うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

猫のように素直になろう

2024年08月23日 | 日記

最近、

ちょっと考えちゃうことがある。

 

おはようございます。

我が家のおじさんは、良い人だ。

どこまでいっても、良い人なのだけれど、イラっとすることはある。

役割りである家事を、けっこうな頻度で忘れる。

おじさんの役割とする家事は、ゴミ出しくらいなのだけれど、それを忘れる。

そして、そのゴミの出し方も、お願いしていたやり方じゃない時がある。

非常に細かいことだが、それが繰り返されると、イラっとする訳だ。

 

ただ、最近の私は、それをイラっとしたままに伝えない。

何も伝えず、

「気にしない、気にしない。忘れる時は誰だってあるじゃん。」

と己を納得させるようにしている。

 

実家でも、イラっとすることは、よくある。

今更、カズコに苛立つことは無いが、父さんには苛立つ。

私は基本、カズコさんの介護をするために実家へ通うのに、

父さんの個人的な要望が、やたらと多い。

父は89歳だが、体も動くし認知症でもないし、病気もない。

基本、元気な老人だ。

だから、出来ることは自分でした方がいいと思うのだが、

頼まれたことをスルーすると、機嫌が悪くなる。

「足腰のためには、自分でやった方がいいよ。」

と言っても、気持ちは収まらないようだ。

「カズコばっかり大事にして、頑張ってる俺は雑に扱われている」ことに

納得がいかないのだろう。

私は、その気持ちは分かるから、何も言わない。

父自身が出来ることは、やっぱり手伝わない方向でいるが、

何も言わず笑顔でスルーする。

「ああ、頼まれたの忘れちゃってたぁ。」と後で笑って誤魔化している。

 

でも、なんか、引っかかる。

それが何かが、分かった気がした。

「これって、嘘ついてるからだ、あたし」

やってくれないおじさんでも、父さんでもなく、

引っかかるのは、自分が嘘を付いているからだ。

心は大いにイラついているのに、笑って許してるみたいな顔するのは、

実に不誠実だ。

そう思った。

 

私は、基本、嘘つきだ。

適当な嘘で、その場が和めばそれでいい。

真実なんて、有って無いようなものだ。

ただ、自分の大切な人にだけは、心の嘘は付きたくない。

素直になれず、謝ったりお礼を言えないなら、言わなくていい。

謝罪やお礼は、素直になれた時に、伝えればいいんだ。

その方が、うんと誠実だ。

よし、どちゃくそに言ってやろう!

「あたしさ、我慢してたんだけど、これやめて!」

ということを、それはそれはねちっこい嫌味で伝えよう。

父さんとも大ゲンカしてでも、その後、

素直になれた時に、

「言い過ぎた。ごめんない」って言おう。

大切な人に対しては、そういう人で在りたいと思った。

 

おい、おたま!

あら、珍しく可愛らしい表情してるのね?

可愛いね、おたま、かーわいいーね~。

 

おたま「おら、可愛いだ。おら、可愛いだ。」

ああ、顔が崩れた!

 

可愛いな。