去年初めて行って楽しかったので、今年も郡上踊りに行ってきました。
今年はツアーではなくて、自分で宿とJRを予約して、のんびりした旅です。
朝早く特急「しおかぜ」で岡山まで行き、そこから「のぞみ(N700)」で新大阪、次に「ひかり」に乗り換えて岐阜羽島、それから名鉄で岐阜にたどり着きました。
途中、北島康介の200m決勝をリアルタイムで見たいために、わざわざ前々日ワンセグケータイに買い換えたのに、ちょうど乗り継ぎでバタバタしている間にレースは終わっていました。残念!岐阜に着いたときには、はや号外が貼ってありました。
名鉄岐阜でEちゃんと待ち合わせ。それから高速バスで郡上八幡まで行きました。
今まで岐阜は遠い遠いところだと思っていたけれど、JRの旅は快適だったし、高速バスでは長良川を左に見て、鮎つりや川遊びの人たちを眺めながら、どこか懐かしい風景に浸っていると、あっという間に着いたような気がします。(実際は7時間半ぐらいかかっている)
今日の宿はネットで調べて予約した旅館だけど、徹夜踊りの期間(4日間)は、どこも満室のようで、取れただけでもラッキーでした。
荷物を預けて、郡上の町をEちゃんと二人で散策。
まずは、お目当ての肉桂玉(ニッケ飴)の店「桜間見屋」へ。
去年も買って、気に入ったので取り寄せまでした飴です。今回はおみやげと自分用に8袋も買いました(重かった)。しばらくはコレばっかり食べると思う。
それから宗祇水、やなか水の小径、吉田川新橋などをブラブラし、
最後に、サンプル工房へ行きました。
ここ郡上は、知る人ぞ知る「食品サンプルの製造」全国50%のシェアを誇っているそうです。
製造の実演もできるそうで、店内は混み合っていました。
どれにしようか迷って、結局下の3種類に決定!
ちょっとすごくないデスカ?
あまりにもリアル。これ、袋から出して手に取ると、もっと本物みたいです。
ぐるりと町を一回りした後は夕食。長良川で獲れたての、鮎のおさしみがとても美味しかったです。
おなかがいっぱいになった後、おふとんを敷いてもらってごろごろしながらオリンピックを見ていたら、いつの間にか寝てしまっていました。
アブナイ、アブナイ。
このまま朝まで寝てしまったら、何のためにココまではるばるやって来たか分かりません。
11時前に起き出して、徹夜踊り会場へ。
歩いても2分くらいのところです。(新町~橋本町)
今回は、下駄も持ってきました。ゆかたは現地で借りようと思ったけど、結局夜も遅いし、めんどくさかったり、暑かったりで、着ませんでした。・・・いつかきっと!
さて、会場では何万人という人たちに混じって、おそるおそる踊り始めました。1年ぶりだから、ちょっと勘が取り戻せない・・・。
上手な人の後ろについて、真似しながら踊ります。
最初は「ヤッチク」、続いて「かわさき」、それから「三百踊」「さわぎ」「げんげんばらばら」「猫の子」、さらにお待ちかねの「春駒」と、下駄を鳴らしながらたっぷり踊りました。
ここの踊りは、さすがに徹夜で踊れるように、ゆっくりとしていて振り付けも易しく、それでいて楽しい!疲れていても、自然に体が動いてしまうような・・・。
杉浦さやかさんも『週末ジャパンツアー』という著書で、そう書いてらっしゃいます。
でもね、これだけは、実際体験してみないと楽しさはわからないと思う。
一緒に踊ったEちゃんも言ってたけど、何かきっかけでもなけりゃ一生知らなかった踊りだろうと思います。(私の場合は、去年教え子のJクン(岐阜県在住)が連れてってくれたのがきっかけだった)
3時間近く踊り続けて、午前2時を過ぎたので宿に戻りました。
ふ~、疲れた。このトシでがんばったよね、私たち。
翌朝は、朝食のあとチェックアウトまでのんびりして、それからまたおみやげもの屋さんをウロつきました。
今日、私がおみやげに選んだものは、郡上の「明宝ハム」です。なんかこっち方面では超有名みたいです。
大きいハムと棒状のハム(豚肉)と、「とんこ」っていうカワイイ名前のソーセージを買いました。
そして、もう一つ!「明宝ハム」キューピーを発見!これもゲット!!
・・・でも、どこに付けよう?(松山じゃ、だ~れも知らないよね)