鼻から猫の毛

札幌から東京にやって来たババア一人、猫一匹

黒ワイン

2011-07-17 18:45:19 | 飲んだり食べたり
世の中には黒米や黒ビールがありますが。
黒ワイン、というシロモノもあるのをご存知ですか?
あたいは知らんかった(笑)。



フランスのワインです。
安いワインなので、軽視されがちですが。
ちゃんとフルボディ。ちゃんと美味しい。
結構男性的な味がするよ。
若いころだったら好きな味。
今はもう少し柔らかさが欲しいなと思う味。

どなたかのワイン好きな方のブログで
このワインが紹介されていた。
「安酒が好きな人はどうぞ(笑)」とあった。
最後の「(笑)」に速攻カチリときちゃった。
あたいはワイン好きな人間を、いまいち好きになれない。
勿論全員そうじゃないし、あたいもそういう人間じゃないけどさ。
多いんだよね、件のブロガーさんのような人。
高い=偉い(もしくは美味い)という盲信。
どんなに良いワイン高いワインだって
その人の口に合わなきゃ、そりゃあーた、
500円のセイコマワインにも劣るんだわ。

値段に拘って飲むアルコール。
あたいはワイン以外知らない。
何故値段にこだわるんだろうと思う。
高いワインなんて滅多に飲まないから
安いので十分幸せ。でも高いのも飲めたら幸せ♪
そういう人間を放っておけばいいのに。

あえて「○○円以下はワインじゃない」といってくる人や
「あの店は安いのしか出さないのよ」とわざわざ言う人がいる。
安くても美味しけりゃいいんじゃないの。
あんたが行かなきゃいいだけでしょ。
そう思うのだけどね。はー腹立つ。

ま、ワイン好きな人は飲んでみて。

そして洗われた男

2011-07-17 16:28:06 | カムイと皮膚病
離れたがらないカムイに「マグロ買ってくるから」と言い
ちょっと散歩へ。
霧雨の中ぽっくらぽっくら歩く。
カムイへのお土産の「本マグロ刺身」を買って
自分へもお寿司なんて買ってみる。

帰ってマグロをあげてご機嫌さんで食べていたカムイは
あたいのお寿司を見て「そっちの方がいい!」と
まー大騒ぎ。
流石にタレ付きだのイカだの入ってるので
絶対だめ!といいつつカムイ攻撃をかわす。
今後はやっぱ、外食にすべきだなお寿司は。

「ふー」と食べ終わった後におもむろにカムイを見る。
「あそぶ?」という顔のカムイを浴室につれていく。
洗われたことのないカムイは、浴室がどういうところか知らない。
最初は呑気に待っていたが、ドアがあかないこと、
あったかい水が流れていることに気付き、みるみる動揺し始める。
あまりのビビリように可哀相になりながら
ざっと濡らしてさっくり手の上で泡だてたシャンプーを
カムイにベタベタつけて、
これまたざっと洗い流す。
洗い流す時はもそっとじっくり洗いたかったな。
泡、とりきれてたのかしら。



ものすごい不機嫌な顔で全身を乾かしている。
ドライヤーも考えたが、以前怖がって逃げていたので
タオルドライで手伝う。
すんごい機嫌悪い。
何故かノドはゴロゴロいってる。
もう自分でも訳判んなくなってるとしか思えない。
でも、もう1回また近いうちに洗いたいね。

ソロぴんはお風呂大丈夫な子だった。
ちいちゃいころからお水には慣れさせていた。
お陰でシンクで寝るような、若干変わり者に育ってしまった。
ちんたら洗ってもニャーニャー文句言うだけで抵抗もしなかったので
普通だと思っていたけど。
普通じゃなかったんだなアイツは。

でも意外とタオルで拭くときは黙っておりますカムイくん。
目の上と頭の上に薬を塗ってたらじっとしてた。
鼻柱は怒られたけど、薬を塗られる事に関しては
やぶさかでない様子。
さっき1回塗ったので、それで痒みが少しひいて理解したのかな?
・・・いや、そりゃないわ。そこまで賢くないわ、こいつは。

こんなことされても、あたいがPCの前にきたら
後ろにちょこんと座って体をなめ続けているカムイ。
けなげやのー(T_T)

ドラマね

2011-07-17 12:10:58 | 
猫の話じゃないけれど。
動物病院の待合室で、のったりとカムイと座っていたら。
獣医さんが足早に出てきて、とある犬の飼い主さんに聞いていた。
胃だか腸だかにガスがたまっていて
腎臓の1つがどうしても見えないと。

「何か重大なことを隠してませんか」

獣医さんの一言に飼い主さんは困っていた。
あたいは「ドラマのような展開だわ」と思いながら
カムイの入ったバッグを抱っこしていた。

飼い主さんは言った
「この子の腎臓、2つとも悪くなったらどうなるんですか」
「人間と同じですよ。透析したり移植したり」と獣医さん。そらそうだ。
しかし飼い主さんは納得がいかないようだった。
何かがある、と思って聞いたんだろうな獣医さん。
結構執拗に聞いていたけど、飼い主さんは判らないとのことだった。
どきどき。
どきどきどきどき。
あたいのドキドキはカムイにまで伝わって
肉球に汗をかきはじめた。
2人そろってどきどき。
なんだろうね、この能天気さは。

こんなの獣医さんに知れたら
「あんたは自分んとこの猫を治すことに集中しなさい」って
怒られそうだわ。