鼻から猫の毛

札幌から東京にやって来たババア一人、猫一匹

昔の映画とか

2021-03-18 06:07:17 | 映画
おはようございます。
可愛い子ちゃんが、最近グズるんですが
抱っこしてよしよしするとゴロゴロ喉を鳴らしてくれて
寂しかったのかい?って言いながら
癒されておりますよ。
猫がいて良かったです。

風邪なのか何なのか、どうにも胃が痛い。
原因は分っているけれど、それだけでここまで痛いか。
となると、体が欲するのは湯船。
たっぷりお湯を張って、追い焚きで熱めにして
ご飯は鶏がらスープの素で雑炊にしました。
お風呂(湯船に浸かる)って
本当に大事だなと思います。
昨日1日休んで横になっておりましたので
今はもう大丈夫。たぶん。
横になりながら、昔の映画を見ました。
なんつーか、まあ、ご存じのかたも多いこの作品。
だから今更ネタバレも何もないと思います。
若いころに見た時の印象と
今この年齢になって見た印象は、
結構乖離がありました。
ロボトミー手術って、やっぱ怖えなと。
精神病院にいる人たちは、
こんなのどこにでもいるよねって人たち。
そんな人たちが精神病院に入っている。
婦長さんが決まりを重視する、
厳しい人という設定だけど、
ただのイジワルというか、腹いせじゃねえのと
最後の方は思いましたねえ。
「アナタの母親に告げ口するわ」って
言わなくていいのになと。
そしたらビリーは死ななくて済んだのに。
脳みそ(前頭葉)を抜かれたマクマーフィ。
廃人となった彼に絶望的な気持になるのは、
映画を見ている人間も同じかも。
これがチーフの脱走で救いとなるか。
マクマーフィの存在が、
精神病院にいる彼らに変化をもたらし
彼の意志が受け継がれたことを喜ぶべきか。
あんまり嬉しくない特典映像も入って973円。
孤立していたチーフがマクマーフィと出会い、
みんなとバスケをやった時に、
誰も気づかないところでチーフが
ちょっと笑顔になるシーンがとっても好きです。

自分がしんどい時に
周りの人たち全てが「私は特別」感を出しているのを
素直に受けて落ち込んだり。

”嫉妬深い人とは、実力が無い人である”

という言葉を見つけ、
なんとなく色々合点が行ったりしたのでした。
当てはまってる自分にも、誰かにも。
だったら実力をつけるために
耐えがたきを耐え、
忍び難きを忍び、
本日もガンバロウと思った次第です。
すっげーイヤだけどな(おい)。
ちゅーこって
良い1日をお過ごしください。

圧倒的な美しさ~鬼滅の刃~

2020-11-17 07:06:03 | 映画
おはようございます。
なんか冷えてますねー。
体調崩されないよう、皆様お気をつけくださいね。
札幌は、不要不急の外出自粛となりましたね。
市街からの往来も自粛なの?
映画館がない他の町から、映画を観に来るのを
諦めた人がインタビュー受けてました。
そうよね、映画館ってバッタバタと
閉館してますものね。
そんな中恐縮ですが、お休みでもあったので
映画「鬼滅の刃 劇場版」を観てきました。
Amazonプライムで観た続きが
映画で観れるのが嬉しいですねー。

アニメーションの綺麗さに
度肝を抜かれた作品です。
わー、綺麗!と思いました。
禰豆子 可愛いー。
おでこから血ィ出して泣いてるの、可愛いー。
善逸の無意識領域が怖くてオモロかったです。
煉獄さんのマネして
ごはん食べたときに思わず「うまい!」と
叫びました。
ほんとは大した美味しくは(やめとけや)

帰りはぽくぽく歩いて帰宅。

さて火曜日です。
お休みの間、外食したり買い物したり映画観たり。
これでリフレッシュできなかったら
ほんと、どつきまわされますね。
頑張りましょう本日こそ。
ちゅーこって
引っ越しのときは携帯トイレを用意しないとねー。

良い1日をお過ごしください。


感動作ではない ~The Farewell~

2020-10-23 06:05:59 | 映画
おはようございます。

2月に「パラサイト」という映画を観た時に
上映予告でやっていた映画。
予告を見ただけで、これは映画館で観たいと
こそっと思っておりました。
コロナの影響で
「結局この映画は観ることなく終わるなぁ・・」
なんて、うっすら諦めていました。
しかし昨日、映画レディースデー。
何気に見たら、なんとその映画が!
疲れてるし、帰って早く寝たいし。
今日は無理。
週末にでも。
いつまでやってるのかな?

最終日:10/22

「今日じゃん!」と
慌てて映画館に行きました。


癌にかかり余命いくばとの診断をされていたお婆ちゃん。
6歳のころに中国を離れ、アメリカで暮らすビリーと家族は
親戚も含めみんなで集まることになりました。
癌の告知をなぜ本人にしないのか、とビリー。
中国では、
「癌にかかった人間は癌で死ぬのではなく、
 癌への恐怖で死ぬ」と言われているらしく
母親にそんな思いをさせたくない、と
息子たちはひた隠します。
親に辛い思いをさせるくらいなら
子供が親にウソをつき、幸せに死なせてやろうと。
それは”良いウソ”なんだと。
病院の検査結果を、偽造して「良性」にするところは
なんかもう、中国だなあって思わずクスっとしました。
偽装するお店の人も「まかしとけー!」って
明るく言ってるし。
結婚式場で予約していたロブスターが
カニに変わっていたシーンで、予約したお婆ちゃんが
激怒したシーン。
「最初からカニだった」と言い切るシェフ。
高いお金を払ってロブスターにしたのに
平気で”悪いウソ”をつく結婚式場のスタッフ。
中国人もここは嫌なんだねって思いました。

もうねー、感動とか、ないじゃないって話。
どの辺で泣けばいいの。
中国映画ってもっと、洗練されてなかったっけ。
後半、なんかアルマゲドンみたいになってるし。
そしてラストに
「あれから6年、彼女は今も生きている」
というオチに思わず
おーいっ!!!
生きてんのかーい!
と、突っ込んでしまいました(笑)。
余命宣告自体が間違い?
癌診断自体が間違い?
テケトーすぎんか中国医療。
思いがけないバカバカしさで、泣くつもりが
泣けなかったけれど、まあ、こういうのもアリかと。
個人的にはビリー役の子が話す英語が凄く好き。
ちょっとウーピーゴールドバーグに似てる。

余談ですが、この映画を上映していた
スクリーン2の壁にあった看板が
「浅田家!」になっていて、
あれ?ここじゃないの?
なんて不安になりました。
他のお客さんが来て、同じように放心していて
目があったので、お互いに
「ね!そうなりますよね!」と爆笑しつつ
席につきました。
映画観終わったら、正しくセッティングされてました。
映画の始まる時間が遅く
仕事終わってから3時間くらい余裕があったので
ご飯を先に食べることに。
ステラ(ステラプレイス)の中で夕飯。
駅前通りを眼下に望む。
となりは大丸百貨店。
ご飯はご膳。


野菜の甘みにびっくり💖
この野菜たち、うんまい!
ミニうな丼も、ミニ天丼も、茶碗蒸しも
美味しかったー。
茶碗蒸しの中に、とうきびが入っていて
北海道をアピール?と思いました。美味しかったよ。
これで990円は素敵すぎる。

帰りはルーソンで鬼滅。
ついてたシールは、猪之助でした。

こんなことしてる場合じゃないのに
ビールを飲んで先ほど、ちょっと寝ました。
今日こそ早く寝るぞ。
今日こそ。
今日こそ。
今日こそ俺は!ってマンガあったよね。
ちゅーこって
ビールって時々水みたいに感じるよね。

良い1日をお過ごしください。

考えさせられる

2020-08-10 06:19:53 | 映画
おはようございます。

先日の記事でコメッコの写真を出した時に、
「さすが北海道、ホタテ味」というコメントを頂いて
コメッコにホタテ味以外あるのか?と思い
ググったところ、ありました。
( ゚Д゚)
( д) ゚ ゚ 
( д)   ゚ ゚ 
( д)       ゚ ゚ ブーン
マジっすか!
世の中知らんことはあるもんだ!
有難うございます!
それにしても、海苔ワサビ味・・・めちゃ美味しそう。
昨日、「この世界の片隅に」というアニメを
やっていたので見ましたよ。
観た人いらっしゃいますかねー。
観てないかた、一度観て頂きたいですねえ、これ。
反戦映画とはまた遠い、
すっとぼけた主人公が、平和に学生生活をし
家の手伝いをし、人さらいにあい(笑)、無事に逃げて、
その時に一緒にさらわれていた男の子と
大人になってから結婚し、
呉に嫁いで、日々を過ごすというお話。
笑って、怒って、絵を描いて、そんな主人公の日常。
特にキャラたちの笑顔が多いというのが、印象的でした。
この映画の一番衝撃を受けたのは
玉音放送(天皇の肉声を流す放送)が
流れたシーンでしてね。

「最後のひとりまで戦うんじゃなかったんかね!!
ここへまだ5人おるのに
まだ左手も両足も残っとるのに!!」 

と、普段、のんびりした主人公が
怒り、泣くシーンは、ちょっとね、
衝撃的で、そして一気にこの映画が
好きになったんです。
いや、洗脳とかそういうこと言いたいんじゃなくて。
ここにきて、えらいハードなもん
ブッ込こんで来たなと。

お国のために頑張ってる兵隊さんのために
笑い1つ無い、暗い毎日を過ごさないといけない、
という
戦時をたくましく生きる、という内容とはベツモノの、
「戦争への嫌悪の押し売り」映画が多い中、
確実に”その他雑魚”とは一線を画した映画だったなあと
思った次第です。
面白かったし、
良い映画だと思いました、はい。
ほんとは昨日の長崎原爆の日に、アップしたかった。
だらだらしてたら、日を跨いでしまいました。

昨日は、エアコンフィルター掃除しましたよ。
イスを置いて、まずはソファとかよけましょうかね、と
ちょっと降りたら、飛び乗るのがこのかた。

カムさん、ちょっとどけてくださいな。
お母ちゃんはこれから、お掃除ですよ。

「断る」という主張をしてきましたので
抱っこしてよけました。
蓋を開けて掃除機でフィルターの汚れを吸いましたが
なんかベタつくねーってことで、
食器用洗剤で洗ってみた。
拭いて、1時間ほど乾かしてから装着。
かんたーん✨
こんなんで良いのね!

あとは、カーテンあらっとこー🎵と
レースカーテンを洗い、その間に
甘えてきた猫の、おちりまわりに
大きな毛玉を発見したのでコームとハサミで
とりました。
すんごい唸り声をあげられましたが
噛む力は加減してくれてましたよ😁

毛玉を取り終わって、よしよししてる間も
面白くない雰囲気。
でも、べったりさんなんだよねー。

ひっつき虫さんなので、
あたいはこのまま本を読みました。
興味深かった漫画。右の方。
ママ友、っていうと
なんかこう、主婦の集まりー的なものを
感じるところがあったのですが、
「ママ」が抜けると「友」でして、
この漫画は、いなくなった友達の話。
知っていると思っていた友達の
知らなかった一面。
それを友人本人にも黙っている優しさ。
受け入れる度量。
素敵な友情だなあと思って読んでましたが、
オチがtoo much。
要らんくないかな、その連鎖。
で、結局「私が一番、勝ちだ」と言っちゃう
そのマウントが、世の中が作ってる
主婦のイメージの嫌なところだなーと思いました。
必要?その勝負。
でも戦いたくなくても、巻き込まれることもあるものね。
大変なんだなー、ママって。
読んでる途中までが面白かっただけに、
ちょっと読後感悪いです。
まあ、メインは友情なので、興味あるかたは。

さて月曜日。
山の日だってよ月曜日。
涼しいから過ごしやすいですよね月曜日。
あたいは猫と、今日もボウっと過ごします。
ちゅーこって
最近カラスがつるむなー。

良い1日をお過ごしください。

政治はセンスだ~Fukushima50~

2020-03-25 21:48:57 | 映画
こんばんわ。

真っ暗な中でアップしてるのは
「もう寝るよね!」という猫の期待に
答えるためです怖いデス。

さて本日、有休消化デーでした。
どうしようかなーと思いつつ、
jcomさんから映画の割引券が届いてたので
行ってきましたユナイテッドシネマ。
インターネットでチケット買って、いざ出陣。
なんか、内装変わっててビビる。
見たのはこちら。

早く入りすぎたので、
ユナイテッドシネマ札幌でお勧めの
柚子ジンジャーというのを買いました。
柚子のマーマレードが入ってます。
かきまぜて召し上がれ。
美味いですよ。

映画の感想。
なんというか、福島とか被災地の人は
まだ見てはいけない映画の気がしました。
あたいはもう、最初の方から胸が苦しくなったくらい。
被災者でもないのに。
つまりは、被災者の人が見たら本当に
つらいシーンが沢山あります。

当時の首相(民主党:菅直人)に
「60歳以上は死んでいい!
逃げるなよ!撤退は許さん!」と言われた
原発現場の人たち。
もとより、逃げるよりも立ち向かおうと
必死で戦ってきた人間に対する
お前ら死んでいいから、そこを守れという
首相からの、この心無い仕打ち。
空気を読まない首相が来たから、
その対応で作業が中断され、
原発の処理が遅れたというのに。
この辺のセンスね。
自分が行ったら、マズいからテレビ会議とかで
やっておこうかなって思わない。
野次馬根性丸出しの、当時の菅首相ね。
センスないよね。
辞めて正解だわ。

それでも、原発に勤めるスタッフたちは
故郷を守りたいから。
彼らは電気が止まった世界で
放射能に苦しみながら、
血尿を出しながら、原発を守った。
1号機と3号機は、爆破しちゃったけれど。
この映画を見て、誰が彼らを
「努力が足りなかった」と責めるだろうか。
終盤で
「故郷を住めない街にしてしまって、すいません」と
頭を下げる伊崎当直長に
故郷の人たちは決して責めず
「あんた頑張ったよ」って言ってくれる。
これこそが、福島の県民性なのかなって思いました。
ダンカンさんの

「福島はこれから、どうなっていくんでしょうか」

という不安、恐怖。
見ているこっちは、今の福島も
原発がどうなったかも、知っている。
だからこそ、見ていて苦しい。

アメリカが「トモダチ作戦」として
助けてくれたシーンも出ています。
世界が固唾を飲んだあの時。
このスタッフが、
間違いなく、日本を救ったのだと
改めて心から感謝したのでした。
この成果の陰には今も
帰れない人たち
そして、飼い主を待って死んでいった
小さな命たちがあることを
あたいたちは、忘れてはなりません。

本、結局買っちゃったわ🎵


東京オリンピックは
「復興五輪」と呼ばれています。
福島からスタートした聖火ランナー。
今年が延期になって
ちょうど10年目の2021年に
オリンピックが開催されるなら
そこに何かしらの
縁(えにし)を感じてしまいます。