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237.『88ミニッツ~88 MINUTES~』みちゃった!(^^)!

2008年07月19日 21時42分36秒 | 映画

皆様、こんばんは~(^-^)/
今夜は、『TWENTYFOUR 24』シリーズを彷彿とさせる
リアルタイムクライムサスペンス『88ミニッツ』の
ご紹介です。

主演は、すでに大分とお年を召されておられるアル・パチーノおじさま♪
ええ・・・もう、お気づきだと思いますがー( ̄ー ̄)ニヤリ
“彼目当て”でレンタルしてきました。>オヤジフェチです。
でもね、彼の出てるサスペンス、スキなのも確か。
特に『リクルート』『インソムニア』なんてっっ ピカイチですよねっ♪
最初から、こんなにハイになって書いてますが~
さて、肝心な中身は? ハイ♪では、下に↓スクロール。
ただ、今夜も“ハゲしくネタバレ”しておりますので~
情報をシャットアウト又は、ネタバレNGの方は、お気を付けくださいませ。


2007年 アメリカ 107分
監督:ジョン・アヴネット
(『三銃士』『アンカーウーマン』『GO!GO!ガジェット』他)
脚本:ゲイリー・スコット・トンプソン、ジョン・アヴネット
音楽:エド・シェアマー
出演
ジャック・グラム:アル・パチーノ
(『デェアボロス/悪魔の扉』『インサイダー』
 『インソムニア』『リクルート』『オーシャンズ13』他)
キム・カミングス:アリシア・ウィット
(『フォー・ルームス』『ルール』『バニラ・スカイ』他)
シェリー・バーンズ:エイミー・ブレネマン
(『ヒート』『キャスパー』『美しい人』他)
ローレン・ダグラス:リーリー・ソビエスキー
(『ディープ・インパクト』『25年目のキス』
 『アイズワイドシャット』『ロードキラー』
 『ウィッカーマン』他)
フランク・パークス:ウィリアム・フォーサイス
マイク・ステンプ:ベンジャミン・マッケンジー
ジョン・フォスター:ニール・マクドー
(『バンド・オブ・ブラザース』『マイノリティリポート』
 『タイムライン』『父親たちの星条旗』
 『守護神』『ヒッチャー(2007年版)』他)
キャロル・リン・ジョンソン:デボラ・カーラ・アンガー
(『1.0【ワン・ポイント・オー】』『ママの遺したラブソング』
 『サイレントノイズ』『サイレントヒル』他)

-あらすじ-
何者かによって88分後の殺人予告を受けた主人公が
その凶行を食い止めるべく奔走する姿をリアルタイムで描く。
1997年、若い女性を狙った連続猟奇殺人事件が発生、
容疑者としてフォースターが逮捕される。
裁判では、FBI異常犯罪分析医ジャック・グラムの証言が決め手となり、
フォースターに死刑宣告が下される。
それから9年後、シアトルの大学で教鞭を執るジャックは、
フォースター死刑執行の日の朝、彼の教え子が新たな
猟奇連続殺人事件の被害者になったことを知らされる。
その手口は9年前の事件と酷似していた。
しかも、フォースターは犯人ではない、とその教え子に
喋らせたビデオまで残されていた。
そして、当惑する彼の携帯に“お前の命はあと88分だ”
との不気味なメッセージが。
その直後から、彼の周囲では次々と不可解な出来事が起こる。
刻一刻と時間が迫る中、ジャックは徐々に核心へと迫っていくが…。
(all cinema 解説より引用)


『88ミニッツ』 公式サイト


『88ミニッツ』 本国公式サイト


『88ミニッツ』 仏公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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9年前、プリンセス・ダイアナがなくなった年・・・
猟奇事件が起きました。
被害者は双子の姉妹のジョニー。
逆さまに吊るされ、体の脇をザックリと切られ亡くなったジョニー。
唯一の目撃者であり、ジョニーの双子の片割れジェイニーは
ハロタンで朦朧とした意識の中、犯人に捕まり殺害される
一歩手前で、何とか生き延びました。
容疑者は捕まり、裁判が開かれ、精神鑑定が決めてとなりました。
事件の精神鑑定を担当したのは、過去の猟奇連続殺人犯とも
やりあった事のある、全米で有名なジャック・グラム教授。
陪審員たちは、彼の鑑定と生き残ったジェイニーの証言から
被告ジョン・フォスターを有罪に。彼は死刑判決を受けました。

それから9年後。いよいよフォスターの死刑が実行される日。
ジャックは、前日フォスターの“刑執行パーティ”で知り合ったサラと
一晩を過ごし、彼女の部屋で目を覚ましました。
そこへ、昔なじみのフランク・バークス刑事から連絡が・・・
「また同じ手口の猟奇殺人事件だ」
9年前の事件と酷似したやり方で殺害される被害者たち・・・
ここ最近、模倣犯と思われる手口の事件が頻発していました。
しかし、今回は「ビデオが残されている」とのこと。
ジャックはサラと一緒に朝食を摂った後、フランクと会い
事件について報告を受けるべく部屋を後にしました。
オフィスの会議室には、FBIの“シアトル連続殺人鬼捜査”担当の
捜査官まで来ている始末・・・。
「ここまで酷似した殺人事件が続くのは、フォスターは冤罪なのでは?」
という疑いが出てきたという事実の報告を聞いたジャック。
しかし彼は「9年前の自分の判断は正しいし、今回の一連の事件の
実行犯は、フォスターが刑務所から操っている。
今日の死刑執行を食い止めるための計画である」と主張。
ここで昨晩起きた事件の被害者が、ジャックの教え子である
デイルだと聞かされます。それでも自分の主張は変わらないジャック。
言い分が噛み合わない彼らとの会議の後、ジャックは大学へ・・・。
とそこへかかってくる電話「お前の命はあと88分だ」。
大学の講義で教壇に立っても、電話が気になるジャック。
と、そこへ起った爆弾騒ぎ!更に、地下駐車場で教え子が
何者かに襲われるという事件も発生し、てんやにゃわんやに。
授業の最中や、爆弾避難中、地下では教え子を襲った犯人を
追いかけている最中、その時々で例の脅迫電話が入って来ました。
“命のカウントダウン”にイラつき、周囲の自分にかかわる者たち
全てが怪しく見えてきて・・・手当たり次第に彼らや彼女たちを調べ始めます。
取り合えず、みんなの昨晩の足取りを荒い上げ、ガイという青年を
疑い始めたジャックは、サラに会いに彼女のマンションへ~
しかし、サラはこの連続殺人事件の犯人に殺害されていました!
そこに、フランクから「デイルの体内から君の体液が検出された」
という知らせまで・・・・さらに“フォスターの死刑執行延期”の連絡まで。
追いかけていた自分が、いまや警察に追いかけられる立場になった
ことを思い知らされたジャック。
そして、最終場面。フォスターを信じきっている“事件の真犯人”が
彼の目の前に現れました。
ジャックは、犯人と対決!間一髪のところで、フランクに助けられるジャック。
“お前の命はあと88分”と言ってきた時間が過ぎた頃、刑務所の
フォスターから犯人の携帯へ連絡が!!やはり、糸を引いていたのは
フォスターでした。

「24」のように、分刻みですすむ物語。
調べれば調べていくほど、どの人も怪しくなっていく・・・
中盤あたりから、ジャックはだれも信じられなくなっています。
終盤、真犯人と顔を合わせ、犯人が望んでいる通りの
台詞を発言し、犯人がそれをテープに録音するという場面がありました。
犯人に勝ったあと、ジャックはそのテープを“こっそりと”
懐にしまいましたが~もしかして、犯人の言うとおり、
9年前の事件はジャックが証人ジェイニーを使って陪審員たちを
上手く煙に巻き、勝利を勝ち取ったんじゃ?と勘繰ってしまいます。
あのあと、フォスターの死刑執行は行われたのでしょうか?
ジャックと犯人のやり取りを、目の前で見て聞いていた
キムという証人がいれば、9年前フォスターの事件に
しっかりとした決着をつけることが出来ると思われます。
今度は、“冤罪”だの“死刑執行延期”だの、フォスターにとって
有利な状態にはならずきっと、無事死刑は行われることでしょう。
ところで、1つだけ腑に落ちないのは
“ジャックの妹の事件について、フォスターや今回の事件の真犯人
 はどうやって、“88”の意味を知ったのか?”という点。
シェリーが告白した“親しくなった、身元が不明の女性”を
秘密の部屋に入れたこと。その“テープ”を聞いて独自で調べ、
“88分”という時間をはじき出した・・・と言う事?
途中、偶然携帯を落とし壊してしまったジャックが色んなところへ
連絡を取る為にキムに携帯を借り、犯人は「そのことを知っていて、
キムの番号までちゃんと分かっていた」のは、犯人の正体をしれば
納得がいくんですが・・・どうも、“88”の件は納得できませんでした。

ところでっ分刻みに進む物語。
しかも刻一刻と状況は変化し、怪しいと思われる人たちは
どんどん増えていく始末・・・ということで、主なジャックの周囲の
キャラと、今回の事件での彼らのポジションを書き出してみました。

シェリー:ジャックの事務所の秘書でありジャックの友人。同性愛者。
(数日前、事務所で行われた飲み会にて、身元が定かでない
 女性としたしくなり、事務所の“高セキュリティ”の部屋に
 彼女を通し、ジャックの過去の“証拠品”をなくしてしまう。)
キム:ジャックの教え子。
   ガイという元服役囚の彼にストーキングされている。
(ガイとは元夫婦。ジャックに恋愛感情を持っている。
 終盤“自分が脅迫電話をかけていた”とジャックに告白するが、実は・・・。)
マイク:過去の猟奇事件について自分なりの推理を考えてみるのが趣味。
    ジャックのフォスター事件に対する考えに反対意見を持つ。
(フォスターの信奉者か?数回、刑務所に面会にいっている。)
キャロル:学生部長。ジャックの大学でのよき理解者。
(終盤、キムと共に犯人に捕まってしまい、ジャックをおびき寄せる
 えさにされる。)
ガイ・ラフォージ:キムの元カレで、元囚人。キムのことを付け回している。
(最初は、彼が“犯人”か?と思われていたが、途中で
 真犯人の手により射殺される。)
サラ:一夜の関係。最新の事件の被害者。
(犯人と面識あり。犯人に依頼され、ジャックと関係を持ち
 彼の体液を採取し殺害される。)

真犯人の正体・・・・まさか、こうクルとは!
ある意味、意地悪などんでん返しとも言えます。
というのも、前半~中盤殆どその人物は出てきていません。
(ヒント:最初の方にワンシーンだけ出てきますが・・・)
また、その動機も事件の割りには“陳腐”。
謎めいていて、スピード感があり、複雑な人間関係・・・
真犯人の正体が分かるまでは、イイカンジだったんですがね~
“オチ”というか、真犯人の取り扱い方は、イマイチでした。

今夜は、チョイワルおやじアル・パチーノ主演『88ミニッツ』を
ご紹介しました。


アル・パチーノのサスペンスといえば~私の場合『インソムニア』。
出来栄えは『インソムニア』には届かないけれど、まあまあ
面白い作品でした。
サスペンス好きな方、




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