Solaも飛べるはず

きっと今は、自由に・・・

8・30 さんくみピッカーン

2009-08-30 | 私が出会った子どもたち
昨日は、「さんくみピッカーン」のちびっ子たちが、ウチに来てくれました。
ちびっ子って言ったって、大学1年生だけど、私にとって教え子たちは、はたちになろうが30歳になろうが「ちびっ子」です。
(一番大きいちびっ子は36歳かな?)

昨日来てくれたのはしゅうちゃん(男)と美紀ちゃん(女)です。
11年前、3年生の時に受け持ったのに、いつまでもいつまでも慕って(?)くれるカワイイ子どもたち。


美紀ちゃんは、すっかり女子大生していて、とてもキレイになっていたので、ビックリしました。
やっぱり女の子だな。
男の子は、いつまでも子どもやね。(←ほめ言葉です)


昔話なんかをして、それから私の大切な宝物「お別れのときにもらったアルバム」や学級通信『さんくみピッカーン』なんかを本棚から取り出して、3人で見ました。

なつかしい・・・。

10年も前のことなのに、生き生きと思いだします。
なんか、毎日めっちゃ面白かったなあ。
いっつも笑っていた気がします。(おんなじぐらい怒りもしたけどね)
お別れのお手紙にも、そんな楽しい日々のことがいっぱい書かれてありました。

それから、たくさんの新しいことにチャレンジし、すっごい進歩を遂げたことも・・。
3年生って、新しく習うことがとても多いですよね。
リコーダー、習字、ポートボール、そろばんなどなど。
そのどれも、全員で喜々として取り組み、マスターするまで努力していた姿を今も思い出します。
教える(→のせる→おだてる→騙す)のが、ホント楽しかった!
どこまでも舞い上がっていくのだもの。


『さんくみピッカーン』も全部で200号を超え、それを一枚一枚読み返していると3時間はかかったし、お別れの手紙とアルバムは、今読んでも涙が出ました。(ステキなアルバムを作ってくれた美恵子さん、ありがとう)



今はみんな高校を卒業して、それぞれの道を歩み始めているよね。
目的がある子もそうでない子もいるかもしれないけど、しっかり前を向いて進んで行ってほしいです。

私はいつもみんなの味方。応援団長です。

8・29 MOKU

2009-08-29 | カフェ
今朝早く起きると、予想に反してとてもいい天気!
どっか行きたいなーと思って、お気に入りブログをいろいろ見て回っていると・・・。

伊予市の「MOKU」っていうCAFEを見つけました。
最近、石橋だ、階段だ、木造駅舎だ、俳句だと、渋いものばかりおっかけていたので、CAFEなどという言葉を目にするのは久しぶりです。

こういうとこは、きっと人気だから人が来ないうちに、こっそり行くべきだと思い、開店時刻(9:00)に訪ねました。



 よかった。車が1台だけ。
                     中にはおじさんが一人だけでした。


お気に入りブログで、中の様子は分かっていたけれど、
やっぱり素敵~。
お店の中は、古い家具やら道具やらでいっぱいで、
どこをながめてもうっとり。

窓からは池や田んぼなどが見えて、ロケーションも最高です。
ちょっと、人里から離れた感じのするところで(実際はそれほどでもないんだけど)、玉川の「MIKO NO MORI」に似た感じ。

テーブルは意外にたくさんあり、別室には窓向きのカウンターもあって、どこに座ろうか、本気で迷いました。

 ひととおりグルッと回って、古いミシンの横の席を見つけました。
                    ミシンもいいけど、昔のアームチェアに心惹かれたのです。


それから、お店の方に写真を撮ってもよいか聞いてから、モーニング 
(ブランチ?)を注文。
フォカッチャとスープのセット(ドリンク付き)です。1000円也。


アメリカンはたっぷり2杯半入っていて、美味しかった。もちろんフォカッチャもボリューム満点でした。

 至るところにアンティークな道具が置かれていて、それがとてもいい味を出していたので、私も自分の部屋を古道具で埋め尽くしたい衝動にかられました。


またここに来て、いろいろ研究しようっと。





8・29 俳句王国

2009-08-29 | ふつうの日記
久しぶりに見たBS2の「俳句王国」。
今日は、高校生特集だというので、とても楽しみにしていました。

予告編だけではだれが出てるのかよく分からなかったけど、始まってみると、なんと開成の三村クン(←若旦那)が出ているじゃありませんか!
ウレシイ!また会えた。(←いつ収録したんだろう?俳句甲子園の後スグ?)

ゲストは冨士眞奈美さんでした。
(冨士眞奈美さんと言えば、「細うで繁盛記」よね。「おい、加代。」というセリフが忘れられない)
意地悪役の多い冨士さんですが、実際は穏やかで優しい方のようで、俳句にも精通してらっしゃいますよね。

そんな冨士さんと、高校生のギャップはどうなんだろう。
冨士さんも今日の収録に当たって「とても緊張する。」とおっしゃっていましたが、もし私でもすごくプレッシャー(若さに対して)感じるよなーと、ちょっと心配しながら見ていました。


兼題は「花火」。
「花火」と言えば、去年の俳句甲子園の最優秀句
「それぞれに花火を待つてゐる呼吸 開成 村松クン」が、強烈に心に残っています。

今日詠まれた句は、こんな感じ。


立ちつくす 迷子の見入っている 花火

花火果(は)つ 吐息のやうな波の音

手花火の袋 恐竜描かれたる

想像の ネジの外れる 大花火

肩触れて 花火帰りの 石の橋



さて、選評が行われ、6票を集めた句
「膝に眠る 猫のずっしり 遠花火」が、高校生たちに鑑賞されました。
そして最後に明かされた作者は、なんと冨士眞奈美さんでした。

その後自由句でも、主宰の坪内稔典さんの句が1位に選ばれ、やはりよい句は若い人たちにも受け入れられるんだなあと、感慨深いものがありました。


俳句のことはよく知らない私ですが、「俳句甲子園」で目にする高校生の瑞々しい句と、経験豊かな俳人の句にはどれだけ違いや開きがあるのかなあと思っていたので、今日の「俳句王国」は、とても興味深かったです。


それにしても、今日出ていた5人の高校生は個性的で、なおかつ自分の気持ちを素直に表現していて気持ちよかったです。

8・28 のうみ

2009-08-28 | ふつうの日記
今日は、久しぶりに阪神の試合を、GAORAでじっくり見ることができました。

ピッチャーは能見。
昔は、能見が出るだけで、「あー、もうだめだ・・・。(←失礼デス)」と思ったもんだけど、今年の能見は違います。

巨人打線を1点に抑え、5-1であっさりと勝ちましたーーー!←イエー!

「巨人キラー」と言われるだけあって、今日で4勝目。さすがです。
歌舞伎役者みたいな顔がステキよね!



藪クン亡き後(←生きてます)、特に好きな選手はおらず、まあ中では鳥谷(歌舞伎顔)と新井を応援していたんだけど、今日からは、能見ファンを宣言しまーす!
ヨロシク。
能見さん!二桁勝利に向かって、がんばってください。




追:今日の都市対抗野球、「日産野球部」は、タイブレークで、大阪ガスに勝ちました。
熊代クンは3番サードで、2打席連続三振。(その後交代)

いいんだ、勝ったから。
次につながったもの。


準々決勝は30日。どうか勝ちますように。

8・25 文化系部活動漫画

2009-08-25 | ふつうの日記
たぶん私が知らなかっただけだと思うんだけど、今、文化系部活漫画がアツイ!んだそうです。

だいぶ前に『のだめカンタービレ』がヒットした時、こんな題材(オーケストラ)でも、漫画になるんだなーと思ってちょっとビックリしましたよね。
それまで漫画になるのは、スポ根モノか料理モノぐらいだったから。(「ドカベン」に始まり、「男どアホウ甲子園」「タッチ」「H2」「シュート」「スラムダンク」「テニスの王子様」「HAPPY」などなど、どれもスゴク好きだったなー。)

それが、今では高校の部活ならなんでもアリ!ってぐらい、いろんなジャンルの部活漫画(それも文化系)が出ているんですね。

この前紹介されていたのは、かるた(百人一首)漫画『ちはやふる』、それから書道漫画『とめはねっ!~鈴里高校書道部~』。
ほかにも茶道漫画『お茶にごす』などがあるようです。


読みたいっ!
ぜひぜひ、読んでみたいっ!!


BOOKOFFには、一冊も置いてなかったので、明屋で探しました。
すると、『とめはねっ!』があったので、GET。
なんと、第1巻は「どうぞお読みください」と書かれた見本巻だったので、遠慮なく立ち読み。
ちびっ子たちに見つかったら恥ずかしいかなーと思いながら、さっさと読み、第2巻を買いました。

うん、コレいい!
帰国子女の主人公が、だんだん書道にはまっていく様子がうまく描かれているし、「九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせんのめい)」やら、「雁塔聖教序(がんとうしょうぎょうのじょ)」やら、なんやら、私もかつて臨書した大好きな教本が出てきて、ハマります。
ときどき出てくる毛筆の字も、漫画とは思えないほど本格的。
次も次もその次も読みたくなりました。

いや、もっと言えば、私もまた筆を持ちたくなりました。


『お茶にごす』って漫画も、不良と言われてる少年が茶道部に入っていろいろな事件を巻き起こすという設定のようで、楽しそう!

今度買おうっと!でも、かるたも気になるし。



いずれは、「ゲートボール漫画」も出てほしいな、ぜひ。文化系じゃないけど。
“スポ根”というよりは、“スポゆる”って感じで、意外にウケるかもしれませんね。

8・24 プリンタ

2009-08-25 | ふつうの日記
今日、大切な文書を作り、いざ印刷しようと思ったら、ひどい給紙トラブル!

最初はななめに送られ、「どうも文書が傾いてるなー。」と思って、何度もやり直しをしていたら、そのうち、ガリガリ言いだし、とんでもないことになってしまいました。


説明書を取り出して、紙が反ってるのかと思って直してみたり、ローラーが汚れているのかと綿棒で拭いてみたりしたけど直らない・・・。

CANONのサポートセンターで調べてみると、ローラークリーニングをしたらいいというので、それもやってみたがまだダメ・・・。


異物が入っているのだとしたら、プリンタごと持ち上げて、逆さまにして振ってみるだとか、掃除機でオートフィーダーのところを吸ってみるといいだとか書かれていたので、それもやってみました。(よけい壊れるんやないん?)

しかし、何度試し刷りをしてもよくならず、インクは食う。紙は無駄にする・・・。。

「もうだめだ、あたしっていつだってこうだ、『壊し屋J』だもん。仕方ない、明日また修理に出そう。」と決めて、最後の1枚を印刷してみたら・・?


今までにも増してすごい音とともに、文字が何重にもブレた用紙が出てきたので、ビックリしてトップカバーを開けてみると、なんとインクタンクの横に・・・。










こんなものがころがっていました。
驚き!!

いったい、いつどうやって入ったんだろう?
後ろの給紙トレイから入って、いろいろ悪さをして、やっとここに転がり落ちてきたようです。
修理に持って行ったら、恥ずかしいことになっていたかも?


これ、湯平温泉で食べて感動して持って帰った、「ゆのひらんアイス」の木のスプーンです(立体的なやつ)。
プリントされた青や赤の模様が、ちょっといじらしい。


「あー、これかー。なんだよー。」と、急いで取り出すと、後は何事もなかったように、印刷はうまくいきました。

めでたしめでたし。(これだけで3時間半もかかり、今2:12です。ねむい。)


8・22 今西

2009-08-22 | 高校野球
今日のお昼、何気なくCATVをつけたら、都市対抗野球をやっていて、ちょうど日産とJR東日本の試合でした。

おおーっ!今日だったか!もっと早くつけりゃよかった。
もう試合は終盤8回、2-1で日産がリードしていました。

わが今西の熊代クンがDHで、出てるではないですか。
一目でも見たかったけど、もう打席は終わっていて、しかもDHだから守りもなく、アップで見ることはできなかった。惜しかったな。

でも、試合に勝って、ホームに並ぶ時、ちょっとだけ背番号1番が見えました。
次の試合も勝って、最後の年を花で飾ってほしい。
そして、いつか阪神に入ってほしいなー。








その夕方、今度は早慶戦IN坊っちゃんスタジアム。
私は行けなかったんだけど、ラジオで聞いていました。
熊代クンの1つ上の宇高クンが大活躍!
大差で慶応に勝ちましたね。祐ちゃん(ハンカチ)も出て、盛り上がったようです。

そのラジオ(南海放送)の解説者が三谷クン(早稲田卒)。
大学時代、早慶戦は何度も見に行って、三谷クンの活躍するところを見ました。
おんなじ高校出身であることが、ちょっぴり誇らしかったです。


今日は、なんだか「今西野球デー」だったな。



追:あ、あと、もう一つ。
  今日の日ハム、先発は藤井秀悟クン。
  5回を投げて交代したけど、がんばっています。
  優勝してほしい。

8・15 郡上八幡&白鳥

2009-08-20 | 旅紀行
        
↑肉桂玉の桜間見屋               ↑宗祇水

        
↑郡上八幡駅                   ↑新橋・吉田川
                            飛び込みを見ています

        
↑みたらし団子屋さん               ↑喫茶店でアイスコーヒーをいただく           
美味しいので何個でもいけそう



        
↑白鳥の旅館「浅野屋」の中庭         ↑郡上八幡のあぶらとり紙
                              水でぬらすと踊り子さんが浮かび上がる


        
↑白鳥駅前の像                  ↑白鳥の町を流れる長良川に鯉のぼりを発見!
                            と思ったら、なんと鮎のぼりでした

8・15 郡上・白鳥おどり(2)

2009-08-20 | 旅紀行
郡上から帰ってから、いろいろな人に郡上・白鳥おどりのことを説明するのだけど、なかなか一言で表すのは難しいです。

いわゆる昔ながらの盆踊り。
よさこいや阿波踊り、野球拳みたいな、連を作って踊りを競い合うのとは違います。
かといって、広いところで輪をつくるわけでもなく、町のいろんな四つ辻などで、長い輪になって踊るんです。

真ん中の屋台の上では、ずーーーっとお囃子が演奏されていて、ただそれに合わせて、決まった形の踊りを踊り続けるだけなんだけど、一曲終わってもまた踊りたいというか、休みたくないというか、もっと言えば何時間踊ってもそんなに疲れない、ある種のトランス状態で踊るわけです。

だから、「ちょっと踊ればいいや」」などと考えて、気楽に参加しても、気がつくと1時間以上経ってた!ということがあるんですよね。

地元の人たちは、これを毎晩のように繰り返すんだけど、それでもちっとも疲れないんだよねー。むしろ、踊り続けるのが気持ちいいというか・・・。
もしかしたら、毎晩ジョギングかウォーキングでもするような感じなのかなー?

この感覚は、郡上に移り住んで、毎夏経験して初めて分かるものかもしれない。
郡上の博覧館で、踊りを教えてくださった「あつさん」という女性は、郡上踊り好きが高じてここに移り住んで来られたのだとか。
そこまでする!?って感じだけど、ちょっと分かるような気もします。


ところで、まず郡上での踊りの時、きっと暑くなるだろうと予想してタンクトップを着て行ったんだけど、完全に失敗でした。
それは、人気の「春駒」という踊りを元気に踊っていると、二の腕の振袖がプルプルと激しく揺れて、めっちゃカッコワルイ。

今度行くときは、二の腕が見えない格好で行かないと。
っていうか、いずれは浴衣で踊りたいな。

それから、この日の郡上は、昼間はうだるような暑さだったのに、夜はけっこう寒くて(天気予報では18度)、凍えそうだったんです。
だから、白鳥に帰ってから急いで宿でお風呂に入って体を温め、長袖に着替えてから踊りに出掛けました。

白鳥の駅前おどり会場では、持参した下駄を履いて踊ったんだけど、これは正解。
白鳥おどりは、下駄の音が重要な役割を果たしていました。
まるで、和製タップダンスみたい。そして、この音がとっても心地よかったのですよ。

ただし、やっぱり郡上1時間、白鳥1時間半、計2時間半も踊ると、足首やふくらはぎが痛くなってしまいました。
身体自体はそんなに疲れてなくて、踊りが終わる午前4時まで踊れそうだったのに。(郡上は午前5時まで)


それから、郡上おどりは10曲。白鳥おどりは7曲ありますが、郡上と白鳥では踊り方も曲も歌詞も違います。
郡上おどりは3年目だし、お昼に教えてもらったこともあって、だいぶ踊りが分かってきたけど、白鳥はちょっと難しいのもあったので、きっと次回踊れるようになってリベンジしたいと思います。


とにかく、楽しかった!
帰りに乗った長良川鉄道も、眺めが素晴らしく、見なきゃもったいないと思って、運転席の真横に陣取って、鉄道好きなちびっ子たちと一緒に興奮していました。
長良川の風物詩「鮎釣り」の人たちを眺めるのもとてもよかったけど、私が一番興奮したのは、古めかしい(昭和初期?)トンネルをくぐるときです。単線なので一両通るだけの小さなトンネルは中に照明ももちろんなく、それがスリリングで楽しかったです。何度もトンネルが現れるたびに心の中で「おおーっ!」と声をあげていました。

実は、この後、うちに帰ってから(11時過ぎ)何気なくつけたテレビのBS1で、『木造駅舎の旅スペシャル』みたいなのをやっていて、またまた心を奪われてしまいました。
長良川鉄道の各駅の駅舎も、これから紹介されるらしいので、きっと私のことだからハマッてしまうと思います。
新しい楽しみができたわ!ウレシイ!






8・19 俳句甲子園 

2009-08-19 | ふつうの日記
今日は、9日に行われた「俳句甲子園」がCATVのたうんチャンネルで放映されるというので、楽しみに仕事から帰りました。


15時から始まっていたので、仕事が終わって18時前に家に着いたときには、はや準決勝「松山中央 VS 開成」の大将戦でした。

それから準決勝のもう一試合「洛南 VS 吹田東B」の試合を観た後、待ってましたの決勝「松山中央 VS 洛南」と、延々4時間、夕飯も食べないで夢中で見ました。


見応えのある試合だったと思います。
毎年のことだけど、本当に感動する。
また来年もきっと見ようと思う。
月並みな言葉だけど、やっぱり若いって素晴らしいなあと思わずにはいられなかった。


私は俳句に関しては全くの素人。
自分では気恥ずかしくて、とても俳句を詠む勇気がありません。
ですから、俳句以外のことで気がついたことを、ちょっと書いてみようと思います。



ご存知の通り、俳句甲子園はテーマ沿った俳句を各校が披講した後、お互いの句についてディベートをします。
短い時間でよくあんなに深く鑑賞したり、相手の問題点を衝いたりできるものだと感心します。
でもね、俳句の方はたった17文字に思いをぶつけて、言葉を吟味しながら表現し、素晴らしい作句をしているというのに、ディベートの方は、なぜか表現がだらだらと長く、無駄な言葉が多いと思う。それがとても残念。

一生懸命説明しようとするあまり、同じことをぐるぐると話したり、いらない言葉が多くなったりして、結局何が言いたいんだか、聞く方にはわからなくなってしまっていることがあります。
長く話す方が、言葉が巧みだと思ってる(酔ってる)のかもしれないけど、私は長く話す人ほど、自分や自分の意見に自信がないんじゃないかと思ってしまいます。


もっと言葉を選んで短く、きっぱり、すっきりと話すことを心がけた方がいいです。
指導者はそういった指導をしてほしいなと思う。

実際、後でビデオを見ながら、「そのような」「そういうふうに」「やっぱり」「なんか」「まあ」「~というものを」という言葉を全部のけてみるといいんじゃないかな。
きっと文がすっきりして、ディベートのテンポがよくなり、話合いが充実すると思います。


それから、もう一つ。
「甲子園」という戦いの形式をとっていながら、ディベートのとき、相手チームを見ないで、審査員の方ばかり向いて話す生徒さんや学校があるのが、とても気になります。
実は県予選のCATV会場でも、その学校は相手チームから「ディベートなんだから、審査員の方を見て話さないで、こちらを見て話してほしい。」というようなことを言われていたけれど、決勝でもやっぱりそういう場面が何度も見られて、残念でした。

参加校にとって、たたかう相手はあくまで対戦校の高校生。決して審査員の先生や観客ではないと思う。
そこがちょっと気になりました。

あともう一つ言わせてもらうなら、審査員の数が多すぎるのではないか。(せめて10人以下)
これも精選するとよいのではないかと思います。


逆に、今年とてもよかったのは、垂れ幕の俳句が、すべて毛筆の手書きだったことです。
しかも、この字がとても美しい!!
ディベートの間も文字を眺めてうっとりしていました。
高校生や書道家の方の文字だということですが、本当に大変だったと思います。
でも、あれで「俳句甲子園」の格がぐっと上がったように思います。



今日は「8・19(はいく)の日。」

今日書いたことは、私なりの「俳句甲子園」への愛情の表れだから、どうか読んだ方は、気にしないでください。









8・14 郡上・白鳥おどり

2009-08-16 | 旅紀行
おととし初めて郡上を訪れて、今年で3度目の徹夜おどりです。

昨日も書いたように、今回は郡上八幡と郡上白鳥のかけもち。
両方踊るというハードでぜいたくな旅です。

去年もそうだけど、ツアーではないので、自分で時刻表やらパソコンやらとにらめっこしながら、日程を考えて行きました。
こういうのって、すっごい楽しい!

岐阜羽島まではJR。そこからは名鉄竹鼻線と高速バスで、郡上八幡へ。
宿はそこからバスで30分ほど北へ行った郡上白鳥。
2日目は白鳥から、郡上八幡へ下りて、帰りは長良川鉄道で美濃太田。
そして、高山本線で名古屋まで行き、新幹線と特急で松山へ帰るというスケジュールでした。

今回は初めて長良川鉄道に乗るのを、一つの楽しみにしていました。


さて、1年ぶりに訪れた郡上は、人であふれていました。
年々人気が高まってきているのかな?いいことだけど、だれにも知られたくないような気もするし、複雑・・・。(自分だって、ただの観光客なのにね)

昨日まで雨だったという郡上は、今日はとてもいいお天気で、今年一番の暑さだとか。
青空に郡上八幡城がそびえて、とても美しかったです。
山城って、やっぱりいいですね。見上げればいつもそこにあって、自分たちを見守っていてくれるような気がします。


初めて訪れるS子さんを案内して、まずは「郡上八幡博覧館」で、郡上踊りの講習です。3時からの回に間に合って、「かわさき」「春駒(←大好き)」をはじめとするいくつかの踊り方を伝授していただきました。
ここの講師のお姉さんが、とてもステキな人で、流れるように踊りながら、解説もまた楽しい!
私もはやく夜になって踊りたいなとうずうずしてきました。

博覧館を出てからは宗祇水や、ニッケ玉の「桜間見屋(おうまみや)」や、吉田川にかかる宮ヶ瀬橋・新橋、やなか水の小道、食品サンプルの店などを散策しました。もちろん「踊り手ぬぐい」も買いました。

新橋の上からは、12メートル下の吉田川に飛び込む少年たちを見ることができて、楽しかった。
郡上の夏の風物詩ですね。

 

ひととおり八幡の町を一周したら、一旦バスで郡上白鳥へ。
長良川の流れを横目に見ながらたどりついた白鳥の町は、なんと昭和30年代にタイムスリップしたようなところでした。
お店はそこそこあって、どこもちゃんと営業しているんだけど、お客さんが一人もいないような感じ。こんなとこで徹夜おどりなんかやってるのかなあという印象です。
訝しがりながらも、今晩お世話になる旅館「浅野屋」さんへ。ここも昭和そのものです。



汗を流して、お夕飯をいただいた後、ゆっくりする暇もなく駅から長良川鉄道に乗りまた郡上八幡へ。
この駅舎が木造の素晴らしいものでした。昭和30年代どころか大正時代だ!


そこからはおどり会場まで歩いて20分。タクシーもバスもなく、こういうところがアクセスが不便と言われる所以です。小さな町だから仕方ないですね。
細く暗い道を歩いて行くと、本日の会場「新町~橋本町」の灯りとお囃子が聞こえてきました。
(郡上おどりは7月から9月まで32夜、会場をぐるぐるかえながら、踊り続けるんです。そのうちお盆の4日間が徹夜おどり)


さっそく今日の昼間教えてもらったおどりを踊ってみました。
3年目だからちょっと踊りにも余裕ができた感じ。
S子さんは初めてなのに、とっても上手に踊られてました。

けれど、残念だったのは人出があまりにも多くて、しかも踊りもせず歩いたり横切ったりする人たちがいて、すごく踊りにくい。
それなりに楽しかったんだけど、狭さと踊りにくさでよけいな体力を消耗してしまった。

1時間ちょっと踊った後、また郡上八幡駅から長良川鉄道で美濃白鳥に戻りました。
すると・・・。

駅前通りはすごい賑わいでした。
夕方の人っ子一人いなかった静けさはなんだったの?
どこから湧いてきたんだろう?
あんまり知られてない踊りだから、私たちみたいな観光客は少ないと思う。

 

私たちは一旦宿に戻って一休みした後、午前1時からいざ出陣!
今度は持参した下駄をはいての参戦です。

つづく











8・13 郡上おどり

2009-08-14 | 旅紀行
東京ホリデイから帰ってきたばかりですが、また明日から郡上おどりに行ってきます。

今年は郡上八幡に宿が取れなかったので、郡上白鳥(しろとり)(美濃白鳥とも言う)に泊まります。
白鳥にも「白鳥おどり」という徹夜踊りがあるのです。
(杉浦さやかさんの『週末ジャパンツアー』に載ってました)

だから今年は、両方踊って来るね。

ところで、郡上八幡のHPが、とても充実しています。
去年見たときより、ずっとよくなってる!
たとえば、宿の紹介。3Dパノラマのバーチャルツアー。
郡上おどりの一曲一曲の踊り方(動画付き)。

また、アクセスについては、はっきりと不便であることを明かした後、「どうぞゆっくりおいでください。」と気遣ってくれているところが、とても感じいいです。

リンクの中の、郡上高校生が作ったHPもすばらしいです。

とにかく感心することばかり。
興味がある方はぜひ見てみてね。
きっと来年行きたくなることでしょう。

HPはこちら→http://www.gujohachiman.com/kanko/

8・13 うれしいこと

2009-08-13 | ふつうの日記
今朝、また落花生の花が咲いていました。
これでいくつめかな?

落花生の花って、一つ一つ咲くみたいです。
(うちだけかも?)

水をやっている時、よく見ると茎が土の中にもぐっているようなのを発見!
「もしや?」と思って、そっと掘ってみると・・・。

小さい落花生ができていました。
「おおーっ!これか!」(左の白いかたまりみたいなの)

花が終わった後、土にもぐって実をつけるというのは本当だったのですね。
感動しました。

まだちっちゃかったので、また元に戻しておきました。
大きくなるのが楽しみだ。

8・09 俳句甲子園全国大会

2009-08-12 | ふつうの日記
9日の夜、教え子のAちゃんからメールで、「俳句甲子園」の報告がありました。
 
松山中央高校が優勝したそうです。
予選の時から注目していたので、ちょっとビックリしたし、やっぱり生で見たかったなーと、ホントに残念に思いました。 
 
決勝の大将戦で審査員全員に支持された句、「素つ裸 太平洋を 笑ひけり」や、
最優秀句「琉球を 抱きしめにゆく 夏休み」(熊本 菊池高校 中川さん)
Aちゃんが気に入ったという「耳打ちの二人 冬銀河の中に」という句。
また、気合いのこもったディベートや審査の様子などが、短いメールの文面から手にとるように伝わってきて、Aちゃんの感性の豊かさにも感動しました。

東京にいながら、まるで俳句甲子園の会場にいるような雰囲気を味わうことができたよ。
Aちゃんありがとう。来年はきっと一緒に観に行きましょう。

(小学校のとき、集会で「俳句甲子園もどき」をしたの、覚えてる?
あの時、俳句をAちゃんに筆で書いてもらったよね。
今年の俳句甲子園では各校の俳句の披講が、活字でなく毛筆の手書きでしたが、あの時のことを思い出しました。)
  

俳句甲子園の様子は、ブログでいくつか検索してみましたが、19日に最初っから最後までCATVで楽しみに見てみようと思います。
待ちきれない。


8・09 東京ホリデイ '09夏 3日目

2009-08-11 | 旅紀行
3日目は、朝早く起きて、いつもの羽根木公園でラジオ体操。

その後、11時から新宿へ『マッスル八犬伝』というお芝居(?)を観に行きました。


妹が尊敬する、また仲良くしてもらっている松谷卓さんが音楽を担当されているということで観に行ったのですが、とても楽しめました。
里見八犬伝という古典と、マッスルと、松谷クン(←妹はこう呼ぶ)の音楽がうまく融合されていました。
観客はなぜか年齢層が高かったけど、もっといろんな人に観てもらえたらいいなと思います(私が言うことじゃありませんが)。

お芝居にはこれまであまり興味がなかったのだけど、東京にいる間に何か一つぐらいは観てみたいなと思っていたので、願いが叶ってよかったです。
次からも、「よしもと」ばっかりでなく、積極的にお芝居を観に行こうと思う。

終わってから新宿でお昼ごはんを食べました。
南口にある宮崎県のアンテナショップで、冷や飯(?)←名前忘れたけど、味噌汁の中にきゅうりとお豆腐とごまが入ったのをごはんにかけて食べるっていうのを注文しました。

暑いときにはもってこいですね。味噌汁は苦手だけど、美味しかった。

その後、都営新宿線で曙橋へ。
去年訪れたとき、行き損ねた2つの階段を確認するためです。
昨日も三田に行ったけど、今日も階段だけは忘れずチェック!
私の「東京ホリデイ」の楽しみの一つっていうか、大きな目的です。
こうして、一回の上京のたびに少しずつ見つけるというスタイルがお気に入りになりつつあります。
今回訪問した2か所(昨日も合わせると3か所)とも、趣のあるとてもいい階段でした。
 
↑市ヶ谷台町の階段      ↑セツ・モードセミナー


それから今度は両国の「江戸東京博物館」へ。
立派な博物館だったけど、やっぱり作られた感じは否めなくて、本物に勝るものはないなあと思います。
5時半の閉館で追い出された後、隣の両国国技館へ行ってみました。
当然閉まっているだろうと思いきや、中学生の全国大会をやっていて、自由に入れるようになっていたので、これもちゃっかり入らせてもらいました。


私、蔵前国技館には何度か行ったことがあるけど、両国は初めてです。
桝席に座って、決勝戦を観ました。こんな席に座れることってめったにないだろうと思います。
表彰式に元・千代の富士関(今、何親方だっけ?)が来ていて、間近で拝見することができました。


夜は経堂まで戻って、「広島風お好み焼きの八昌」で夕飯。
ひっきりなしにお客さんが訪れる人気のお店だけど、運よくカウンターに座ることができました。
東京まで来て、大阪のインデアンカレーや宮崎の冷や飯(?)や、広島のお好み焼きを食べるのもどうかと思うけど、とっても美味しかったので満足です。



お部屋に帰ってから、今回もまた近所の「鶴の湯」へ行き、東京ライフを満喫しました。