ライトファンなのに推し疲れているという良くわからない話。
「界隈の治安」なんてかつてソロアーティストをゆる推してた頃全然気にしたことなかった。
前のアーティストは、女が多いけれど男女共普通に居る界隈だったので本人が全然見えずに音だけ聞くライブなんてザラだった。普通に自分の背が低いことと席運の悪さを嘆いたものだ。
アーティストもファンも皆それなりにおじさんおばさんだったし、うちわとかペンライトとかないので拳を振り上げたりぶんまわしたりしてギター、ドラム、ベースや生歌とライブの熱気を楽しんでいた。
アイドル界隈に初めて足を踏み入れてみて、女子しかいないので視界良好で驚いたし、若い女子ばかりなのでお嬢様方を不快にしないように身だしなみやライブを楽しむためのマナーには余計に気を使うことになったので、どことなくライブ前は(アーティストでもないのに)緊張した。
そうこうして楽しみ出したアイドル推し活も、曲がたくさんになってきて最近あまりちゃんとついていけてない。
また、最近の曲の好みが合わなくてなんとなく聞けていない。
あと最近のフェスで某事務所の一部ファンのフェスでのマナーがたいへん悪かったらしく、snsのTLで流れていた。こうして荒れるのはしょっちゅうで、そういうのを見るたびメンタルの治安も悪くなる。
さらに自分で実際見たライブでアーティストの歌やダンスがイマイチなんてことがあったら、私何しにここに来たんやろ状態になって虚無ってしまう。
この間緩く行ったアニオタ界隈のライブがコンテンツも良く最後尾でも全然楽しかったこともあって、なんとなく自分が最近アイドル界隈に疲れているのかな?と思うようになった。
本当に不思議な界隈で愛・平和・好きの濃度も濃ければ、嫉妬・下げ・嫌いの濃度も同様に濃い。
2次元は基本的に永遠に変わらぬ対象で、感じ方が変わったとしたら100%自分の変化(作画や監督の変更や続編は除く)だけれど、3次元は生身の人間であって対象にも感情があるのでファンが向ける感情もどことなく生々しいのかもしれない。
基本ひきこもりでも楽しめるコンテンツだから良いのだけどな。
あと、曲の売り出し日が◯◯と一緒!売上頑張ろう!動画回そう!みたいなのも私の筋には合わなくて居心地の悪さを感じている。
良い曲やコンテンツは必要な分だけ買って必要な分だけ聞くのが健全だとおもっているので「そういう雰囲気」なだけで疲れてしまう。
BBAが思うのは「みんな老後資金は貯めておきなや…」ということだけ。
なんとなく疲れたのでよそのグループを見ていたら、曲やコンセプトがそっちの方が好みで最近はそちらばかり見ている。
まだ茶の間無銭なのでそのグループのオタクではないが、どうやらオタクが少ないみたいでTLに流れてこないので精神の治安良く楽しめている。
これくらいの距離感がいいなぁ。
そういうわけでなんとなく全体的に押し疲れているという話。