鼻から猫の毛

札幌から東京にやって来たババア一人、猫一匹

疲れた

2011-07-20 20:43:48 | カムイと皮膚病
通っている獣医さんに相談して「注射ポンプで薬をあげたい」と
申し出たのだけれど
「あれも上手くあげないとね」といわれた。
駄目ってこと?くれないの?と聞くと
ポンプをくれることはくれるそうなのだが。
診察時間は夜7時まで。
あたいの仕事もそのくらい。
間に合わない。全然間に合わないぢゃん!
薬が苦いから嫌がるというのなら
人間の赤ちゃん用のゼリーで、お薬を混ぜてみたら?と
提案された。
薬局行ってみたけどピーチ味やらチョコレート味やら
猫に大丈夫?と不安になった。

悶々としながら仕事して、帰りに事務所の近くに
そういや動物病院があったやん!と思い立ち寄ってみる。
診察は終わってたみたいだけど、玄関で思いつめたおばちゃんが
「助けてビーム」発してたら、
そしてそんなんと目が合ったら、そら開けてくれるわな。

事情を話してポンプを売ってもらえないか頼む。
「いいですよ」と快諾。
「でもね、錠剤はやっぱ錠剤の形が一番効くの。
 だからいづれは上達した方がいいよ」
言いながら獣医さんはポンプを出してくれた。
「ポンプもね、味によっては泡で吹いちゃうからね」
そうなんだ・・・と絶句。

何やっても頭を振って怖がって・・・と言うと
「人間用のゼリーあげるなら、これあげたら?」と
見せてくれたシロップ。



ベルギー産のペット版「お薬のめたよ」。
1500円弱。小さいビーカーもついてます。
「まずはシロップをなめさせて、それでイケそうだったら
 これに混ぜて舐めさせてごらん」ということ。
「・・・舐めなかったら?」
「うーん、困ったね」
と言いながら、「ポンプはおまけにしとくよ」とくれた。
もうね、心の底から有難うございます!って言ったわ。

帰ってきたらカムイの状態は劇的に悪化していた。
ビックリした。
このタイミングは、もう絶対今日こそ飲ませろよお前っていう
神様の(正しくは獣医さんの)啓示だ。
シロップをなめさせる。
なめるけど「なんか口がヌタヌタする」と口をくちゃくちゃしてる。
これ、苦い薬なら泡に変わるんじゃね?
実際薬を混ぜて口の周りにちょいちょいってつけると
一口なめて「苦い!」となった。

じゃじゃん。ポンプがあるのですよカムイくん。
おたく本日逃げれませんから。
タオルを見ただけで逃げるカムイをつかまえて、
口に入れる。暴れるから口のまわりにも飛んだ。
でも半分飲んだ。
「おっ!これ良くない?」
全然!というカムイにもう一度、最後まで一気に流し込む。
飲んだ後で喉をなでて上を向かせる。

ハタと気付いたけど、カムイ暴れ過ぎてこの時すでに
お互い正面向いて(向き合って)抱き合う状態になっていた。
口からプクプクとシロップ色の泡が出る。
拭きながら抱っこしつつ片手でモンプチを探す。

ゆっくりだっこからおろして、
お皿にわざと音を立ててモンプチを入れる。
「ぬたぬたするー」とベロを極限まで出して訴える。
そのまま吐かれたらかなわん。
お皿からあたいがちょっと離れて、体をなでる。
抱っこされない限りは、こうすると安心して食べ始める。
食べた。

今日は一杯飲んでくれた。
良かった良かった。
明日の朝もこうだといいな。



神様有難う。有難う。有難う。
カムイをこんな病気にするなんて
酷い男ねこのロン毛野郎って恨みごと言ってごめん。

晴天だね!

2011-07-20 06:32:02 | 日記
雨がうっとおしいって話を
先日友人とした。
じめじめじめじめ、内地のそれほどではないけど
天気がずっと暗いと気分も暗くなる。
(でも霧雨は好き)

昨日から監査が入っている。
去年から「いつ入るか」という状態で”検査”という名の
ほとんど「事務所いじめ」(笑)は続いていた。
一度心が折れたのは、あたいだけじゃないはずだ。
監査の人に「ここを見せて下さい」と言われて
「ほんとに観たい?どーしても見たい?」と聞き返すあたい。
「みたい!」と監査の人。
しょーがないなー。ちょっとだけですよー。
緊張感もへったくれも無くなってしまった。

上司から夜の10時をすぎて電話が入る。
勿論仕事の話だけど、電話の最後に上司が言った。
これで終わり、にしたいね。
珍しく意見が合った。




4時起床

2011-07-20 06:17:28 | カムイと皮膚病
珍しい事、カムイが鳴いた。
朝あたいが起きる前に鳴く事は今までなかった。
やっぱ体の調子が悪いのだ。
ご飯をあげて暫く様子をみる。
この御機嫌さんから奈落まで突き落とすのも
イカン原因な気がする。

今日はカツオ風味のおやつ。
薬を1つにまとめながら、
「これだけをあげれたらホント楽なのにな」と思う。
バスタオルでカムイをくるんで
やっぱり大暴れされて、薬もおやつもボロボロになって
をれらを1つにまとめ直す。
20分くらい、暴れるカムイを抑えて頭を押さえて
薬を拒絶されて・・・なんてやってた。
相手が疲れて諦めるのを待つしかない。
あたいも諦めるからカムイの中で”暴れ続けたら逃げれる”と
インプットされてしまったかもしれないもんな。

結局、少し残したものの薬を無理矢理口に押し込めれた。
「ぶくっ・・・」と泡を出して逃げたカムイを
カムイ好物モンプチおやつを1粒持っておっかける。
抱き上げて口に押し込む。
「いや!」と吐き出そうと口の中でケホケホしたその後。
カリッと食べたら美味しかったのだろう。
そのままペロリと舌舐めずりをして大人しくなった。
泡が止まった。
「あっちにまだあるよ」
言うと、トコトコと歩いて食べに行った。

泡が落ちた床を拭きながら
首がヒリヒリするのを感じた。
鏡を見たら2か所、ちょうど頸動脈ラインに血がにじんでいた。
なんだかんだいって野生やね。
昨日は手首、今日は首かい。

昨日も思ったけど
朝の方がなんぼか成功率(といえるかはナゾだが)が
高い気がする。