Sky from a jewelry studio---

どんな時間を生きていても、誰の上にも広がるそら。

逃避行

2004-08-29 23:36:23 | sky/diary
曇りのち晴れ:曇りのち晴れ(台風接近中):T/29℃:H/82% レッスン。チェーンブレスレットの長さ調整(自分用だけど...)昨日懸念したとおり、今日はレッスンで手一杯で、自分のものをやっているどころではなかった。でも、久々にリングのサイズアップなどもして、職人っぽさを満喫してみる(笑)

さっき、芦屋にビーチ(砂浜)ができた!という噂を聞きつけていたので、
ぷらっと探しに行って参りました。
実は前にも一度探しに行ったのですが見つけられず断念。
今日もあやうく通り過ぎそうになったのですが、花火が上がっているのに気づき、
車を降りて徒歩で花火の見えた方角へ向かってみると、ありましたありました。
遊泳禁止なのですが、そこはまさに砂浜のビーチ。
周りも灯りが少なく、満月に照らされた海が静かに波打っていて、とてもきもちよかった。
少し、安心しました。ああ、まだここには海があったって。
そして、今までの海辺での記憶を思い出し、じーん。

芦屋浜は、昔は本当に砂浜だったらしいのですが、ここ何十年かでどんどん埋め立てられ
どんどん土地が増え、家が増え、刻一刻と姿を変えています。
その間テトラポット越しにしか見ることの出来なかった海が、たとえ人工とはいえ
砂浜の上に立って見られるのは、なんだか懐かしくて嬉しいです。
砂浜が出来たということは、きっと埋め立ても打ち止めだろうし(?)

ホントは満月と海を取りたくて携帯をかまえたのですが、
入り切らなくてあきらめかけていたところに
さっきの花火を上げた人がやっていると思われる花火が上がり、反射的にシャッターを押しました。
めっちゃ小さいけれど、真ん中の光が花火です。(海も見えないけれど)

ああ、気持ちよかった。今年最初で最後の花火も見られたし、
今日はビリヤード会員になって祝一年の日だし、縁起がいいなあ。
しばらくはここを自分のオアシスにしよう。何かあったときに駆け込める場所。

鬼の居ぬ間に...

2004-08-29 01:42:51 | jewelry
やっと、やっと。結婚指輪のデザイン画を書き終えて依頼主にメール添付しました。
結局思いついたのは12案。数が多すぎると多分選びにくいだろうなあ。
と、思いつつも書いてみることに。一点でも気に入ってもらえるといいのだけれど。
上の画像は一部抜粋してみました。

ここのところずうっとこれにかかりっきりだったので、両手がうずうず。
金属が触りたくなってきました。(もちろんレッスン中に触っているのだけど)
もしかしたら、近々別の依頼が来るかも知れないので、それまでは作りかけでほったらかしになっていた、自分のお楽しみ用ペンダントトップ制作をしようっと。シルバーの透かしに小さなサファイヤを入れる予定。
また出来上がったら画像アップします。
でも..明日は生徒さん満杯状態なので、どこまでできることやら...。がんばろう。

曇り時々晴れ(風がさわやか?):(現在)T/27℃:H/74% マリッジリングのデザイン画完成。夜ごはん/炊き込みシーフードピラフ・(こないだ作った)デミソースかけ

料理のススメ

2004-08-26 01:21:32 | diary
曇りのち晴れ(涼しかった。):(現在)T/27℃:H/68% レッスンしつつ、マリッジリングのデザイン画の色付けをする。夜、ビリヤード。
こうして何日かおきでも数値で温度と湿度を記していると、確実に秋に近づきつつあることがわかります。
湿度が減ってきている。今日も日没前の空と雲は美しかった。紺色と金色、灰色。筆で引いたような雲。
(写真に撮れなくってすみません)

前回ブレスの絵(ホントに遊びで書いただけなのですが)を載せたら、あれは作らないのですか、との質問を受けました。ええ、いづれ作りたいと思っています。多分一年後くらいでしょうか(笑)。
しかし、笑ってはいられないほど、時は早く過ぎます。日々の雑用、日課、睡眠、ぼうっとしてしまう時間を除けば、与えられた時間はほんの僅かです。一年なんて、ほんとにアッと言う間です。
ここで教えることなってもう一年。それとほぼ同時に始めたビリヤードも早一年。ああそうだ。料理もまだ一年とはいかないけれど、やり始めて結構月日が経ちました。

30才にもなったことだし、女性だし、まあその他いろいろな事情もあって去年末くらいから今までほとんどやってこなかった料理を少しづつ始めだしたのですが、これが大変だけどおもしろい。
「ジュエリーを作ろうっていう人間が料理ぐらい作れなくてどうするねん!」と、師匠に言われ、そうか、そういわれてみればそうだな、と思いつつ、作ってみると失敗のオンパレード。
卵(目玉焼き)は半熟過ぎたり底が焦げていたり。蒸しものをしていて知らぬ間に空だきになっていて蒸しものが燻製になっていたり、茹ですぎる、ショウガの量が多すぎる、味が濃すぎる、苦いカレーetc…
いろいろな失敗を重ねていくうち、私が犯しがちな失敗は、火加減・味付けを迷ってあれこれしすぎるということがわかりました。あと、本に書いて有るとおりにしかできない、という弱点もあります。

でも、ふと考えてみると恐ろしいほど自分がジュエリー制作の時におかしている失敗とシンクロするのです。
火加減はロー付け(金属をロー材というものを熱して溶接する事)、味付けは、ジュエリー制作時に生じるいろいろな迷いと、仕上げをしつこくしすぎる事です。作っているときにああだこうだ迷っていると、なんだか出来上がったモノも意志をもっていないように思えます。仕上げをしすぎると、せっかくヤスリで削りだした形もだれてきて台無しです。ロー付けに関しては失敗すれば成功するまでやらないと先はありません。

いまは、料理も、彫金も、失敗したときになんとかフォローができる状態までにはなれました。
でも未だに小さくても何かしらやらかしてるんよなあ。でもでも、だからこそ「おいしい」って思える、思ってもらえる瞬間は格別にうれしいし、彫金でも出来上がったものを渡して喜んでもらえたときにはやっぱりうれしい。そこに辿り着くまでの距離をもっともっと近づけてゆきたいなあ、そしたら、一年はもっと豊かになるかもしれない。
もちろん、手間をかける、というのは時間をかけるというのとは違った意味で豊かだと思っています。

ものをつくるっていうのは、しんどいけど、やっぱりたのしい。
ものつくりをしている人で、なにか壁にぶつかっている人がいたら、何か料理を作ってみてください。
ストレス解消にもなるし、何か見えなかったことが見えてくるかも?!
(って、これを読んでる人は、みんなずっと前から料理つくってそうだな…)

夏の終わりに得たものは....

2004-08-21 20:20:17 | diary
意味もなくこないだ遊びで書いたブレスレットの絵をアップしてみたり。(『ブレスレット』の綴り、合ってます???というか、これのどこがブレスレットなんだろう??)
台風のせいか、気候が秋めいてきて、気持ちもわくわく(秋の始まりが一番好きなんです。)しながらも、
同時に妙に静けさに包まれる。

うちの教室は基本的には自由予約で年中無休です。レッスンの予約がはいらないとお休みになるのですが、生徒さん達はうま~く、空いているスペースに予約をいれてくるので、なかなか予約の入らない日はないです。
なので、最近は疲れた風を装い、みんなの同情をかって、月に1~2日お休みにもっていく術(?)を身につけました。せこいよなあ~とは思うのですが。
そんなこんなで、毎日教室にいる私に季節感もなにもないのですが、逆に迎える生徒さん達から季節感をおすそ分けさせてもらってます。
ドアを開けて入ってくる生徒さん達のさぶそうな姿(冬)や、上着をコート掛けにかける瞬間(秋)とか、うだる顔・麦茶一気のみ(夏)とか...。今年の夏は、ちょっと夏休み気分を味わわせてくれる生徒さんがいました。

その人の本業は学校の先生なのですが、7月末、学校が夏休みに入ると同時に「もの作りに没頭する!」と、ここに2日に一回、朝から夕方まで来て彫金をし、その行き帰りの道中や、家ではレース編みをずうっとしていました。
で、ここで休憩をとっているときに、そのレース編みのスカートの進捗状況を見せてくれるわけです。
最初は5センチくらいだったのが、来るたび来るたびどんどん幅が増えて、おとといにはついにボタンとウエストベルトをつけたら出来上がりのところまできていました。
もちろん彫金のほうでもいいものをどんどん作っていってくれている人なのですが、そのスカートは「継続は力なり」という言葉を感じさせ、同時に「夏休みよく頑張ったで賞」的ご褒美を、つくったくれた彼女自身に与えるんだな、と思いました。

ものすごく、かわいいスカートだったので、欲しい~、とずっと思っていましたが、それも無謀なはなし。
あれは、途中で間違えたりしながらも、めげずに満員電車のなかでも編み続けた彼女にしか似合わないでしょうから。
それに、きっと、物体としてのスカート以上にカテとなる何かを、彼女は得ているのでしょうね。

もともと夏のようなカラッとしたラテン系のお姉さん。
彼女は昨日から学校の仕事が始まったので、今日は来ませんでした。
静かな一日。
私は横で見ているだけだったけれど、なんだか私のココロの夏も終わりつつあるような気がします。
(感化されやすいから 笑)

....そろそろ宿題片づけなきゃ(汗)。私の夏の終わりにはいつも宿題が待ちかまえています。

曇り時々晴れ(涼しかった。):(現在)T/27℃:H/72% レッスンしつつ、マリッジリング(女性分)のデザイン考える。男性分のワックス完成。

美のリズム

2004-08-19 03:37:06 | jewelry
あれほど自分ではそんなに興味がないと思いこんでいたオリンピック観戦に結構はまりこんで、寝不足の毎日です。もともと毎日同じ生活を繰り返すことが大の苦手で、現在では毎日決まった時間にレッスンがあるので、その反動ではないかというほど、プライベートの生活リズムはぐちゃぐちゃだったのですが、(思えばここ5年ほどはずうっとぐちゃぐちゃだったような気も...)最近輪をかけてひどくなってきました。生徒さんに話したら驚愕されましたが、ちなみに昨日→今日は....

朝から夕方までレッスン→明るい雷にみとれつつ夕ご飯を食べてパタリ就寝(午後10時頃)→深夜1時頃おきてごそごそ。そうこうするうちにオリンピック野球がはじまる。観戦しつつ、急に作り置き用デミグラスソースが作りたくなり、調理。そしたらまた自分の何かに火がついて、今度は余ったカレーを用いてドライカレーと、簡単なカレーパンを作る。気が付けば朝の6時近く。
こうなったらもうやけくそで(?)お風呂にお湯をため、入浴。気が付けば完璧な朝を迎えていました・・・。

まあ、こんな感じです。これが日によっては14時間睡眠とか、夜中に起きて朝までビリヤード→レッスンへ突入とか、いろいろなバリエーションがあるわけですが、大体いつも、気が向いたときに何かをし始めて、そしたら興味がいろいろわいてきて、最終的には自分は何をやっているのか分からない状況に陥っている。というのが共通するパターンですねえ。まとまりがない。
でもいいや。ソースもおいしく出来たし、ついでにキッチンもきれいにしたし。でも今日の夕ご飯はうなぎの蒲焼きでした。謎。

好きなことを好きな時間にやっているというように、人から思われがちな自分だけど、やっぱり、周期というか、リズムはあるていどあった方がもしくは作り出した方が、より美に近づきやすい、と思うようになりました。
簡単な例をあげれば、リズムの乱れた生活をしていると、乱れた体つき、風体、オーラに包まれる。その逆もしかり。
勉強や何かを会得しようと思えば、短期集中より、ペースを決めてこつこつと、とか、そういう根本的なことに始まり、
作り出す何か(便宜的にジュエリーだとします)のフォルム自体がもつリズムにまで、そういうことが言えるような気がしてきます。
一日中、教室でFMを聞いている私にとって、音楽はとても大切なものなのだけれど、こないだ、ふと思いました。
「音楽は美しいもの(私にとって)だけど、聞くだけでなんだか楽しげな感じや、寂しさ、せつなさ、喜びやつらさや痛みを感じられるのはなぜだろう??」って。和音とか、リズムとか、声の調子プラスαでしょうか。
それはジュエリーに置き換えたらそのフォルムの黄金比率や石や地金の光の色や、リズムやバランスに関係してくるのかもしれないなあ。
見ている、つけているだけで楽しげなジュエリーとか、もしそのリズムを少しかえたら切なげになったり喜びにあふれたものになったりするようなジュエリー・・・・
いつか、そういうもの、作ってみたいです。

しかし、それ以前に、この生活リズムをもう少しまとまりのあるモノに変えて(もしくは方向性のあるもの)、お肌の美しさを取り戻しさなければ。もう寝ます...

むしむしと、けだるい一日:(現在)T/27℃:H/84% レッスンしつつ、マリッジリング(男性分)のデザイン考える。夜、ビリヤード。(写真はキャスト後、2、3日前に仕上げして完成した3個目のリング(silver925:ピンクトルマリン)です)

やせたんところんたん

2004-08-14 04:01:49 | jewelry
前回ちらっと話をした、生徒さんのほうの指輪(silver925/シトリン)も完成したので、自分のと並べて撮影。クリックしてもらうともう少し大きく見えると思うのですが、(左:生徒さん作/右:筆者)結構、雰囲気変わりますよね~。制作された生徒さんが、「昔、絵本か何かで読んだ『やせたんところんたん』みたい」といってました。
どんな話だったっけな。なんとなく聞き覚えはあるのだけど。
これから彼女はこのリングをゴム型に取って、金(18Kイエローゴールド)で同じ型のものを作ります。
そしたら今度は「しろたんときいろたん」やね。(意味不明)

このブログを書き始めて、日記にはその日の書いている時間の天気を記入している訳ですが、(最初はその日の空も毎回アップするつもりでしたが、他に載せたい画像が結構あったので断念。)
さっき書いていて、小学校の頃の夏休みの宿題(特に日記)を思い出しました。
私は典型的なギリギリにならないとやらないぐうたら子供で、最後の3日間でドリルや書取、
自由研究(これは祖父に作ってもらったことも結構あり....→中学時代は家庭科の裁縫は母に.....)を
怒濤の勢いでやってましたが、やっかいなのが日記。これはネタが続かず苦労したのと、その日の
お天気が思い出せず、ましてや調べるなんて面倒くさいこともやりたくないし、かなり適当に「お話」を作り上げていたような気がします。現在はインターネットも普及しているし、小学生、楽できていいな。

このギリギリ性向は自分のマゾ(結構自分自身が疲れたり、痛めつけられることが好きだったりするんです。)性質に起因すること大、やと思うのですが、自分で自分を追い込んでどうするねん、と思うのはいつもその事態に陥ってから。でもでも、ギリギリの中課題や商品、仕事をやり遂げようとする瞬間にアドレナリンが大量に出ていることも事実。
なんか普段では考えつかないようなアイデアも湧き、いつも終わってから「これ、どうやってつくったんやろ?」と思うことも多いです。
しかーし。彫金に関しては、本当に最後の最後でおもわぬどんでん返しが有ることもよくわかりました。
石が割れたり、パーツのロー付けが崩壊したり。なので、結婚指輪はマラソン的に地道に作っていこうと....
あ、マラソンも大嫌いなんだった。(汗)

曇りのち晴れ:T/31℃:H/78% レッスン中、生徒さんを横目でみつつ、教室内のメンテナンス色々。

虫のココロ

2004-08-11 03:28:00 | diary
前回書いていたビリヤード場の景品リングは昨日の内に仕上げ、(こちらは著作権?もあるし、写真はなしですが...)予定通り、縁起担ぎに晩のビリヤードの試合に着けてゆきました。
そのかいあってか、なんとか準優勝。試合は9ボールゲームで、私のハンデは相手が一手ミスしただけでも勝てるようなハンデなので、一年もやってりゃ、当然。と言われても仕方がないのですが。
しかし、そういうハンデでも、優勝まで勝ち続ける、というのは、やっぱり難しい。
その日に調子がイイからといって、試合に勝てる、というわけでもなく..(言い訳めいてきたのでやめます)

勝負の世界というのはありえないことが時に起こったりするから、おもしろい。
たまたまついたボールが、そのなりゆきで偶然9ボール(ゲームボール)が落ちて、勝ち!
ということも結構あります。こういうのをフロックとか、ラッキーとか呼ぶんだけど、これは一般には実力外の出来事として認識されます。実際そうなんですけど、最近「でもこれも力のうちかもね~♪」とも思うようになりました。うまくは言えないんだけど、個々の試合ごとに、流れとか、一瞬それがゆるんだりする時があって、そのどちらかのスポットにうまく入り込んだ方が勝つ、といったような感じ。
でも、難しいのは、そのスポットに意識して入ろうとすると失敗することが多いところです。
もちろん上手い人の方が失敗の確率も少ないのだけれど、逆に失敗の怖さもよりいっぱい知っている訳で、なかなか無心にはなれない。とにかく、ちら、とでも「よこしま」な思いが脳裏をよぎるとあんまりいい結果にはつながらないなあ。と思う。
でもこの技(?!)を身につけられたとしたら、結構勝負強くなれそうな。どっかの滝にでも打たれに行って来ようかな。

まあ、次の試合まで一ヶ月(月一で初心者用試合に参加しているのです)あるし、そろそろ頼まれモノの結婚指輪のデザインを煮詰めて、作る準備をするつもりです。
上の写真のリングは、生徒さんが作っているのを見て、隣で一緒につくったのですが、
生徒さんのものとはまたちょっと違うモノになりました。又彼女の作品も出来次第写真アップしようと思うのですが、ひとによって削り出されるアールやボリューム感の違いは、みていて本当におもしろいです。
出来上がり具合はさておいて、つやつや光るものを見るだけで幸せな気分になれる。
私ってホントに「夏の虫」です。

晴れ:T/28℃:H/80% キャスト後のリングを一ヶ石留め、仕上げる。(写真)

トラブル大歓迎!!

2004-08-09 03:40:01 | diary
現在、レッスンの傍ら3個の指輪をほぼ同時進行で仕上げしているんですけど、そのうちの一つの指輪は明日、ビリヤードの試合で着けるつもりです。ビリヤード場の景品としての指輪を以前師匠が作り、それを型に取ったものを勝手にキャスト(鋳造)して複製をつくっているんです。了承ずみですが。
そういえば、もう一つの指輪はブランドもの(某ブル○リ)のパクリのようなリングだし...
まあ、イイ感じに作れればいいか。
立爪の石留め練習をしようと思って作ったのですが、ちなみに今日一回留めようとしてすでに失敗しました。
あわてて石を外し、修正して、また明日やり直しです。(時間ばかりが過ぎてゆく..)
「2度手間の女」とよく言われているのですが、
「負けず嫌い・あきらめの悪さも世界一」というおまけもついているので、
いろんなトラブルがあっても、最後にはなんとか形になっています。ありがたや。

講師になって、自分のモノだけではなく、生徒さんの作りかけの作品にトラブルが起きたときも、
それをなんとかフォローして、完成に持っていかないといけない局面が結構あります。
これは今の私にとっては大変なプレッシャーです。それまでの生徒さんの苦労を目の前で見ているから。
そんなこと、ほんまはやりたくない。でも、やりたくないことは本当にやらないように年をとるごとになってきているので、このトラブル達は私をすごく厳しく鍛えてくれています。
そういうことがあって、いろんなつながりや加減がわかるようになるんやな、と実感。
今、何でも出来る人々は、それまでに本当に沢山のトラブルや失敗や、苦悩を通り抜けてきたんやな、って思います。また、そこからいろんな事を自分で学んできたのだな、とも。

逆に、趣味のビリヤードは好きなゲームばっかりしていて、やりたくない練習は10分ぐらいしかしてません(汗)
だからなかなか上達はしないんでしょうけれど、ゲームをしていないと起こり得ないトラブル玉や、難しい配置には妙に太っ腹で構えられるようになってしまいました。

まあ、そんな「ショック療法」的調子でやっている成果が、明日どうでるか。
また新たなトラブルを怖くもあり楽しみにもしているのでした。

曇りのち晴れ:T/28℃:H/86% ワックス型→キャスト後 仕上げ、石留め中。

ご褒美=玉撞き+夕焼け?

2004-08-07 02:02:37 | diary
昨日、今日、よく頑張った(と思っている)ご褒美にレッスン後に玉撞きに出かける。
思えば、去年の今頃からはまったビリヤードは、時に我が身を滅ぼしそうになるけど(はまりすぎて)、日中ずっと屋内でじっと座り作業をしている私にとってはいい頭と体のトレーニングになっています。

もともとスポーツが苦手な私。
ビリヤードはスポーツと、囲碁将棋のようなテーブルゲームの中間のようなもので、(と言い切ってしまうと語弊があるかもしれませんが)文化系体質のわたしにはちょうど合っているみたいです。
普段は9ボール、8ボール・練習(にみせかけたゲーム)・ローテーションゲームなどをしています。

今日は、自分自身の調子は多分悪くないのに、ゲームにはボロ負けでした。
ここぞ!という箇所で、はずしてしまうんだなあ。
緊張感がたりないのか、はたまたその逆か。
今までの自分の性向からして、「多分、無理」と少しでも思うと100パー失敗します。
それとは逆に、ありえない入れ方がふと見えて、それを入れてしまえる時もあります。

だったら、いつでも迷わないで勝負したらいいやん。

そう割り切ってしまえると簡単なんだけどねえ。
とにかく、来週の月曜日は月一で参加しているトーナメントの試合があります。
技術はともかく、度胸はどうやって身につけたらいいんやろう。

追記:ビリヤード場には、カップル以外で女性で撞いている人はほとんどみかけません。女性好きな私は少し寂しい。
今度の試合には会場の店(今日行ったお店)のマスターに、「月曜は花柄の服を着てきてください♪」
といわれ、「そうやなあ、女の人少ないし、試合風景少しくらい華やかな雰囲気があった方がいいもんね~」などど思ってました。試合自体は結構、淡々と、地味(すいません)にすすんでいきます。
おまけに負けた人はどんどん帰るから、決勝戦が一番寂しかったりもします(…)。
でも、老若男女が比較的簡単に試合でわたりあえる本当におもしろいスポーツだと思うので、これを読んでる女性の皆さん、運動不足だなと感じたら、やってみませんか?ビリヤード。
(ほんとに女性はすくないからみんなやさしくしてくれるかも?)

晴れ時々曇り:T/28℃:H/83% ワックス型→キャスト後 仕上げ途中。夕焼けが綺麗だった。