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語学とコミュニケーションは別

2024-06-17 | つれづれ
学生時代はそんなに語学が嫌いでなかった。

理数よりは国社の方が点数は良かったし、古文漢文英語どれも平均よりは上だった気はする。まだ世界は私にとって新しかったし、知らない世界への好奇心があった。

私は長期記憶が保持できないのでスッパリサッパリ忘れてしまったが、いわゆるテストとしての語学は普通だったと思う。

大人になってから(遅)、語学というものとは別に、コミュニケーション能力というものがあることを知った。

学生時代は勉強に忙しくそんなに気にしていなかった。
親には子供は勉強が義務であると明示的に言われていたし、金や食べ物や住まいは全て親から提供されているものであるため勉強している限り私の身は安全であったので、周りとの応答を適切に行い関係性を築く能力より偏差値を上げられるかの方が私には重要であった。

私の思うコミュニケーションというのは以下の流れなのだが、会話というのは即時にいっぺんにやらなくてはいけない。

  1. 人からの情報を受け取る
  2. 解釈する(意図を汲む)
  3. 伝えるべき情報を選択し組み立てる
  4. 適切な語彙や言い方等の手段を選ぶ
  5. 不言語コミュニケーションも加味して(表情、速度)伝える
自分のメモリとCPUが人たるにはずいぶん足りないじゃん、と気付いたのは大人になってからで、大変苦労した。

感覚的には1を必死にやってたら良くわからないうちに5まで終わってた、みたいな感覚である。

仕事で特に困るのは2〜4あたりで、とっても難しい。

一方的に話すプレゼンはプレゼンする目的ははっきりしているし、一方的であるからして練習すれば一応可能。
メールやチャットもテキストベースなので1〜5までは時間差が発生してもあまり問題にならないのでこれも大丈夫。
う〜んて考える時間は人よりも長い。

電話や突然話しかけられるのは本当に苦手。コールセンターバイトは最早黒歴史である。
そもそも1,と2をローディングするのに時間がかかるし、今やってることと脈略のない違った情報インプットが始まるからしんどい。難易度MAX。
良く仕事が地層になっていた。

あと雑談やチームビルディングは無理だった。初めのうちは右も左も分からないのでそこはかとなく参加しているが、そのうち参加をやめてもそんなに仕事には問題ないどころかあまり良くないことに気づき、いる意味を感じなくなってしまって次第に参加しなくなるのが常であった。

今は引きこもりなのでそういった苦手で辛いことは殆ど発生しないが、例えば英語を学習しよう!と思ったとして、「いや私特に外国語で他人に伝えたいことがないしな…」となってしまって、そもそもの語学習得する動機がなくて欲求に繋がらない。
日本に暮らす日本人で良かった。

というところが、どうするでもなく、自分で自分自身に「問題だ」と思っている所。

でも推し活でひとつオモロ!と感じていることがある。

今まで普通にJ-POPにしか興味なくて日本人の動画やラジオしか聞いたことがなかった。
ところが関連で2月に行ったIDOL RADIO LIVEで観客の多くが韓国語を理解していることに驚いた、と書いた。

それをきっかけとして、最近Kpopの端っこくらいで動画を観ているが、韓国はK-POPという文化を世界に売っており、アイドルグループのメンバーの国籍も多種多様で、ワールドツアー、オフラインサイン会やオンライン通話(映像通話yeongsangtonghwa、略語としてヨントンと呼ばれる)等世界各国のファンと直接コミュニケーションを取る機会が多いことから、構成員であるメンバー自身も外国語習得に関する意識が高い。

接触が多いほど好感度が上がるのは有名なので、実際マーケティングとしても効果が高いのだと思う。
SNSの公式アカウントも、本国とは別に「World」とか「JP」といったアカウントが用意されていたりする。

Kpopの端っこくらいで動画を観ている、と先ほど書いたが韓国語は分からないので、日本語字幕か英語字幕が出る動画だけ字幕ONにしてそこはかとなく見ている。

J-POPであれば出されている動画は自然とわかるし、SNSでもタイムラインを見ていれば一通りの流れが分かるが、K-POPではそうはいかない。

youtubeの自動字幕は当然発される言語である韓国語で表示されるので私には読めず、SNSの他のファンのTLでどんな感じ?という情報収集を頼ることになる。

K-POPの場合はもちろん韓国語が基本であるが、SNSでは、アラブ語等本当に色々な国の人がコメントを出している。

韓国語や英語のポストはSNS自身に「翻訳」の機能がついているので便利であるが、長文の場合は画像で貼られていたりして翻訳機能が効かないので、英語の場合は必死に調べながら読むしかない。

それでも英語翻訳してくれているだけで韓国語よりもずいぶん多少読めるので、ファンというのは大変ありがたい存在である。
義務教育にも意味がある。

そういうわけで、コミュニケーション欲求がなくとも、言語が分かると情報収集の幅がとても広がる便利さは理解した。

理解してはいるが、◯◯語話せるようになりたい!という欲求とは別のもので、なかなか行動には結びついていない。


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