東京方面からは成田の2つ手前の駅です。
神社に入ってゆく道の脇に、文具やさん兼駄菓子屋さん?
こどもがたむろしていて、なんだか三丁目の夕陽のイメージ。
大きな鳥居をくぐり、 階段を登り、拝殿に参拝したあと、
写真で拝見した彫刻などを見学。
CDの奉納を、と思いつつ、人の気配がない…
あきらめて帰ろうかと思ったところで、
カップルがきておみくじをひいたので私もひいてみると、
「時期を考え、改めよ。急げ。人の力をたのむに時あり」と。
どういうこと?
すると、ちょうど神社の方が出てこられたので、
どきどきしながら「酉の市の歌を歌っている者なのですが…」と言うと
早々と中に上げてくださり、ゆっくりと話をきいてくださった。
それから曲を聴いてくださり、虫眼鏡でじっくり歌詞を読んでくださり
「昔の酉の市を知っている人には、この歌はいいだろうねえ。」と、しみじみ。
そののち、お祭りの実行委員の方々に電話をしてご紹介くださった。
すると、本来ならぎっしりで、例年この時期にはもうステージは全く空いていないが
いちばん人があつまる10日、ステージに余裕があるから歌っていいよと(!)
実行委員の方々も
「普通なら今頃絶対に無理なんだけどね。すごい偶然だね」と言われるので
私がこれまで遭遇した数々の不思議や偶然の一部をお話したところ
(こちらの神社さま自体が歌に関わる非常に不思議なエピソードをお持ちなので)
「やっぱり歌う人っていうのはどこかそういう部分があるんだね」
「芸能だもの、アメノウズメとか、神話に通じるものがあるんだろうね」と。
本番は前日の寒さ・雨が嘘のように。
ちょっと体調悪かったですが、なんとか無事に歌えました。
やっぱり、酉の市の風情は楽しいです。
わざわざ呼び止めてCDをご購入くださった、
同姓同名のお母さん、どうもありがとう。
お父さんも本当にありがとう。
曲中の手締めにご協力くださったみなさま、ご声援くださったみなさま、
温かく迎えてくださった実行委員会や関係者のみなさま、
本当にありがとうございます。