今回のリリースラストとなるVol.8.
今回の事件は、マープルさんの大好きな“噂”がキーワード♪
彼女だからこそ、この事件は解決できた!といっても
過言ではない。(断言!)
これでまた、暫くマープルさんとお別れかと思うとー
次回のリリースがすでに待ち遠しいですネ。
1986年 イギリス 本編188分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:THE MURDER AT THE VICARAGE)
演出:ジュリアン・エイミス
脚本:T・R・ボーエン
出演(声の出演)
ジェーン・マープル(山岡久乃):
ジョアン・ヒクソン 他
-あらすじ-
閑静な小村セント・メアリ・ミード村で殺人事件が発生。
しかも場所はこともあろうに牧師館の書斎。
頑固な村の退役大佐が、射殺死体で発見されたのだ。
やがて犯人と目される画家が自首したことから、事件は簡単に解決すると思われたが…
せんさく好きの老嬢ミス・マープルが深い洞察力で真相に迫る長篇初登場作。
(Amazon.com 解説より)
スカパー!ミステリーCH「ミス・マープル」公式ページ
コレより独り言(ネタバレ含む)です。
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今晩の事件はズバリ!“噂”がキーです。
小さくて、事件とは無関係の田舎の村
セント・メアリー・ミード。
ご存知、主人公マープルさんの住んでいる村ですが
今回は、(も?)この村が事件の舞台。
このシリーズで度々出てくる、マープルさんが
「ウチの村の○○さんにソックリ!」という場面が有名ですが
この彼女独特の事件の捜査方法の一つで出てくる“○○さん”が
今回、イッパイ出てきているようです。
村での彼女の位置づけは、皆から親しまれている
村を知り尽くした気の良いおばあちゃん。
だからこそ、彼ら(彼女達)は安心してマープルに
噂や時には悩みさえ打ち明けます。
今回の事件は、そんな田舎の平和な村をパニックに落としいれ
疑心暗鬼にさせ、噂が渦を巻くという状況に落としいれてしまいます。
その中で、“嘘”と“真”を見分けられるのはマープルさんだけ!
だからこそ彼女はそれほど動かずに、難なく“噂”を元手に事件の真相へと
近づいて行くわけですね。
ところで、ミスマープルとスラック警部とのやり取りは、やっぱり面白い!
スラック警部とマープルの初顔合わせは「書斎の死体」の回。
それからというもの、事件が起こるたんびに
現れる世話好きなマープルを煙たがるスラック警部。
ミスマープルがいつも、自分より先に現場に来ていることや・・・
村の噂話を駆使し、その“無害そうな”様子を武器に
警察では入手困難な情報を手に入れ、あっという間に事件の真相に
近付くこと・・・これらが、マープルを煙たがる理由。
今回の物語中では、お互いを牽制しつつこんなやり取りを繰り広げる2人。( ̄ー ̄)ニヤリ
「あなたの“ご助言”を役に立たせるコツは
ゴシップを聞き分ける耳と、的確な推理をを働かすのが肝心だ」
「これまでに言われた事が無い素敵なお世辞を聞かせていただいたわ」
よーく考えたら、めちゃめちゃきわどいイヤミなんですよね・・・(笑)
しかし、どうやら、スラック警部もミス・マープルの存在に
一目置くようになったらしく、今回は“相談”まで持ちかけていました。
【今夜のツボ】
・ミスマープル、遂にスラック警部の“相談役”に昇格(か?)
・スラック警部の乗っている公務用の車は新車らしい。
・スラック警部はじめ、警察のみなさんも今回は、マープルの助言どおり
“噂”を捜査に取り入れてみる。
・マープルさんは“おめでた”をパッと見だけで分かってしまう>流石ですっ!
今夜は、小さい村の中だけで起こった事件。
自殺か?他殺か?それさえも微妙で、“噂”なくては
解決ができなかった事件です。
ミス・マープルのシリーズの中でも、立て込んだストーリー展開で
私はシリーズ中お気に入りの一つです。
今夜のVol.8で一段落♪
Vol.9がリリースされたらまたUPしたいと思います。
最後までお付き合い ありがとうございましたヽ(^o^)丿
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