/// Lin-Ling Express ///

快調な毎日を送っています!!

秀水街

2006-05-20 | '06真冬の天津

北京でつい最近までニセモノ市場として有名だった秀水自由市場。取り壊しをうけて復活したのが、このビル「秀水街」です。狭くて人だらけで、お値打ち品に混じって有名ブランドのコピー商品がズラーッと並んでいた昔と比べて、さながら「ショッピングアーケード」になっていました

ちなみに、上海ではマーケットだと「襄陽市場」が有名ですが 襄陽市場も解体されるそうです。改装後は、上海もこんな風になるのでしょうかココに限った話ではないけど、北京にしろ上海にしろ、都会になって気分は確かにいいけれど、野暮ったかった時の雰囲気もそれはそれで好きだったのにな・・・



建物の中はこんな感じです。なぜか欧米人が多かったです。日曜日だったのもあると思いますが、地元の人は少ない印象。商品別に、各フロア分かれています。
一番上の階は、レストランにしようとして出来てないor出来なかったのか無造作に建設中でした。エスカレーターは動いているので、釣られて上がっていってしまいました。

日用品に人が群がっていて、その次は伝統モノでしたね。印鑑とかは外国観光客の興味を引くのは変わりませんね。



私は、中国チックなキョンシー帽をリクエストされていたので購入。オープンプライスは健在でした 結局、50%ダウン。もっと頑張れるのは分かっているのだけれど・・・人へのお土産だから、あまり値切るとなぁ・・・値段聞かれたときに答えづらい ミニ掛け軸なんかは買い足りているので見るだけでしたが、観光客好みの品物は揃っていますね。でも、掘り出し物は天津古文化街の方が出てきそう・・・

北京の定宿

2006-05-19 | '06真冬の天津

北京で宿泊したのは、「京倫飯店」。北京の日系ホテルでは老舗です。たしかJALグループです。歩いて3分のところに国際貿易センタービル(通称:国貿)があるので、観光客のみならず日本人のビジネス出張者も多く泊まるとか。

今回は、友人の勤務している事務所から10分くらいという立地から選びました。最初は遅ればせながらの「新北緯飯店」デビューする予定だったのですが。(昔から私のまわりでは新北緯飯店に泊まる人が多かったのです)

このホテル、実は私にとっては北京の定宿なのです。忘れられないのは卒業旅行の時、誕生日をココで迎えたのですが

ケーキをいただきました!!

誕生日の夜、部屋でくつろいでいたら客室を突然ノックされて、ホテルの方が2名。忘れ物でもしたのかと思ったら、

「オメデトウゴザイマス!」

いや~びっくりしました確かに、宿泊名簿には誕生日を書く欄はありますが・・・誕生日チェックをしていて、しかもケーキまでいただけるとは いまでも、そのケーキ箱の型は覚えていますよ



さて、ホテルの客室はいたってシンプル 余計なものはなく、Simple is the best とはこのことかと思います。机は正方形でしっかりとしていて、1人か2人の宿泊でお茶を飲んで休憩するには充分ですし、ビジネスの方にとって書類の整理や書き物をするにもベストなデザインです

あと、ここに入っている家庭料理「四合軒」は、少人数の食事にオススメです。日本人好みで、メニューの内容的にも注文もしやしかったです。

現在改装中で、2006年8月に営業再開だそうです。次に北京に行った時はココか新北緯飯店にします

さらば、天津・・・

2006-05-13 | '06真冬の天津

2006年1月22日(日曜)、ついに天津を離れるときがやってきました。

16:00に北京で待ち合わせがあるので、午前中には天津を離れなければいけません。朝食を摂り、客室のアンケート用紙を記入。最後にやられた騒音ネタを書かせていただきました。そして、最後のアスターホテルの階段・廊下の写真や肖像画をじっくり見て雰囲気を楽しんでから、ついに出発です

天津駅に出て、列車で北京に向かうつもりでいたのですが・・・





世間は春節前。久々に人ごみに突入して並んでみたものの、目に飛び込んできた電光掲示板には・・・

15:00まで満席

バスに切り替えです。北京駅行きのバスに乗り、満員になるまで30分。時計を見たら11:00近くになっていました。ここまで、けっこう時間かかったんだなぁ。ホテルを出たのは9:00くらいだったと思ったけれど・・・。

合計3泊。本当にあっという間でした

まだ廻っていない場所もあったし、北京や上海とは違った楽しさがり引っ張られるものがありますが、これは次回の楽しみにとっておきます

観光で行くことができたら、今度は「食べ歩きツアーで2日くらいかけて廻ってみたいですね

マツサ???

2006-05-08 | '06真冬の天津

天津に着いたその日、ホテルの近くを散歩していたらすぐ気に付いたこと。。。

この辺、日本人でらいそうだがや・・・
(訳:沢山いそう)


和食や日本語の看板が並んでいました。あとあと『地球の歩き方』を見てみたら、アスターのすぐ近くにある第一飯店(だっけ?)て、日本人の長期滞在者が多いそうで。

そのズラーッと並んだ中で気になった看板がでした。
近づいて、よく見てみます。

ん???



ちょ~ちょー、ちゃうがや!!
(訳:ちょっとx2 違うよ!)

いや、よく微妙な誤植は見かけます。なぜかこの看板だけ妙に印象に残っているんです
ちゃんと理解はできるから、まぁいいか・・・

濱江道の眺め

2006-05-07 | '06真冬の天津

濱江道は天津市指折りの繁華街とのこと
行ったのが土曜日だけあって、歩行者天国も人がおおいです。

服やら、小物やらお土産物やらが立ち並び、大改装前の上海・南京路を思い出しました。ここも、そのうち大改装されるのでしょうか???タンフールを買った屋台がなくなってしまったら寂しいですが・・・あ、これは観光客からすればです。あくまで。自分の地元にないものがあるから楽しいですから。



歩いていたら、目にとまった恐竜。一体何の店だったのでしょう


トップの写真はイトキンの旗がなびいていたビルで小休止したときに窓から見えた光景です。風船と同じように膨らまして投げていました。さながら、巨大ブーメランといったところでしょうか。流行っているのか、たまたま見かけただけなのか?とにかく投げる瞬間を頑張って取ろうと少しムキになってしまいました

このイトキンビル(本名知りません)と伊勢丹にいる間は、しばし大陸にいることを忘れてしまいました。

五大道

2006-05-06 | '06真冬の天津

水上公園でボロボロになった後、五大道に向かいました

ここは、袁世凱など近代天津にゆかりのある人物たちが居を構えたゾーンです。昼間は馬車に乗って廻れるそうですが、時間切れでした

周恩来記念館に行った方がよかったのかな???と思いつつも、ちょっとレトロな家を眺めながら散策しました。陽がどんどん落ちてきて、つないでいる馬も写真を撮ってみたらな風でしたが(フラッシュを焚くと興奮するのでフラッシュを焚かず、かつ後ろから撮ったし・・・)~画面の角度によっては、写真は真っ暗ですね いやいや、五大道の雰囲気は楽しめましたよ

平日でしたが日曜日とかはにぎわうのでしょうね。開館時間も終わりに近い&終わってからも警備員が結構立っていたのには驚きましたが、何かあったんでしょうか

上海や北京ほど観光地化されていないので、外灘には規模は勝てませんが落ち着いて雰囲気を楽しむには良いですね。あと寒くなければ・・・

次回は、繁華街レポートです・・・

東北人

2006-04-29 | '06真冬の天津

天津から北京に移動した4日目。
北京で再会した友人との夕食は、東北家庭料理「東北人」。

地下鉄/東直門駅付近で食べる場所を探していて偶然発見したレストラン。ここなら良さそうと入ったのですが、これが大当たり



メニューは店名の通り東北料理と、あとは餃子が主体。ハルピン出身の友人は「懐かしい」を連発。私は私で、餃子オンパレード!のメニュー表に興味津々です。

お店は朱を貴重にした明るい雰囲気3階建てのお店ですが、私たちが入ってから、あっという間に満員になりました。あと20分遅かったら、入れなかったなぁ・・・



さっそく、ハルピンビール(ハーピー)で乾杯 さらに燕京ビールも出てきましたそして、出てくる餃子の多種多様さは何種類食べたか忘れてしまうほど。自分で注文したのですが



写真はトマト餃子です。微妙に赤い色をしているのが分かるでしょうか?食べるとまさにトマトがジュワッと出てきます日本人にとっては脂っこいイメージを持つ餃子。水餃子な上に中身が野菜ときたら、健康的イメージ大幅アップ香菜や韮餃子もあるので、餃子のみでもバランスのよい食事が摂れますね

ちなみに、この日食べた餃子の数は自己タイ記録36個。友人も流石に少しあきれていましたが、次回は自己新記録更新を目指します

小宝栗子

2006-04-19 | '06真冬の天津

天津名物:天津甘栗。

市内に複数の店舗かあるんですね。2箇所、連れて行っていただきましたが、いずれも行列 お土産かと思う人も多いと思いますが、普通にジモピーも買っていますね。・・・ちょっとかじってみる。見事、実ごとまるごと噛み潰してしまいました・・・ 私、実はこの甘栗はてっきり当日中の賞味期限かと思っていて、

「一日じゃ無理っす!」

と最初は買い控えしてしまったのです 仕切りなおして、午後に2軒目でリクエスト。・・・面目ないです・・・でも、熱々の出来立てを手に取ったときの感触は、今でも覚えています。そして、ホテルに帰ってから食べる練習x2 帰国時には普通に食べられるようになりました。おいし~

となると、全部食べてしまうのが惜しくて日本に帰ってから食べる分を取っておきました。さらに会社へのお土産に買った分から一掴み失敬



スーツケースの一角をで~ん!と占拠して堂々日本に帰ってきた甘栗。スーツケースに付いた匂いも手伝って、存在感抜群でした

糖葫芦

2006-04-15 | '06真冬の天津

タンフールと読みます。大陸に行ったら、ほぼ毎回食べています(甘党・・・

サンザシがメインなのですが、レパートリーが多くキウイとかバナナとか苺とか、ありとあらゆる果物が串になっています。上から飴がかけてあります。かかっている飴はベッコウ飴風です。流石にチョコバナナには何もかけてありませんが。。。

濱江道で、何軒かワゴン屋台を廻ってレパートリーが多かったのがココでした。しかしながら・・・その時私は

虫歯治療中・・・

普通に食べたら、仮埋め中の詰め物がとれてしまいます 反対側でおそるおそる食べましたが、食べ始めるとやっぱり美味しい街角のちょっとした食べ物はいいですね。

あとは、ゴミ箱が近くにあれば、なおよかった・・・

吉祥ワンタン

2006-04-01 | '06真冬の天津

体調もだいぶ戻ってきました
天津の記録、続けます!3ヶ月以上続きそう・・・

天津3日目のお昼には、ワンタン屋さんをリクエスト。中国に行くと狂ったように餃子を食べる私ですが、今回はワンタンに挑戦です。

お店の名前は「吉祥餛飩」です。日本人にとっては、こじんまりとしたテナント店というイメージを持ちます。地下街とかにありそうな小さめのお店のような。ちなみに写真左端の「餛飩」の看板はニセモノ???本物は写真右奥にあります。このお店、とにかく・・・

メニューがぎょうさん(沢山)だがや!!

ぎょ~さんありすぎて、分かりません・・・違います。語学力も影響しています。といことで、ただいま仕切りなおし中です。

さて、このワンタンの味のほうは・・・濃くも薄くもなく丁度よい味付けが。ちょっとかけてある香菜がワンポイントですボリュームも満点!10元でおつりが返ってくるのに、中にはなんと8個か10個くらい入っていました。いやぁ、びっくり

こんなお店が会社の近くとかにあったら、昼食の半分をココで済ませてしまいそうです

ワンタンに挑戦した甲斐がありました。このお店、北京の「餃子館」と並んで、私の「日本にあってほしいお店リスト」に加えておきたいと思います

曙光里の突進!

2006-03-27 | '06真冬の天津

3日目に、天津の記事を見ると「ぜったい行きたくなる」№1:曙光里へ!私のリクエスト。

わざわざ混雑したバスをリクエストしてしまい、揺られること15分位かな。バス停を降りたのですが、「ここ」と言われても「どこ」大通りからは全然分かりません。

ちょっと路地に入って納得。それにしても・・・

初めて来たという気がしません

写真つきで予習していますので…汗。曙光里に行きたい!と思ったのは、私をここへ連れて行ってくれた幸福飯店さんこの記事を拝見したときから。。。しかし残念なことに、この風船に遭遇することはありませんでした

さて、曙光里。ズラーッと並んだ露店に、ひたすら圧巻。とにかく

人 、 ひと 、 ヒト の 波 ~

しばらくすると、方向感覚分かりませんどこをどう歩いているのか分かりませんそんな人並みの中を、さすが服務員さんは慣れていますね。地図が頭に入っているかのごとくスイスイ歩いていきます。





ちょっと人並みが落ち着いたときに撮影しました。いやはや、興味深いものが沢山売っていました。正月あけの特売でユニクロや無印で得意げに「いいもの買った」と満足していた私でした。しかし、ココへ来て後悔の念が。素直に思いました。。。

曙光里を知っていたら、セーブしてた…


結局、実用的な文具関係のものを数点買い込みました。いずれも、現在フル稼働です買った品数は少ないですが、リーズナブルで実用性の高いものばかり。いい買い物できました

日用品は全部揃いますね。いや~凄いです。しかも、ここではアイスクリーム売っていました。

冷凍庫ナシ 野ざらしで・・・

信じられません しかし、ハルピンという極寒も知っている服務員さんは平気でした。見るときはよく見かける光景だそうです。それにしても真冬にアイスクリームを食べるとは・・・

地元の人にとっての身近な場所は、観光客にとっては新しい発見が多くて好きです。観光地より面白かったりして・・・

串屋さん

2006-03-19 | '06真冬の天津

3日目、昼食の後で食べた露店の串屋さんです。
ええと・・・場所がはっきりと分かりません

ホテル近くの大通りをわたって、ちょっと南へあるいて路地入ったところです。近くに、もう一本大きい通りが通っています。その通りとホテル近くの大通りが合流する付近に、国際大厦がありました 曲がりくねった地図は日本人に、不得手です・・・

一応、専門では地図を多用していたのですが

1本1元でお釣が戻ったような気がします。8年前に初めて大陸で食べた食べ物も、こういう場所で買ったものでした。初めて買ったもの、それは上海の人民広場で買ったソーセージでした。懐かしいです。

さて、写真手前のようにズラーッと食材が並んでいて、好きなものを焼いてもらいます。見知らぬ人が2人、おっさんに焼いてもらっていますね。野菜系もありました。3本くらい焼いてもらったかな。昼食をとって1時間もたっていませんでしたが、自分としては思った以上に入っていきました

この場所、もし時間が夜でしかもがあったら完全に居酒屋と化しますね。折りたたみ机と丸い腰掛に数杯のお酒。私は普通に飲むのも大丈夫ですが、串3~4本くらいでビール1杯をあけるペースが一番心地よく感じます 最近、特にその傾向が顕著になってきました。典型的な中年サラリーマンへの第1歩かな・・・

北京で耳マッサージ

2006-03-18 | '06真冬の天津

今回は、ちょっと帰りに通った北京の話を。

「北京ウォーカー」の表紙に毎月付いている割引券。「天河良子」いう広告のお店がホテルから1分のところにあるのを発見して、行ってきました。

漠然と、足つぼマッサージにしようかと思ってたのですが、コースの中に

「耳マッサージ」

というコースを発見。初めてです。即、決定



耳マッサージといっても、ご覧の通り部屋はマッサージチェアでした。足を台に載せてリクライニングをたおします。それにしても、いい椅子でした。今まで体験した中で一番豪華?な装いの椅子でした

実は足マッサージには凝っていて、凝りはじめを遡れば3年前の北京です。
友人が行ってみたいと行ったので、通訳(ニセモノ)で付いていく事に。その頃は「足押さえるだけで治るなんて」と、反射区とかの話は知っていましたが効果の程は半信半疑でした。そして、そんなに痛いのかな?とも。

で~ら、痛いがやっ!!

しかも「あなた、XXが調子よくないですね」「XXもですね」・・・指摘される内容はことごとく的中。まるで生活の全てを見透かされているようでした しかも、終わってから体調が改善されているし、気分の良いことこの上ありません。こうして、私はハマッていきました


さて、耳マッサージです。眼鏡をはずして、足を台に置きリクライニングを倒して、まるで飛行機のファーストクラスの睡眠グスタイルになります文字通り、耳を中心に。温めてくれたあと引っ張ったり押さえたり、気分がよかったです。顔の周りもほぐしてくれました。いわゆる頭皮マッサージもしてくれて、気分よかったです。いい時間だったのでとなりかかっていた時に背もたれがもとの通りに。

「そろそろ時間だもんね~」と思った瞬間、最後の仕上げに入りました。最後の仕上げは・・・なんと、髪を引っ張ることでした。ハードジェルで固めてあったのですが、ご丁寧に紙で手を拭きながら削ぎ落としてくれて、髪を引っ張ります

しかも、髪の毛が抜けて目の前を落ちていく・・・

やめてちょ~!!

と叫びたいのですが、あまりの引っ張る勢いに圧倒されて半泣きになるしかありません普段は毎朝の抜け毛の多さが悩みのタネである私にとって、引っこ抜かれるとは、あまりに致命的

最後が、あまりに刺激的でしたが気持ちよかったですね。また行きたいと思いました気になる料金は足と殆ど変わりませんでした。

※今日の日経新聞に書いてありました。・・・何年かで髪は生え変わるので普通の人でも毎日100本以下の抜け毛はある・・・そうです。ちょっとホッとしています。あと、最近は20代から30代の抜け毛が最近多いそうです 私の抜け毛、どう考えても100本あるんですけど気をつけましょう

利順徳飯店 その4

2006-03-12 | '06真冬の天津

さて、アスターホテルには3泊しましたが、感想は「快適」そのものでした。

これまで、どのホテルに泊まっても、客室と朝食会場以外は殆ど利用することはありませんでした。しかし、ここは違いました。

喫茶店に行ってみたくなったり、廊下の写真を1枚1枚見てみたり。はたまた意味もなく階段を昇り降りして、絵を眺めたり。

客室はスタンダードでしたが広々としていたので、ご家族連れでも小さい子供さん連れで3人とかなら、私の泊まった部屋でもそれなり快適に過ごせるのでは?天井が高くて圧迫感がないのが良いですね。



ということで「そんちょが推薦するホテル」に今のところランキング1位に輝いているアスターホテルですが、弱点が…

廊下を集団で歩かれると、やかましいがや(T_T)

たしかに、ギシギシと鴬張りのように音を立てる廊下は古風を漂わせます。しか~し…深夜ともなると話は別です。

と寝床に入ってしばらくしていたら、いきなり「バリバリバリ~と凄まじい音が。地震か何かかと思いきや、夜間のチェックインの集団のようでした。しかも聞こえてくる声は日本人のオッサン軍団。でも声よりも鴬張り廊下の音のほうが激しかったです

北京か上海から廻って夜に到着したのか、ただ単に夜遊びから帰ってきたのか???よく知りませんが、たまりません日本のビジネスホテルだったら、苦情来ますよでも、ホテルも防音を工夫してくれないとなあ…鴬張りの思わぬ弱点でした

オールドホテルが売り物なので、改造しようにも一般のホテルよりも制約があるとは思うのですが、次に行くときまでに少しでも改善されているといいなぁ・・・
(その前に、次はいつなのでしょう)

利順徳飯店 その3

2006-02-25 | '06真冬の天津

アスターホテルのレストラン、朝は朝食会場で昼と夜は食事もできますが、ほかにも会議やメーカーの新作発表会などが開催されていました。少なくとも私がいる間は、催しの看板が常に出ていました。これって毎日結構な稼働率では?

朝食会場は、天井は高くシャンデリアが一昔前の高級感を漂わせます。ちょっと部屋数=収容人数の割には狭いかな?奥には団体用スペースがあって、こちらには孫文をメインにした壁画が鎮座していました。何で知っているかというと、間違えて入ってしまったからです



2日目の夜、夜食を買うべく…とおもったけれども「せっかくだからホテルで食べてみよう」と喫茶店にいきました。やはりブラウンと白塗りの壁を基調とした落ち着いた雰囲気です。机椅子もなかなか。普段セルフサービスのカフェ ド クリエとかにしか行かない私にとっては別世界。注文したのはナポリタンです。こういう場所で食べると何でも美味しく感じます。


余談ながら、名古屋マリオットで開催された企画発表会に出席したとき(なぜか支店長の名代…)、主催者さんは珈琲サービスを手配してくれていました。よく分からない私は自分で注ごうとしたら、ホテルの方がムンズと。ミルクや砂糖の好みまで聞いて注いでくれました逆にこっちが恐縮してしまいました。それにしても、従業員さんはしっかりされてましたね。それは、マリオットだからそれぐらいの教育レベルがある、というのにあるのはもちろん思うのですが、最後は各個人の工夫に行き着くと思います。見習いたいですね。



さて、ちょっと一服しようと次に注文したのは珈琲一杯。写真を撮ったら店員さんが興味津々。日本人の観光客は珍しいそうで、大半がビジネス客という天津にあっては久々だったそうです。たしかに出張客で珈琲の写真をとる人なんていないですよね。仕事で来て、終業後にこういう場所で珈琲飲んで一服、なんてできたら贅沢な時間が持てそうです

この喫茶店の横に客室につながる階段があって、近代天津ゆかりの人物の肖像画がかかっています。座る位置によっては肖像画を遠巻きに眺めながら珈琲を飲めます。ぜひとも、お勧めします

一度、出張でこういうところに宿泊してみたいです
(だったら出世しなさいという聞こえてきそうだがや…)