Sky from a jewelry studio---

どんな時間を生きていても、誰の上にも広がるそら。

10年のつきあいの果てに・・・

2005-02-18 02:30:30 | diary
おお、ちょっと更新して安心していたら、もう17日だった。今週はあるお店のサイトの、画像処理をレッスンの合間にしていて、時間があっという間に過ぎていきます。生徒さんに、「あんまり見てあげられなくってすみません」と謝ったら、「ううん、マイペースでできていい感じですよ」と返され、そうか、あんまり作業中に茶々を入れないほうがいいのかな、と思ったりもして。

で、教室にあるマックをカタカタ触っていて、ふと、もうマックとも10年の付き合いになるんだー、と思い返していました。思い起こせば、ちょうど10年前に専門学校で CADやネットのやり方をマックで習ったのがその付き合いの始まり。(私の家にはそれより15年前(つまり今からだと四半世紀前)に買ったNECのPC-8800というパソコンがあったのですが、そのときにはすでに半死状態・・でした)その時、少しなりとも自負はあったのです。小学校時代にパソコンに触り、BASIC言語でプログラムを組んでみたりしていたことに。
しかし、自負は5秒もしないうちに崩れ去りました。
だって、画面が黒くないんやもん。白いアルファベット文字じゃなくって、アイコンがある。
なにより、マウスがある。・・・・・素晴らしい!!矢印キーじゃなくっても、座標じゃなくってもカーソルが動かせる。(ちょうど、私が小学生時代にマウスなるものが登場しかけていた記憶はありました)
グラフィック・ユーザー・インターフェイスに初めて遭遇した瞬間でした。(視覚的にプログラムを操作できることですね。大きく噛み砕けば。昔はいちいち座標で入力してたので・・・)
で、細かいことはさておき、CADや、画像作成・調整をマックでやるようになって、ちびちび人からそういう仕事ももらい、「ああ~やっぱりマックを勉強しててよかった」とよく思ったものです。
その当時は、グラフィック系はマックで、というきまりのようなものがあったときだったので。今家にあるiMac(iMacの全盛期、5色のうちの青いやつ)を買ったのもそのころでした。

そして、さらに時が経つこと5年。mko先生もマカーで、今まで教室関連は全てマックでなんとかしていたのですが、ついに昨年末、winのノートパソコンを教室で買い、使ってその対応速度の速さ、違和感のなさにびっくりしました。win95時代に感じたやりづらさが、xpではほとんど感じることなく作業に没頭できます。(違和感を感じるといえば、文字うちシステムくらいかな?ああ、ATOKはよかった・・・)
ううむ。こりゃウインドウズを皆が使う理由もわからないでもない・・・。今ではフォトショップも、イラストレーターもほぼ同じように使うことができるし。(違いといえば、モニタの発色の違いぐらいなのでしょうか・・・)

今のマック事情にはあんまり明るくないのですが、OSXとかがでて、今まで使っていたソフトが使えなくなる、という不便性からマック離れする人も多いような気もします。
(マックは絶対数が少ないから)ウイルスには狙われないので楽だけど、愛着もあるけれど、今までのユーザーをぽんぽん切り落としていくようなやり方で、いいのかしら???

これは別にマックに限らないことですが、どんどん便利になるのはいいけれど、パソコンって今でもやっぱり高いものだし、みんなできることなら少しでも長く今の愛機(?)を使いたいだろうし、開発でスピードがアップしたりするのは大歓迎やけど、今ある機械を捨てて、新しいのに買い換えなければ使い物にならなくなる状態にはしないでほしいよな~・・・と、切に願います。
幼少時代、まだフロッピーディスクが出てなくて、カセットテープを3時間以上もロードして、一個のゲームを心待ちにしていた自分の姿を思い出します。あれからどんどん、早くて大容量の世界にパソコンは突入しているけれど、とにかく設備(メディアやら、mp3やら、IPODやらメモリやら・・・・)を買わないと話は始まらないし、使うのは人間やから、その人自身が勉強しないことに始まらないのです。
しかし、世間はどんどん古いスペックを切り落としてゆく。

うちのマックはいつまで生きられるんだろうか。やっぱり好きなんですけど、それゆえに行く先を危惧せずにいられない。

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