Solaも飛べるはず

きっと今は、自由に・・・

3・09 遠足

2007-03-09 | 私が出会った子どもたち

今日は遠足。菊間の「かわら館」へGO!

 

JRに乗って(私はワケあって車でGO)、菊間まで30分足らず。

見学の後、実習館で、かわらに絵付けをしました。

 

大きなかわらの粘土に、わりばしのペンやらフォークやらで絵を描いて、焼いてもらいます。(完成まで約1ヶ月)

ちびっ子たちは、めいめいが考えたデザインを、上手にかわらにえがいてました。

 

私も1枚買って、ちびっ子たち一人一人に寄せ書きをしてもらった。

10年後に成人式で会った時、みんなで見ようねって言って。(楽しみ!)

 

絵付けが終わればお弁当。5・6人のグループで集まって「いただきまーす!」

(グループ決めの時、「男女混合と、男女別々、どっちがいい?」と聞くと、大半が「男女混合!」っていうとこが、カワイイ!フツーは4年生も終わりになれば、「別々がイイ」って言うと思ってた)

 

それから、ローラー滑り台をすべったり、草スキーをしたり、アスレチック風の遊具で遊んだり、たっぷり1時間半遊びまくりました。

途中で、レクリエーション係が急に、「全員でおにごっこしよう!」と言い出して、クラス全員で遊具全部を使っておにごっこ。

 

私は、人工股関節が抜けちゃいけないので、走り回れないけど、ちゃーんと私の帽子をオニがかぶるというルールを作ってくれて、私は帽子だけの参加です。

この子たちは、私の一番足の状態が悪い時代を知らないのに、とてもやさしい、いい子たちデス。

 

帰りはユキヤナギの咲き誇る道を下って、かわら館と「さようなら」。

(←向こうに見えるのはJR菊間駅)

 

こうして、今年の行事も一つ一つ終わっていく。

 

このクラスでいられるのもあと2週間か・・・。さみしいな・・・。

 

 

(←ちょっと傾いてしまった)

 

(←滑ってんのか、ころがってるのか?)

 

(←私の5本指ソックスとレジャーシート、テントウムシがおそろい)

 

(←ピンクのユキヤナギ)

 


3・09 伴天連 ~その3~

2007-03-09 | 旅紀行
さて、伴天連の店内BGMについて触れていませんでした。
ここ、重要なポイントです。

BGMってゆーか、お経ってゆーか、朗読ってゆーか・・・。
とにかく、店内のグッズと同じく、不気味な音ばかりを集めたようなものが、ずーーーーっと流れている。これが、もーものすごく怖い!!

ポクポク・・・と木魚の音が聞こえたかと思うと、今度は「ケ、ケ、ケ、ケ・・・。」「イ、ヒ、ヒ、ヒ、ヒ・・・。」などという奇妙な笑い声。そして「墓場の○○(←聞き取れない)」とか「○○病棟の夜」というタイトルが聞こえ、時折ホラー小説のようなフレーズが、低い声で朗読される・・・。

目に見えるものもそりゃー怖いけど、耳から入って来るものってもっと怖い。
目はつぶればいいけど、耳は来るものを拒めないから。
もうこの頃には、婆さんが絶対に楽しんでやってること、私たちが婆さんの策略にスッポリとはまってしまってることがわかって、悔しいから冷静でいたいのに、どうしようもない。怖さはMAXに達してるーー。

もういいから、さっさとコーヒだけ飲んで帰ろうと、カップを口に運んだ時、突然婆さんは音量を最大にしたーーー。
女の人の「きゃあぁぁぁぁぁぁぁーーーー!!!!!!!!」という甲高い悲鳴が店の中に響き渡った時、えっちゃんは、紅茶のカップを落としていました。
・・・テーブルも服も紅茶でびしょびしょ。

もー、や・め・てー。(泣)
わ、わかったから。
私たちの負けですー。(惨)
も、もう帰ります。

コーヒーと紅茶を一口も飲まないで、会計をすませたかどうかもわからないまま、逃げるように店を出た私とえっちゃん。
何かに取り憑かれたように、二人ともそれからしばらくものも言わないで、暗い国道2号線を車で走り、憑いたものをおとそうと、カラオケボックスで泣きながら歌いまくりました。





ところで、これには後日談があって、それから2・3年後にまた別の友達と3人で伴天連を訪れると、あんなに草ぼうぼうだった山道はきれいに舗装され、入り口も妙にスッキリ。
高速のインターができたせいじゃないかと思うんだけど、怖さが半減してました。伴天連の婆さんにとっては無念だと思う。

また、この時は、まっ昼間だったし、中には数組のお客さんもいて、婆さんもマスクなしの上に、なぜかフレンドリー。そうなると、人間勝手なもんで、ちっとも怖くなかったわけです。

やっぱり、「初体験で、夕暮れで、女二人、他にお客なし」っていう最初のシチュエーションがベストだったかも?
そう考えると、あれはあれでいい経験したなーって感じデスカ。

先週、「東広島の山火事」のニュースを聞いたとき、あの伴天連のある山じゃないかと心配で、「伴天連」でネット検索してみると、なんと「伴天連」も婆さんも、今も健在なようで、うれしかった。私が訪ねた15年前でさえ、20年以上続く老舗だって言ってたんだから、今は40年くらい?

そして、たくさんの方が、昔も今も伴天連のレポートを公開していらっしゃるので、ぜひ検索してみてください。画像の載ってるページもありました。

でもやっぱり、実際に行かなくちゃねー。ぜひ行ってみて!!
松山からだと、竹原までフェリーで行くのが最短かな?西条インターを目指してください。

今回レポートしなかったけど、トイレにも絶対入ってね!


(15年前受け持ちだった『ごくろ~さん』のみんな!約束通り、近々行きましょう!)