心身徒然話

治療家から観た心身や日頃感じた事柄を書きとめました。
(左にあるブックマークの「創健整体治療室」から概要に飛びます)

肌が乾燥し始めていませんか。

2011-11-26 09:32:15 | Weblog
最近、顔を洗った後かさついたり手の甲のちりめんシワが気になり初めていませんか。もう少ししてくると、私など顔を洗った後粉が吹き始めたりします。

それは、空気の湿度が夏80%もあったものが11月になると30%台となり、体が乾き始めて来ているからなんです。また、体が乾き始めると寒さの方を強く感じます。

そして乾き始めると、体にいろんな変化が現れます。一番良く判るのは皮膚が乾いて来ると、口の周りが特に乾いて来ます。それが、乾きが体に害をもたらす始まりです。その頃になると皮膚がかゆくなり、痰が濃くなり出します。だから、むせるような咳とか、吐くような咳や喘息のような発作になる人が多くなります。それも温かい水分を与えると、すぐに良くなります。

さらに乾きが進むと、小便の色が濃くなってきます。そもそも、食べ過ぎると小便の色が濃くなるのですが、水分が少なくなってくると食べ過ぎていなくても小便の色が濃くなるのです。そして小便の回数が多くなります。

さらに乾きが進むと、小便が少なくなって捨てきれない酸が胃袋に入って行き、廃物利用としての胃酸が多くなり胃を痛めつけ、胃が痛いという人が多くなります。

そこまで乾きが行かない段階であれば、普段側に温かい水分を置、ガブ飲みせずブランディーを飲むようにチビチビと飲むと良いのですが、その段階を過ぎた場合、体を洗う前にお風呂につかりながら、温かい水分を口に含み口の中で転がし、ネバネバした水分をいったん吐き出した後、チビチビと飲み胃に水分が到達したら、体を洗わず風呂から上がりその後コップ一杯の水分をゴクゴク飲む。それでいろいろな異常が経過して行きます。外からの保湿も大切ですが、まずは体の中からの保湿を試みてはいかがでしょうか。それから、これからの季節は鍋などの温かい水分なども努めて摂るのも良いと思います。



気分転換

2011-11-24 10:26:42 | Weblog
先日、富士山が見たくなり一泊の予定で河口湖まで行って来ました。

何処へ行くにも晴れ男である私は快晴の夕方、前もって取っておいた新宿西口発河口湖行きのチケットを握りしめ、久しぶりの(10年程前に友人たちで行った松本以来)高速バスに乗り込みました。
この時の運転手は珍しく女性ドライバーです。

段々日が暮れて行く中央高速道を満喫しながら、調布や府中の辺りにさしかかると自然に頭をよぎるのはユーミンの「中央フリーウェー」の曲です。50年代の人間にとって定番の反応でしょうか。
思ったより快適な車中、乗車中のお客さんを観察してみる。
前に座っている70代のご夫婦、20代前半の女性、手荷物の無い20代の若い男性、30代のサラリーマンそして、50代の一見水商売風の4人組の女性。それぞれいろんな人生を歩んでいる他人。縁あって同じ車中の中、不思議な気持ちになりました。

高速バスは定時に河口湖駅に到着しました。予約しておいたホテルの車でチェクインし、素泊まりですのでその夜は新宿で買っておいた駅弁を食べて10時には熟睡です。

そして翌朝、ベランダから見える11月の凛とした空気をまとった雄大な富士山とご対面です。
来て良かった・・・・・・・。日本人にとって優しい雄大な母の様で特別な存在を感じます。
その富士山の麓で凛とした空気を思いっきり自分の中に吸い込み、元気を頂いて東京に帰って来ました。
ただ富士山を近くで感じる旅でしたが、久しぶりに良い旅になりました。