
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今回の『カリブ海の秘密』は以前記事をUPしました
『復讐の女神』へと続くかたちとなっています。

今夜の事件は、南の島!
青い海と空、白い雲と砂浜・・・・
色とりどりの南国の花や蝶。
そこで長袖&日傘の完全防備なミスマープルは
いつもの如く、“編み物&事件推理”(と村の噂話~)
マープル婦人にはあまり、似つかわしくない場所のようですね。
しかし、持病の気管支炎に苦しむ彼女を
リゾートへむかわせたのは、(こちらもいつもの如く)
甥っ子のレイモンド氏。
とはいえ~せっかくの休暇静養にもかかわらず
彼女は南国特有のカンカン照りの中、噂話と推理に勤しみます。

いつもミスマープルの琴線に触れさせるかのように起る事件。
きっと、彼女がその場に居なければ“迷宮入り”していたものは多々あったと思います。
これが本業ではないマープルですが、仕事では出せない
良い意味での“いい加減さ”のお陰で、肩の力を抜いて推理ができるからこそ
毎回、見ているこちら側は安心できるんですよね♪

【今夜のツボ】
・ミス・マープルの持病の一つに“気管支炎”。
そうとう、酷いんでしょうか?>マープル
甥っ子のレイモンド氏(「甥っ子からの旅のプレゼント」はお馴染みですね~)が
酷い気管支炎で苦しんでいたマープルにプレゼントしたのは、
彼女に似合わない(?)南の島リゾートでした。
レイモンドがプレゼントする旅ってー (; ̄ー ̄) いつも事件が起きます!
・ミス・マープル、リゾートでも編み物を忘れない。
暑い気候の南の島で、毛糸の編み物・・・・・
いくらなんでも~ と思ってたら、やはり冒頭
ある女性にツッコまれるミスマープル。^^;
そもそも、青い海とミスマープルという組み合わせも
ちぐはぐっぽい・・・。
・ミス・マープルのビックリ!な顔はキュート♪
マープルの上を行くラファイレ。
彼のちんちきな推理をきいた瞬間のマープルおばあちゃんは
顔中「?」マークだらけ(笑)
・ミス・マープルの噂は南の島の警察官の中にも知れ渡っていた!?
今回登場する、刑事(警官?)がミス・マープルの名前を耳にしたときの
あの喜びよう!! (彼はミス・マープルと仕事ができて、相当うれしいらしい)

今回も相変わらず、マープルは(ポアロと同じく)力技を出してくれていますね。
“殺人者”の顔が映っているという証拠の写真を見たいため
担当刑事に「私の甥っ子の写真が紛れ込んでしまったの」と嘘をぶっこいて(笑)
入手しようとするところなど、あの上品そうなお顔からは想像もできないっ(笑)!

今夜は久しぶりの『ミス・マープル』をUPしました。
今夜の『カリブ海の殺人』が後に(前後していますが(^~^;))
『復習の女神』へと繋がります。
なので、また『復讐の女神』を借りてきて見てみようか?と
思っていたり・・・。

最期に一言、主人公のヒロインがどうにもこうにも
グイネス・パルトローに見えて仕方なかった!・・・私デス。


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164.『ミス・マープル 4』~パディントン発4時50分~みた!(^^)!

2006年05月26日 21時04分07秒 | 拝啓、名探偵さま。
時々
今夜のミス・マープルは、彼女の地元の田舎の村
セント・メアリーミードでの事件です。
俄然、やる気満々なマープルさん♪
ムリヤリ(やっぱりか・・・ (; ̄ー ̄))状況を捜査しやすいように
揃えるわ・・・ スパイを現場に放つわ・・・・
最後の最後にはポアロ氏もビックリヽ(゜Д゜)丿?! な力業をつかうわ。
もうですねぇ~ 怖いものナッシング(笑)な彼女の独り舞台です。
(警察関係者の皆様も、彼女の推理をアテにし
 本気で相談しちゃうしネ・・・^^;)


1987年 イギリス 本編200分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:4:50 From Paddington)
演出:マーティン・フレンド
脚本:T・R・ボーエン ジョージ・ガラッシオ
出演(声の出演)
ジェーン・マープル(山岡久乃):
  ジョアン・ヒクソン 他

-あらすじ-
ロンドン発の列車の座席でふと目をさましたミセス・マギリカディは
窓から見えた風景に、あっと驚いた。
並んで走る別の列車の中で、いままさに背中を見せた男が
女を締め殺すところだったのだ…
鉄道当局も、警察も本気にはしなかったが、
好奇心旺盛なミス・マープルだけは別だった!
(Amazon.com 解説より抜粋)


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コレより独り言(ネタバレ含む)です。
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のっけから、ショッキングな場面で始まる今回の物語。
しかし、中身はと言うとー ミス・マープルのお膝元の
田舎の村の生活らしくのんびりと進んでいきます。

ところで、今回 ミス・マープル相変わらずの
活躍ぶり~♪。 しかし“死体のない事件”というコトで
事件にさえなっていない段階からどう、警察をムリヤリ出してくるか?という
問題が持ち上がり、彼女はすかさず(笑)“スパイ”を放ちます。
今回、ミス・マープルの“目となり耳となり手足となる”のは
ハウスキーパーのプロフェッショナルで頭が切れるルーシー。
ミス・マープルは、上手く現場で立ち回るルーシーを完全に信用して
安楽椅子探偵よろしく“彼女にしては”
大人しくしています。>外面はそうだけど実は~( ̄ー ̄)ニヤリ
行く先々で警察の数歩前を行き、影のように証拠や証言を掴み取ってくる
ミス・マープル・・・・恐るべしっ!

もう一つ!今回のエピソードでは、ミス・マープルシリーズでお馴染みの
人物が、出て参りますね。
『ポアロ』では、ジャップ警部♪ そして~
『ミス・マープル』では、スラック警部♪♪
しかも、そのスラック警部の更に上層部(日本で言うところの
“本庁”または“キャリア組”というポジションらしい)
のダッカム警部とミス・マープルは旧知の友(!?)のように親しい間柄!
ダッカム警部はミス・マープルのことをスラック警部に
「あの人には捜査の情報を克明に報告し彼女の判断を仰ぐ事。
 あの人は適切な判断を与えてくれる。」
と紹介します。
最初の内は、ミス・マープルを胡散臭そうに扱い、相手にしていなかった
スラック警部ですが、他のエピソード(この作品より後の物語)では
しっかりとミス・マープルを尊敬して行くようになります。
こうして、彼女は“動きやすく”するため(?)に
警察のみなさんを手中に収めて行くのです。

事件についてですが・・・
この作品が、いつもと違うトコロ それは、“死体の無い事件”で
スタートしたこと。
結局、ミス・マープルの思惑通りの場所にあったわけですが~
この設定ってミステリーでは良く目にするんですが、
流石っ クリスティー♪上手く繋げてあります。

初めてこの物語を鑑賞した時、ミス・マープルシリーズの中でも
非常に印象に残ったものの一つでした。

今夜も『ミス・マープル』をUPしました。
今現地点でレンタル鑑賞できる4作品を連続でBLOGしました。
これからぽつぽつとリリースされるこの作品・・・
またリリースされたら、記事をUPする予定です。

最後に一言~♪ ミス・マープルの自宅は思っていたより大きかった!!


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163.『ミス・マープル 3』~スリーピング・マーダー~みた!(^^)!

2006年05月25日 19時52分21秒 | 拝啓、名探偵さま。

今夜も『ミス・マープル』シリーズです。
お付き合いヨロシクおねがいいたしますm(__)m
解説にて“ミス・マープル最後の事件”なんて書いてますがー
しかし、DVDリリースされてやっとこ3巻目。
これから続々とリリースされる予定になっているこのシリーズ…
なので、DVDリリース順からすると“最後の事件”とは
言い切れない!?
『ポアロ 完全版』でもそうでしたが、DVDのリリースは
製作順又は発刊順となっておらず、作品同士でリンクしていたり
はたまた、「○○」(←作品名)の後日談(又は続編)という
パターンがよく見受けられるクリスティー作品は
頭の中で整理整頓するのが大変だったりします~ (; ̄ー ̄)
(Vol.1の「復讐の女神」然りっ!)


1987年 イギリス 本編200分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:Sleepig Murder)
演出:ジョン・デーヴィス
脚本:T・R・ボーエン ジョージ・ガラッシオ
出演(声の出演)
ジェーン・マープル(山岡久乃):
  ジョアン・ヒクソン 他

-あらすじ-
これこそ望んでいた家だわ!とグエンダは思った。
ディルマスで見つけた小さなヴィクトリア朝風の売家。
ニュージーランドから来たばかりの若妻は
その別荘をすでに隅から隅まで知っているような気がした。
そして、家の中の階段をおりかけたとき、いい知れぬ恐怖が体をかすめた。
家には幽霊が出るのでは、あるいは誰か亡くなった人がいるのでは?
部屋の戸棚の中から現われた古い壁紙を見て、彼女はさらに動揺した。
この古い壁紙の模様をなぜわたしは頭に想い描くことができたのか…。
回想の中の殺人を今に甦らせるミス・マーブル最後の事件。
(Amazon.com 解説より)


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コレより独り言(ネタバレ含む)です。
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今夜のミス・マープルの捜査、なんとな~く控えめ(笑)に
思うのは気のせい?

いつもならばガンガン相手に食い下がるところが、今回は
見受けられませんでした。
主人公である若い夫婦の捜査を助ける、と言う立場を崩さず
寧ろ最後まで「“眠った殺人事件”を掘り起こさない方が良い」と
説得していたりしましたし・・・。
悪を暴き、真実を追求しようとする彼女らしからぬしおらしさを
観る事ができるエピソードです。^^;
Vol.1ではある人物に、「復讐の女神」と表されたマープル。
「ポアロ」もそうでしたが、どんなに辛い結果に終わろうとも
最後までやりきる!というスタンスは変わらない筈なのにー
だからでしょうか?ちょっと物足りなささえ感じてしまいました。

事件はある若い夫婦が新天地イギリスの田舎町に引っ越すところから始まります。
イギリスに足を踏み入れるのは初めてのはずなのに、
なぜか懐かしささえ感じるヒロイン。
その上、一目ぼれで買った大邸宅・ヒルサイド荘は彼女の眠った記憶を
呼び起こそうとします。
部屋の壁紙・隠された台所のドア・塗り固められたベッドルームの納戸・
そして、玄関ホールの埋められた階段。
彼女は、精神的に参っていくのですが・・・ そこへ助け舟をだしたのが
我らがミス・マープルでした♪
20年前の継母失踪と実の父の過去。
ミス・マープルは自分の住んでいる村で起こった
“掘り起こさず、眠ったままにした方が良かった”ハプニングを
引き合いに出し、彼女達に“そっとしとくように”とアドバイスするも
血気盛んでコレ!と思ったらとことん追求したがる若夫婦は
耳を貸そうとせず、陰で立ち働くマープルに助けられつつ
真相を明るみにします。

ところで~、よく事件の捜査中 ミス・マープルが口にする
“甥っ子のレイモンド”君が今回登場します!!
ミス・マープルに旅をプレゼントするレイモンド。
その旅に行った先で、悉く事件に遭遇するミス・マープル。 (; ̄ー ̄)
(というか~彼女が、事件に首を突っ込むといった方が
 いいのかもしれませんね?)
すんごい確立ですよねー♪
ミス・パープルが事件に好かれているというより
レイモンド君が“(事件を)呼んでいる”のかっっ!?(笑)
どちらにしても、彼女の話の上でしか知らなかった
“甥っ子のレイモンド”を見れた貴重なエピソードでした。

【今夜のツボ】
・マープルの情報源は地元紙。
・マープルの交友関係は広い!
(いたる所に彼女の“友人”が居て、事件のたんびに一緒に
 現地滞在又は、事件捜査の中に話が出てくる。)
・その“友人”の中には、筆跡鑑定士もっ!
・ミス・マープルは“人を頭から信じない”!

今夜も『ミス・マープル』TVドラマシリーズより
『スリーピング・マーダー』をUPしました。
今現在レンタルリリースされているDVDはあと1話。
もう暫しのお付き合い、ヨロシクお願い致します♪


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162.『ミス・マープル 2』~バートラム・ホテルにて~みた!(^^)!

2006年05月24日 22時26分43秒 | 拝啓、名探偵さま。

今夜も『ミス・マープル』シリーズです。
マープルさんの住んでいるのはセント・メアリ・ミード村。
しかし殆どの場合、事件は彼女の住むのどかな田舎の村以外の
場所で起ります。
なので~、結局 “旅モノ”ということに・・・。
その殆どがイギリスの、田舎町で
事件を追いかける楽しみと、物語中に出てくる
田舎の暮らし風景(食事シーン含む)は
以前BLOGしていた『ポアロ』より、楽しめますね。
また、マイナス面としては パッと見 どの作品を見ても
同じに見えると言うことも・・・。(^~^;)
しかしながら、私にとってやっぱり癖になる魅力さのある
作品である事は間違いありません♪


1987年 イギリス 本編210分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:At Bertram's Hotel)
演出:メアリー・マクマレイ
脚本:T・R・ボーエン ジョージ・ガラッシオ
出演(声の出演)
ジェーン・マープル(山岡久乃):
  ジョアン・ヒクソン 他

-あらすじ-
大都会ロンドンの一画に、エドワード王朝時代そのままのたたずまいを保つ
バートラム・ホテル。だが、その平和で静穏なムードの裏でも、
事件の影はうごめいていたのだ。常連客の牧師が謎めいた失踪をとげ、
やがて霧の夜、恐るべき殺人事件が!
ホテルで休暇を過ごしていたミス・マープルが暴く、驚愕の真実とは。
(Amazon.com Book解説ページより)


スカパー!ミステリーCH「ミス・マープル」公式ページ


コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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「娘時代に一度きたのよ・・・」
今回の事件の舞台となる、ロンドンから離れた町にある
伝統のあるホテル・バートラムホテルに
ミス・マープルが到着した際、フロントの女性にそう告げます。
彼女にとって若き日の楽しい思い出の一つであるバートランド・ホテル。
そこで暗躍する強盗団 と 謎の女探検家の事件。
同時に2つの事件が進行します。

すべての謎が明らかとなり、悲しい結末を迎えたとき
ミス・マープルは、“懐かしい思い出との決別”
と“伝統的な芸術作品が壊される”
ことへの嘆きを唱えています。
ホテルに到着してすぐ、彼女はこのホテルの完璧さに
違和感を感じ、「時代は変わるものなのにね・・・」と
現地で偶然出合った旧友に話す場面があるのですが
既にこの時、ラストの“嘆き”に気がついていたようにさえ感じます。

Vol.1でも書きましたが、彼女の事件への“目の付け所”や“捜査方法”は
ちょっと変わっています。
今回も、ホテルのスタッフや事件のキーとなる若い娘、はては
現地警察官まで、得意のウワサ話やらオトボケスタイルで
自分の陣地に引き入れています。(笑)
今回は、彼女の在住しているセント・メアリ・ミード村の
若い保険営業マンを持ち出し、事件と比べながら
推理を働かせます。
村を良く知り尽くした上での経験を重ねた人物判断が
今回も、冴えています♪

もう一つ、このシリーズで注目すべき点としましては
(「ポアロ」の時もしかりっっ!)
食べ物の場面。
作品の早い段階で、旧友と2人でお茶を楽しむミス・マープル。
ご夫人2人は“シードケーキ”と“マフィン”について
話し、食べています。
また、このシリーズでは珍しいミス・マープルの朝食シーンも!
(彼女のパジャマ姿自体が珍しい・・・。)
以前、イギリスに数回行ったことがあり“イギリス式朝食”も
体験しましたがー 私には合わなかったんですよね~(+o+)
(朝食だけでなく、ほかの食べ物も私はイマイチでした…。)
でも、こうしてドラマや映画とかで見てたらとっても
美味しそう~~~~♪(笑)
映像マジック!です。F^^;
もう一つ! アガサクリスティーの作品では、多くのホテルが
名探偵の“捜査本部”として出て参ります。
アメリカでは、大きく近代的設備が取り入れられているホテルが
人気で、料金もヨーロッパのそれと比べると、リーズナブルですよね・・・。
一方、ヨーロッパでは、格式が有り(兎に角、古い^^;)また
昔ながらの方法での“おもてなし”を重視する傾向があるようです。
初めて滞在したイギリスのホテルでは、その古さに歴史と格式を感じ
同時に“狭さ”をおぼえましたがー(^~^;)
程よい(?)空間(ムダに広くない)が良いのでしょうか~?
ヨーロッパは「広さ・設備」という部分はあまり重視されていないのか
アメリカ式との違いをまざまざと見せ付けられました。

肝心の物語の方はと言うと、強盗事件の方は冒頭のミス・マープルの
観察する場面などから早い段階で分かってしまいそう・・・
もう片方の、母娘関係に拘わる事件(というのか?)は
ハプニング的なものだけれど、こっちのほうが
難問かもしれません。(どんでん返し付き♪ですしー( ̄ー ̄)ニヤリ)

今夜も『ミス・マープル』をBLOGしました。

このシリーズ、リリースはどうやら4巻ずつらしく只今
レンタルできるのはVol.4まで。
あと何巻リリースされるのか分かりませんが
その都度UPして行こうと思います。



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161.『ミス・マープル 1』~復讐の女神~みた!(^^)!

2006年05月23日 21時20分13秒 | 拝啓、名探偵さま。
時々
今夜からの“名探偵さま♪”カテゴリーは
先日までUPしていた、『名探偵 ポアロ』と同じ作者である
アガサ・クリスティーの代表作の一つ『ミス・マープル』です。
パッと見の彼女は田舎暮らしの優しいおばあさん。
しかし、イザっ事件が絡んでくると
ポアロと同じく名探偵!に変身!(^^)!
ウワサ好きで、ちょこまかと登場人物(関係者)の間を行き来する彼女
あの外見に皆が騙されて、ぺろっっと本音をぶちまけてしまう・・・。(^~^;)
田舎の気の良いウワサ好きなおばあちゃんと侮る無かれ!
頭が切れ、活動的(もしかしたら、ポアロよりよく“動きまわる”かも^^;)
そんな、彼女のお話です。


1986年 イギリス 本編210分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:NEMESIS)
演出:デヴィッド・タッカー
脚本:T・R・ボーエン ジョージ・ガラッシオ
出演(声の出演)
ジェーン・マープル(山岡久乃):
  ジョアン・ヒクソン 他

-あらすじ-
新聞の死亡記事を読んでいたミス・マープルは、かつて
事件の解決に協力してくれた富豪ラフィールの名を目にした。
1週間後、思いがけなくそのラフィールから遺言状が届いた。
彼女を<復讐の女神>と見込んである犯罪の調査をしてくれ
というのだが、肝心の事件には何も触れていない。
五里霧中のまま第2の指令どおり名園巡りの旅に出かけたマープルは
遂に悪の匂いをかぎつける
(ハヤカワ文庫表紙・裏より引用)


スカパー!ミステリーCH「ミス・マープル」公式ページ


コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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「カリブ海の秘密」(ハヤカワ・ミステリ文庫より刊行)の続編として
書かれた本作。
スタートしてすぐ、大富豪の独り言から物語は始まります。
「ミス・マープル」シリーズとしてのリリースではVol.1なのですが・・・
すでにこの時、ある事件でマープルと拘わったとする大富豪ラフィールが
彼女の竹を割った性格に惚れこみ、シビアな選択にも
冷静に対応できるマープルを“復讐の女神”と称し、彼女に
全てを託し事件がスタートします。

ここで、少々ミス・マープルについて書いておこうと思います。
ミス・マープル(ジェーン・マープル、Miss Jane Marple)は、
アガサ・クリスティ作の推理小説に登場する素人探偵。
ミス・マープルはロンドンから45マイルほど離れた
セント・メアリ・ミード村に住む独身の老婦人。
ヴィクトリア朝後期の生まれ。
編み物・刺繍、庭いじりを趣味とし、
生涯独身を貫くことを決意し、メイドと共に生活をしています。
作品中では年齢が出ていませんが60歳から70歳だと思われますね。
いつもは噂話が大好きな落ち着いた感じの老婦人ですが、
事件が起こると好奇心に導かれて首を突っ込む彼女。
(ちなみにセント・メアリ・ミード村は、
 作者アガサ・クリスティが作った架空の村です。>年の為^^;)
彼女の推理法は、自分の村の住人たちの観察から得た独自の判定と
長年の経験に裏付けられた洞察力によるもの。
(洞察力の凄さは、ポアロと対等に渡り合えると思いますネ)
事件の関係者たちを、自分の身近な人たちと比べることで、
推理を進て行くのはコミカルだけど、鋭い!!
また、この方法を用いる事により周囲の人々の緊張感をほぐし
本音や貴重な情報をスムーズに聞きだせる(一石二鳥!)んですよね。
1984年から1992年にかけて、イギリスBBCにより、長編12編すべてが
テレビドラマ化されてます。主演は、ジョアン・ヒクソン。
アガサ・クリスティ自身がミス・マープル役をいつか演じて欲しいと
直接お願いしたほどのはまり役だそう・・・。
(ホント、彼女意外に考えられない!ほど、ぴったり♪)

物語は、大富豪であり“知り合い”であるラフィールおじいちゃんが
亡くなる寸前に敷いたレールの上で起ります。
ミス・マープルも鋭いけれど、このラフィールおじいちゃんもタダモノではない!
いたる所に、過去の事件(彼がミス・マープルに解決して欲しいと強く望んだ事件)の
ヒントとなる場所や、人々やアイテムを 正確にグッドタイミングで
“出会える”ようにセッティングしていますが・・・ホント、彼の
ミス・マープルに出した指示は的確です。
ミス・マープルだけでも解決できた事件でしょうが~しかしっっ
彼・ラフィール氏のお膳立てが無くてはこんなに早期解決には
至らなかったのでは?!

今夜のミス・マープル『復讐の女神』は、彼女一人だけの活躍というより
影の人物、ラフィール氏との協力(本人は既に他界していたけれど)無くしては
有り得なかった物語でした。

明晩も『ミス・マープル』です。
お付き合い宜しくお願い致します。ヽ(^o^)丿


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160.『名探偵ポワロ-完全版-』“白昼の悪夢”みた!(^^)!

2006年05月22日 20時34分39秒 | 拝啓、名探偵さま。

今夜でいよいよ『名探偵ポアロ-完全版-』TVドラマシリーズの(一応の)最後と
なります。ただ、このあとの作品がリリースされたら再スタートする予定です。
今回のお話も旅モノ。
なお、この作品のロケ地は原作者アガサ・クリスティのお気に入りの場所で
映画や他のエピソード はたまた、彼女の別シリーズ『ミス・マープル』でも
使用された特定の場所ということです。


2005年 イギリス 本編100分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:EVIL UNDER THE SUN)
演出:ブライアン・ファーナム
脚本:アンソニー・ホロウィッツ 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
31-1
ヘイスティングの招待で、ポアロとジャップ警部は
ヘイスティングスが投資したアルゼンチン料理専門店で食事をする事に。
ところが、その最中ポアロは倒れてしまう。
担ぎ込まれた病院で、ダイエットを勧められるポアロ。
ミス・レモンが担当医師から紹介された南海岸の療養専門リゾートホテル
“サンディ・コーヴ・ホテル”に2週間滞在することになるポアロと
お目付け役のヘイスティングス。
キレイな空気と風景、のどかに流れる時間。
ヘイスティングスが今度こそ療養できそうだ、と思っていた矢先
事件が起こってしまう。
事件の被害者は、同じく滞在中の女優アレーナ・スチュアート。
ところが、彼女の殺害されたと思われる時間には皆
確固たるアリバイが・・・。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ



コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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この作品、実は映画版では『地中海殺人事件』として製作されています。
ドラマシリーズのこのエピソードのTV放映を初めて観たとき
デジャヴを覚えたものです・・・。
すでに見ているトリックなのに~今までUPしてきたシリーズ中、一番
ミステリーらしいエピソードといえるのではないでしょうか?

まず、始まってスグに出てくる数年前の殺人事件
(この場面が『地中海殺人事件』でどんな風に挿入されていたのか
 は、記憶に無い・・・)
この事件が伏線となります。
舞台となる南の島リゾートへ行くハメになるポアロの
すったもんだ・・・はてヽ(゜Д゜)丿?! こうだったっけ?>映画版
ところで、ここで出てくるある乗り物がおもしろい!!
本土からホテルのある島へ渡るのにポアロたちが乗った「トラクター」。
(劇中、地元警察官がその乗り物をそう称していました)
地面から大分上の方に座席がついた車両があり
大きな4つの車輪が付いています。
遠浅の海のようで、十分この乗り物で海の中を横断できるようでした。
(しかも、島は目の前!)
あの乗り物だったら、ポアロも“船酔い”する心配ナシっヽ(^o^)丿ですね。

で、島に渡って事件発生まで約1日。
それまでポアロは“健康な生活”に悩まされます。
「私は太ってなどいない! 私のサイズはミリ単位でここ数年変わっていない」と
以前の物語の中で断言するポアロですが~ しかし、やはりちょっと
ぽっちゃりさん♪だと思いますネ。
あれだけ、食べたいモンを食べ尽くしていたらそりゃぁ~
体に悪いです!(キッパリ)
ポアロが倒れた際に担ぎ込まれた病院で行った、精密検査。
その結果は「食あたり」というものだけでなく、きっと
「肥満気味」とでていたに違いありません。(^~^;)

今回の事件のトリックは、コレまでの作品の中でも
ピカイチ!!です。
(特に時間の細かい分け方は素晴らしい!)
真犯人が周囲の者たちをケムに巻きつつ
しっかりちゃっかり、自分のアリバイを証明してくれるように
もっていくという件など、ポアロ御自慢の推理(灰色の脳細胞)
でもなかなか導き出すのが大変そうでした。
いつもならば、難なく謎解きをしてしまうポアロですが
今回は犯人(の片方)に思い入れがあったらしく
「信じられない・・・けど、コレは真実」という葛藤が
見られますがー、悪を憎み断罪するスタイルは変わっておらず
最後はスッパリと切り捨てるように、皆の前で真実を明るみにしてくれました。

【今夜のツボ】
・ポアロ、倒れる!
(医師からは“肥満の所為で心臓に負担が掛かっている”といわれ
 酷くショックを受けるポアロ。
 因みに彼は、最後まで“私は肥満ではない!”と主張。)
・ポアロ、ダイエット食に泣く。
(食いしん坊で、美食家のポアロ・・・ちびっとしか食べられない
 しかも低カロリーの物足りないものばかりでウンザリ。
 特に、ホテル特製の“イラクサジュース”は二度と飲まない!と
 物語最後に宣言。(^~^;))
・ポアロ、初サウナに挑戦する。
・ポアロの体調不良、実は“食あたり”だった!!
(ヘイスティングスが投資したアルゼンチン料理店での食事が原因らしい
 なんとっ ポアロの食中毒で14回目だそう・・・(;一_一) )

長い間、続けてUPして参りました『名探偵ポアロ-完全版-』シリーズ。
今夜で最後となります。>ちょっと・・・寂しかったり(T△T)します~。
しかし、今回のドラマシリーズのほかにも映画化された
ポアロシリーズがありますのでこちらも是非、UPしてみたいと思います。

最後に・・・・
長い間、お付き合いいただきまして ありがとうございました。m(__)m


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156.『名探偵ポワロ-完全版-』“メソポタミア殺人事件”みた!(^^)!

2006年05月19日 21時53分29秒 | 拝啓、名探偵さま。

今夜のポアロ、“旅モノ”です。
舞台は中東。
原作者、アガサ・クリスティーの代表的な作品の中には
中東を舞台にしたものが多くあります。
その理由の1つとして、1930年代初め 彼女が
中東専攻考古学者マックス・マローワン氏と再婚したというコトが
研究者の方々の文献で挙げられています。
だんな様の専門領域を駆使してのミステリー・・・
クリステーが執筆するに当たって、マローワン氏も何某かの
アドバイスをしたのか? はたまた
普段のシリーズの作品の中でもミステリアスな香りが強く
残るのは、中東というオリエンタルなお土地柄の所為なのか?
“旅モノ”の中でも、砂漠の中の町で起こるスペシャルは
お気に入り♪です。
なお、ポアロシリーズでは他にも『ナイル殺人事件』が有名ですが~
私はコチラの『メソポタミア殺人事件』の方が面白いと思います。


2005年 イギリス 本編100分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:MUDER IN MESOPOTAMIA)
演出:トム・クレッグ
脚本:クライブ・エクストン
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
30-1
ポアロはヘイスティングスの招待で、彼が滞在している
メソポタミアの遺跡発掘現場を訪れる。
以前の事件で知り合ったロシアのロザコフ伯爵夫人の名前で
「助けて欲しい」という手紙を受け取り、彼女が滞在しているという
バクダットのホテルに赴くという別の目的もある。
ところが、ポアロが着いた翌日、ライドナー夫人が何者かに殺害される。
彼女の部屋は密室、白昼の犯行。
ポアロが現地へ着いてから感じていた不穏な空気は現実のものとなってしまった。
ライドナー夫人の捜査を始めた矢先、今度は助手のジョンソン
が殺害される。
アラブ人の殺害事件、発掘隊の様子を窺う謎の男、窓に度々現れる“顔”、
ライドナー夫人に届いたと言う死んだ筈の前夫からの脅迫状…
それらに一体、どんな繋がりがあるのか?


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ



コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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やっぱり、スペシャルとなると 推理のプロットも凝っていますね~♪
これぞっ本格派ミステリー! って感じ( ̄ー ̄)ニヤリ
なかでも、ロンドンを離れてのエピソードとなるとその色合いが
濃くなった様に感じます。
今回の舞台はバクダット。
冒頭、原住民の男性が何者かに殺害されるという場面からのスタートです。

そもそもポアロは、暑い所・寒い所は大の苦手!
そんな彼が、砂漠の町へ・・・・もう、それだけでも“事件”といえます。(笑)
そして、ここで出てくる出演キャラたちが皆アヤシイ・・・・
砂漠 オリエンタル~ 墓地の発掘 謎の男
気味の悪い仮面・・・・ すべてが不審なのです。
そうやって観客側に色々なトラップを提示しておいて・・・最後は~。

ああ・・・そう来たかっ。
(意外にもストレートだったので、ちょっと物足りなさも感じます)

このエピソード、ポアロのシリーズの中でも
(偶然)鑑賞している回数が多い作品の一つデス。
スカパー!のミステリーCHや、NHKのOAでも数回
鑑賞しています。
(暑い所と寒い所、それに乗り物も苦手なのに)旅スキな
主人公・ポアロなので、イギリス以外の物語が多いんですが~
その中でも、好きなエピソードです。

【今夜のツボ】
・ポアロは暑さにも弱い。
(あと、ブンブン飛ぶモノやうるさくて乗り心地の悪いのりものも・・・^^;)
・ポアロは敏感肌。
・ポアロはお茶に角砂糖を5つも(!)入れる。(究極の甘党)
・ポアロ、アラビア語をマスターする。>流石ポアロ!
・ポアロ、詐欺にあう!?
(ロザコフ伯爵夫人は結局、現れず。その上、ポアロは
 彼女の滞在費まで支払うハメに・・・
 因みにロザコフ伯爵夫人は以前BLOGしました『二重の手がかり』で既出。)

今夜は、シリーズの中でも私のお気に入りのエピソード
『メソポタミア殺人事件』をBLOGしました。
明晩は『名探偵ポアロ-完全版-』シリーズラスト
“白昼の悪夢”をUP予定です。
もう一晩、お付き合い ヨロシクお願いいたしますヽ(^o^)丿


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155.『名探偵ポワロ-完全版-』“エッジウェア卿の死”みた!(^^)!

2006年05月18日 20時30分40秒 | 拝啓、名探偵さま。
時々
昨日、実家の広島・呉より帰宅!
今日から連休明け(&手術後)の“初仕事”です~(^~^;)
入院中、また、実家に居る間にお見舞いのメールや
BLOGでのコメント ありがとうございました♪
本日より“ぼちぼち”と通常業務(笑)です。

今夜も「ポアロ」です。
前回、隠居生活(平和な田舎暮らし)をキメこんでいたポアロでしたが
久しぶりに事件を捜査し、昔が懐かしくなったのでしょうか?
今回、ロンドンの元の棲家“ホワイトヘブンマンション”へ
再び引っ越すというシーンから始まります。
(前回の物語と繋がっている。)
また、ヘイスティングスが結婚していた! という事実も発覚。
久しぶりに顔をそろえた、ポアロ、ヘイスティングス、ジャップ警部トリオ。
盛りだくさんなエピソードです。
事件のカラクリもなかなか凝ったものに仕上がっています。


2000年 イギリス 本編100分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:LORD EDGWARE DIES)
演出:ブライアン・ファーナム
脚本:アンソニー・ホロウィッツ 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
29-1
平和な田舎の隠居暮らしを切り上げて、ロンドンへ戻って来たポアロ。
そこへ、ヘイスティングスが長い海外生活から戻ってくる。
ヘイスティングスに付き合って、アメリカの女優カルロッタの
ディナーショーに行った先で、エッジウェア卿の妻ジェーンと知り合う。
彼女は「離婚の代理人として夫と会って欲しい」とポアロに相談を
持ちかけ、ポアロは彼女の期待に応えるためエッジウェア卿に会いに行く。
ところが卿に会ってみると「既に1ヶ月前に手紙で離婚すると伝えたはず」
といわれるポアロとヘイスティングス。
彼女に再び会い、確認するがそんな手紙を受け取った憶えは無いという。
腑に落ちないポアロ・・・。
ポアロの不吉な予感は的中!
エッジウェア卿の刺殺遺体が発見される。
その次には、女優カルロッタの不自然な死。
ポアロが事件の真相に近付いたとき、三度の事件が!
離婚を記した手紙の行方。
同じ時刻に出現したジェーン。
多くの謎がポアロの“灰色の脳細胞”を刺激する。
謎は、意外な人物を真犯人として浮かび上がらせる。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ


コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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冒頭、ポアロは田舎の平和な暮らしを捨て
探偵業を復活させ、ホワイトヘブンマンションへ引越しを
している所から始まります。
そんなゴタゴタの中、ヘイスティングスから電報がっ♪
アルゼンチン→パリ(経由)→ロンドンで
こっちへ向かっていると言う知らせに喜ぶポアロ。
喜び勇んで空港へお迎え~^^;
新婚さんのヘイスティングスのこと、てっきり若奥様もご一緒か?
と思いきや~ヘイスティングスは詐欺にあって、破産寸前!!
彼女はそのため、現地で後始末を・・・。
(ヘイスティングスっ お前が働け!
  >この甲斐性ナシ!ヽ(`Д´)ノプンプン)

事件の方はですねぇ~
“すり替わり”と“本当は逆”がキーポイントです。(謎)
この事件の真犯人・・・・なかなか分からなかったですよ~
うま~く隠しています・・・(^~^;)
また、彼女(あ、ネタバレ… (; ̄ー ̄))に ぽぉ~♪( ̄ー ̄)♪
っとなっていたポアロ。
裏切られた!という痛みと悔しさで、最後に向けての追い上げは
見事なものでした。

ところで~劇中、ポアロが呟く5つの疑問。
下に↓書き出してみました。

1.エッジウェア卿が離婚に同意した手紙の行方
2.金のピルケースに刻まれた“P”は誰?
3.晩餐会の時、誰がジェーンに電話をしたのか?
4.なぜ、カーロッタのバッグに鼻メガネが入っていたのか?
5.なぜ、カーロッタの手紙にはロナルドが金を支払ったと書かれていたのか?

これらはあるひとつの人物に繋がっているとポアロは
謎解きの際に、皆に説明します。
すべて見終えた後だったら「あ~なるほどね♪」となりますが…
説明の後、彼が犯人をズバリっ 指し示すまで気がつかなかった私デス。(^~^;)


【今夜のツボ】
・ミス・レモンは引越しの時でも、片付けマニア。
(特にファイルに関しては、置く場所を厳しく制限!)
・ヘイスティングスは結婚していた!
(どうやら、以前の事件26話『ゴルフ場殺人事件』にて
 出会った、クラブ歌手の女性で名前はイザベル。)
・ヘイスティングス、破産寸前になる。
・ポアロの“灰色の脳細胞”はモノマネされるほどに有名且つユニークである。
(そう言えば、いつぞやの事件では蝋人形館にもポアロの人形がっ!!)
・ジャップ警部の奥様の名前は“エミリー”♪


ポアロ探偵業復活&引越し
ヘイスティングスの結婚 
ポアロのぽぉ~( ̄ー ̄)♪
久しぶりの3人勢ぞろい!
・・・と、盛りだくさん
で見どころいっぱいのエピソードでした。

最後までお付き合い ありがとうございました。
『ポアロ完全版』シリーズ、あと2話で一応の最後となります。
もう暫くのお付き合いヨロシクお願い致します。!(^^)!


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154.『名探偵ポワロ-完全版-』“アクロイド殺人事件”みた!(^^)!

2006年05月17日 21時47分06秒 | 拝啓、名探偵さま。

今夜のポアロのオープニングそして、エンディング
いつもと違い、哀愁ただよう雰囲気まんてん♪
それもそのはず、今回のポアロはイギリス一の名探偵♪ではなく
脱サラし、老後の平凡な毎日を楽しむ一人の村人です。
そんなポアロが第ニの人生の途中で出合った
凶悪犯罪というエピソードです。
しかも、この物語は“事件を犯人が手記にしてまとめた”ものを
ポアロがナレーションしながら・・・という今までに無い試みです。
引退して“一般庶民”になったといえど、やはりポアロという人物は
あまり変わっていない・・・そんなところも今夜のツボだったりします。( ̄ー ̄)ニヤリ


2000年 イギリス 本編100分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:THE MURDER OF ROGER ACKROYD)
演出:アンドリュー・グリーブ
脚本:クライブ・エクストン 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
28-1
忙しく“悪”と戦ってきたポアロ。
そんな彼も遂に引退を決意!
30年の探偵人生にピリオドを打ち、以前からの夢だった
キングス・アボット村に引っ越した。
田園風景のなかでひっそりと暮らし、自分の庭を手入れし
キレイな空気を堪能する・・・平和な余生を送っていたポアロ。
しかし、そんな彼の平和を乱す事件が起こってしまう。
ポアロの旧友で、資産家のアクロイドが何者かに殺害されてしまったのだ。
救えなかった後悔が、過去へとポアロを引き戻す。
事件の捜査を始めたポアロは懐かしい友・ジャップ警部と再会。
2人は力を合わせ、犯人を追い詰める!


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ



コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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まず、ポアロが完全に引退している・・・ということを
まず書き留めておかねばなりませんね。
イギリス一の名探偵、女王様も一目置くエルキュール・ポアロ。
血生臭くて、人間の裏の顔をイヤと言うほど観察しまた
心を鬼にし真相を究明する探偵と言う仕事。
その所為か、ポアロは“引退後は、田舎で暮らしたい。
小さい自分の庭。のんびりと流れる時間。
キレイな空気”が理想であると考えていたようで
それを現実に手に入れ、平和で平凡な毎日を過ごしています。

今回の被害者となるのはポアロが以前、投資をして
それが切欠となりいまや大手の大会社社長となったアクロイド氏。
ポアロの手記で、ポアロはアクロイドのことを
ケチョンケチョンに書いていますが、それは
友情表現だったようで、あんなに悪態を書いているにも拘らず
アクロイドが殺害されたと聞いたポアロは
周囲の人々に当り散らし、わめき、落ち込む・・・という
彼では有り得ない状態に陥っています。
(この混乱ぶりも、“見どころ”だといえます)
シリアス、混乱、激動を含んだ、このシリーズ中で一番
動きのあるエピソードでした。


【今夜のツボ】
・ポアロが引退っ――――!?ショックっっ
・ポアロ、引退してもやっぱり潔癖症・完璧主義は治らず。^^;
(丹精こめて世話をした冬瓜に八つ当たりしたり
 袖口のシミをきにしたり・・・)
・“村人”になってもポアロは正装派。
(色はカジュアルでも、かっちりスーツは相変わらず)
・ジャップ警部と再会したときの2人の様子は見ものです。
(ポアロはフランス式に抱きついてちゅぅ~♪しようとしたけど
 流石に、途中で気がつきジャップ警部も避けてました。(^~^;))


懐かしき“ホワイトヘブン”マンションのポアロの部屋は
いまだポアロ名義。
久しぶりにジャップ警部と訪れた“我が家”でのポアロは
探偵と言う“天職”と忙しかったけれど充実していた日々は
愛おしく、無くして改めて気がつく大事なもの。
また、引退して田舎で生活すること=「邪悪な世界からの逃避」
と夢みていたポアロでしたが、都会でも田舎でも同じこと・・・
夢を諦め、悟りを見出したポアロ。
今回は、シリアスなポアロでした。

最後までお付き合いありがとうゴザイマス。
もう暫し、ポアロシリーズ続きます。
引き続き、お付き合いヨロシクおねがいします♪


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153.『名探偵ポワロ-完全版-』“もの言えぬ証人”みた!(^^)!

2006年05月16日 17時59分35秒 | 拝啓、名探偵さま。

広島での海外ドラマカテゴリーの記事をUP!(笑)
本日は、途中で尻切れ状態となっていた『ポアロ』です。F(^^;)
前回までの「ポアロ」は旅もの長編でしたが~
今夜のポアロも“旅もの”長編です。
このところ、レギュラーシリーズなのに
ミス・レモンが出てまいりません。
少々、寂しいですね~・・・。
今回は、ジャップ警部も出番無しっ のようです。


1997年 イギリス 本編100分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:DUMB WITNESS)
演出:エドワード・ベネット
脚本:ダグラス・ワトキンソン 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー

-あらすじ-
27-1
ヘイスティングスと、湖に面した田舎の町にやってきたポアロ。
ヘイスティングスの友人チャールズがここで、モーターボートの
世界記録更新に挑むという。
ポアロとヘイスティングスはその立会人として招かれた。
ところが、競技中、チャールズのボートは煙を出し失速。
あわや!大惨事という手前でなんとか無事に戻って来たチャールズ。
あとは、平和な田舎での時間を楽しもうと思っていたポアロだが
その日の深夜、チャールズの叔母エミリーが、階段から転げ落ち
怪我をする、と言うハプニングが起きる。
ポアロとヘイスティングスは翌朝、エミリーのもとを訪れ
ポアロは、階段で“故意による事故”だったと言う証拠を突き止める。
チャールズの事故、エミリーの事故、2つは関係があるのか?
ポアロが考えあぐねている中、エミリーが散歩中急死してしまう。
ポアロは“危険だと分かっていたのに、助けてあげられなかった”と
悔やむが、この事件の真相と犯人の正体を突き止めるため
捜査に乗り出すのだった。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ


コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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タイトルの“もの言えぬ証人”・・・
この“証人”とは、フォックステリアのボブ君♪
あの、動物が苦手なポアロが今回タッグを組むのが
実はこのボブ君です。
このボブ君、偶然が重なっただけなのか?
ポアロが贔屓目で見ている所為なのか?
それはもう~大活躍です。
グッドタイミングでヒントを出したり
犯人への道標となってみたり
こんな賢いわんこならば、ポアロも同居するのでは?
と思いきや、やはりそれはムリなようで
「彼は田舎の犬です、この地で新しい主と
 新しい家を見つけてやらねば」と
気にしていますね。
飼う事がムリというより、ボブ君を大都会ロンドンに
連れ帰るのが忍びないといった風・・・。
なので最後、船の上からボブ君とお別れをするポアロは名残惜しそう
一方、ボブ君もちゃーんと演技(?)しています(^~^;)
この2人(1人と1匹)の様子は、“友”との別れのようでした。

事件の方は、案外早い段階で真犯人が分かってしまいそう
もっとも、いつもの如く、迷いそうになる犯人候補者は
イッパイ出てきます。

その中で、目立った人たち(今回の容疑者達は皆、2人組)と言えば!
30年前に亡くなった将軍からの“お告げ”を
ポアロや周囲の人々に宣言する、“神がかり”なトリップ姉妹!!
彼女達2人の“予言”は、あまりにも
“信じられない”ことばかりなんですが、不思議と
100%予言的中でした!?
(彼女達が“お告げ”を発表すると必ずその対象者には何か起る!)
そんな名前どおり“トリップ気味”な彼女達も、一応
ポアロの中では容疑者となっていたらしいですね。

【今夜のツボ】
・動物嫌いなポアロだが、今回登場のボブくんとは相性が良いらしい。
(でも、撫でるのはやっぱりダメらしい・・・)
・ポアロが犬の散歩初体験?
(たどたどしい足並み・・・体力的にヘロヘロ状態…
 「ポアロが、犬の生活習慣に合わせろと?」ポアロの台詞より^^;)
・ポアロ、死んだ筈のエミリーからの電話にビビる。
・今回、ポアロの推理をする際のお相手は賢いボブくん。


ところで、ヘイスティングスの声を演じておられた富山 敬さん。
今夜のエピソードで最後となりました。
この後の、Vol.28の収録前にお亡くなりに・・・。
「宇宙戦艦ヤマト」の古代君・「ゲゲゲの鬼太郎」のねずみ男・
「ちびまる子ちゃん」の友蔵じいちゃん(初代)などなど
小さい頃に見たアニメや、最近でも鑑賞することが出来る
海外ドラマや映画の吹替えをされておられた超ベテラン声優さんでした。
ヘイスティングスの“一体、彼の年はいくつなんだっ (; ̄ー ̄)”と
思わせるほどの活発さ(若々しさ)は、吹替えで見た方がより強く感じることが出来
それは、声をあてられておられた富山さんのお陰だったんだな~と思います。
改めて、ご冥福をお祈りいたします。


本日は、ポアロとボブ君の友情が見られる貴重なエピソード
『もの言えぬ証人』をUPしました。
最後までお付き合い ありがとうございました~!(^^)!



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93.『名探偵ポワロ-完全版-』“ゴルフ場殺人事件”みた!(^^)!

2006年03月24日 23時48分43秒 | 拝啓、名探偵さま。

今夜のポアロの見どころは2つ。
1.ポアロ、勝負するっ!
2.ヘイステキングス、本気の恋♪

事件そのものも、いつもよりサスペンスらしく
仕上がっています。


1996年 イギリス 本編100分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:MURDER ON THE LINKS)
演出:アンドリュー・グリーブ
脚本:アンソニー・ホロウィッツ 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー

-あらすじ-
26-1
10年前、大富豪で夫であるアーノルド殺害の容疑で
裁判にかけられ有罪になったベロルディ夫人。
強盗が押し入ったと嘘をつき、不倫相手であるコナーと
共犯だとうわさが立つが、コナーは警察の手が伸びる寸前
海外へ逃亡。残されたベロルディ婦人と一人娘マルト…。
10年後、フランスのリゾート地・ドーヴィル。
ヘイスティングスとポアロは休暇を楽しむ為
ゴルフで有名なこの地へ滞在することになった。
ゴルフなど興味が無いポアロは美味しい料理に
そしてヘイスティングスはゴルフ三昧と、このリゾート地で
各々楽しむ予定だった二人。
しかし、到着したその日、ポアロは地元の大富豪で有力者の
ポール・ルノーに“私の命が危ないのです、助けてください”と
仕事の依頼をされる。
ところが翌朝、ルノー邸に赴くと彼は誘拐されたと
聞かされる。
誘拐事件から殺人事件へと舞台が変わり、ポアロは
自慢のヒゲを賭けて、捜査に挑むのだった。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ


コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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今回のエピソードは、コメディー度がいつもの数割減!
舞台がフランスで、富豪の誘拐、10年前の大事件と
派手な作品になる筈が… 寧ろ、サスペンスな香りがして
思いの外、シリアス。

しかし、そんな中でもファンサービス(なのか?)は
忘れない「ポアロシリーズ」。
まず、ヘイスティングスが本気の恋におちます。
お相手は、ホテルで歌う美人歌手。
後々、彼女もこの事件の鍵となることになります。
そして忘れてはならない、もう1つ!
ポアロVSジロー警部の捜査合戦です。
ジロー警部は、早い段階でポアロたちの前に現れ
彼の繰り出す“オレ様”的な台詞は、ポアロを閉口させます。
頭にきたポアロは彼の挑戦を受けて立ちます。
ジロー警部はご自慢の“パイプ”を
ポアロは、彼のトレードマークである“ひげ”を
・・・・警察 対 探偵! 有りそうなのに
これほどまでに露骨な対決は珍しい。^^;

小まめな実地調査と綿密な推理→探偵ポアロ
長年の感と“私が間違う筈が無い”という自信→ジロー警部

自信家と言う共通点は有れど(笑)
二人の捜査方法は、まったく違います。
そして、勝ったのは・・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
(「ヒゲを剃れ」と言われ、もう少しで本当に
 スッパリと、剃ろうとしたポアロですが~)
やっぱり我らがエルキュール・ポアロでした♪
ポアロの勝ち誇った“御満悦~♪”な顔を見ることが出来ます。

【今夜のツボ】
・やっぱりヘイスティングスは“ゴルフばか”だった。
(熱心な割には、下手っぴぃ・・・(^~^;))
・ヘイスティングス、歌手のイザベルと恋におちる。
・ポアロ、イヤミな警部とご自慢のヒゲを賭けて
 推理対決をする!
・ポアロ、ヒゲを剃りそうになるっっ!!(危)
・ヘイスティングス、恋の所為でポアロに嘘をつく。
(結局、なにもかもポアロにはお見通しでしたが…^^;)

一回は丸く収まった謎解きでしたが、実は続きがあった!!と
最後のどんでん返しもシリーズ中、今までに無い趣向で
これまでのポアロシリーズより、スリリングなエピソードでした。

最後までお付き合いありがとうございます。
もう暫くの、お付き合いヨロシクおねがいします♪


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92.『名探偵ポワロ-完全版-』“ヒッコリー・ロードの殺人”みた!(^^)!

2006年03月23日 22時07分58秒 | 拝啓、名探偵さま。
時々
今夜は、ポアロの部屋にジャップ警部が居候~?
“カミサン”が実家に戻っている為、ジャップ警部は
身の回りのことができず、ボロボロに…。^^;
“友人の為に一肌脱いだ”ポアロ。
ところが、そんな2人に事件が舞い込んできます。
今回は、ミス・レモンの姉君も登場~~♪


1995年 イギリス 本編100分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:HICKORY DICKORY DOCK)
演出:アンドリュー・グリーブ
脚本:アンソニー・ホロウィッツ  
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
25-1
妻が実家に戻ってしまい、家事一切ができないジャップ警部は
ポアロの自宅兼仕事場におじゃますることになった。
ところがそんな時、ミス・レモンがポアロに相談を持ちかける。
彼女の姉フローレンスの管理する学生寮で度々起っているという奇妙な盗難事件。
心配顔のミス・レモンを放っておけないポアロは、“講義をするため”と
いう名目で、学生寮へと赴く。
小さな窃盗事件の筈が、殺人事件へと発展!
ジャップ警部も合流し、2人は捜査に乗り出すのだった。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ


コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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ジャップ警部・・・
物語が始まってすぐ、ジャップ警部の“うわさのカミサン”( ̄ー ̄)ニヤリ
が家を長期間、留守にすることが判明!
独身時代を思い出し、羽根を伸ばそう♪♪
なーんて思っていたら・・・意外にこの状況が、大変だというコトを
思い知るジャップ警部。
小まめに庭の手入れをしたり、簡単な料理はできても
ほかの家事は一切ダメっ!?
ポアロはボロボロになっている(笑)友人を見かねて
“我家”へご招待します。

ところが、ここでお互い“ムリがある”と体感することになるわけです。(^~^;)
ジャップ警部にしてみれば、部屋の中が異常に暑かったり
(ポアロは超寒がりなのです)
ワケのわからん料理が出てきたり、常に整理整頓を心がけるようにと
ポアロにチクチクやられたり・・・^_^;
一方のポアロというと、いつもキレイにしているのが“普段の生活”なのに
ジャップ警部が居るとどんどん汚れて行く部屋、
あれほど“触るな”と注意したのにアレ^^; で洗顔しちゃうし、
ポアロが普段から一番気にしている、身なりや食べもの
に関しては無頓着だし・・・ (; ̄ー ̄)
いやはや、今回は数日と言う期限付きだったから良い様なものの
ジャップ警部とポアロの同居はありえないっ!ということが
分かりました。
ヘイスティングスってーこうして考えてみると、彼って
とっても心が広~~~い♪“オトナ”だったんだなぁ~と
つくづく感心しました。(笑)
(なお、今回 ヘイスティングスは一切でてきません~)
ジャップ警部とエルキュール・ポアロ
もう、ここまで正反対だと面白すぎます!

ジャップ警部、ポアロの家では上げ膳据え膳で
お気楽に生活できる筈が~ 思った以上にポアロの潔癖症&美食家という
特性に、がっちり絡めとられちゃています。(笑)
しかし、ジャップ警部 流石天下のスコットランドヤードの刑事さんです。
最後は、コレまで滞在してきたときの貸しを返すかのように
ポアロがΣ( ̄□ ̄)!! うぇ~ となるお食事でおもてなし♪
(最後の、ジャップ警部お手製の料理を前に
 “フガフガ”してるポアロは最高です!)

ところで、今回舞台となったのは、学生寮。
しかも、この学生寮の管理人さんというのが、あのっ
ミス・レモンのお姉さん!!!
これまで、彼女のプライベートゾーンは謎が多かったのですが^^;
今回、お姉さん 初登場です!
(これがまたっっ どことなく2人、似てたりするんですよ~♪)

事件の中身は、なかなか面白いエピソードでした。
見どころは、といえば 今回「目撃者」が出て参ります。
事件が起こる前~最後のポアロ後自慢の謎解きのその場面まで
ちょこちょこと、細かい動きで私たち観客への
案内人、はたまた時には観客側からの“目”として登場する
“彼”(彼女か?)と、今回のタイトルを見ていると、どうやら今回も
“マザーグース”繋がりがありそうデス。
『24羽の黒つぐみ』『あなたの庭はどんな庭?』『愛国殺人』
と“マザーグース”もの、ポアロシリーズではお馴染みとなりましたネ。
物語中、流れる“数え歌もどき”も
マザーグースっぽい雰囲気を醸しだしています。

【今夜のツボ】
・ポアロの自宅では、室内温度少々高め設定。
・ポアロの家には“ウォシュレット”がついている!!
(流石、きれい好きです)
・ジャップ警部、○○で洗顔する。(^~^;)
・ポアロの美食は“ゲテモノ”喰いと紙一重?
・ポアロに言わせると、ミス・レモンが「1ページに3つ“も”ミスタイプをする」
 というコトは、前代未聞っ らしい…。
・ジャップ警部の食欲は“殺人的”である!
・ジャップ警部のエプロン姿(小花柄&フリルつき~♪)は
 なかなかイケる!?(^~^;)

今夜は、ジャップ警部の居候生活とミス・レモン姉初登場♪
見どころ盛りだくさんな『ヒッコリー・ロードの殺人』をGLOGしました。
最後までおつきあい ありがとうございましたヽ(^o^)丿


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