心身徒然話

治療家から観た心身や日頃感じた事柄を書きとめました。
(左にあるブックマークの「創健整体治療室」から概要に飛びます)

第45回へそのお音楽会開催のお知らせ

2015-03-27 10:16:09 | Weblog
東京都もようやく桜の開花宣言が出ました。今週末は久しぶりにポカポカ陽気で今は三分咲きですが、これから一気に咲き始めそうです。音楽会当日はそめいよしのが散り、八重桜に移り変わる時期になっていると思われます。今回は第45回を記念してクラシックコンサートの時間を拡大し開催致します。予約なしの当日受付ですので、気軽に桜見物がてらお越し頂ければとスタッフ一同願っております。




1部    絵本の読み聞かせ
      バーランド和代

2部    クラシックコンサート
      チェロ:千本博愛
      ピアノ:佐々木祐子
      ヴァイオリン:金城由希子




日時  2015年4月10日(金)14:00~16:00【開場13:45)

場所  目黒区上目黒2-1-3中目黒GTプラザホール

交通  東急東横線・東京メトロ日比谷線中目黒駅より徒歩1分

参加費 2000円/当日受付
   (未就学児は無料・小学生~高校生500円)




奇跡の水

2015-03-24 11:32:06 | Weblog
先日、埼玉の柳田ファームへ行って来ました。場所は東上線の川越から川越線高麗川行きに乗り換え4つ目の武蔵高萩駅で降り、そこからタクシーで約10分の所にあります。

前もって先に見学していた友人から話は聞いており、そこの養豚所のブタの糞尿を高橋科学で言う自然の微生物を有効に活用したEMBC増殖液により複合発酵させることにより複合発酵の中では悪い微生物はいなくなり良い微生物が自然に無限に増え、また浄化のために必要な新しい微生物が生まれて来るそうです。

その水を土壌にまくことにより土壌の微生物が活性化され肥料のいらない無農薬で作物を作ることが出来ます。当然、身体に良く自然にもやさしいわけです。柳田さんが言っている様に、まさに毒を薬に、汚い物を清らかに、醜いものを美しいものに変える可能性を多分に持った技術です。

柳田さんとの会話の中で、いま現実に行われている福島での間違った除染方法に心を痛めており、柳田さんは、この技術の開発者である環境微生物学博士の高島康豪先生の微生物の耐放射性細菌の微生物触媒による放射能の除去・浄化・消失の出来るこの技術を使い福島の土壌汚染の浄化を計画しており、そのための基金を募って今現在浄化ユニット1台分の資金が集まったそうです。そこで無料で福島の放射能除去を実行すべく現地の方に理解して頂けるよう呼びかけているところだそうですが、疑心暗鬼になっている現地の人の心を開くのは大変だと言っておりました。

奇跡のリンゴで有名な木村さんが、何もしないで汚染された土壌を自然の複合発酵による微生物の生態系が出来るまで9年かかったものが、高島科学では数ヶ月で出来るそうで、これを福島の汚染された地帯でやれば放射能からあらゆる汚染物質を浄化消失し、その分エネルギーの高い土地になり安全で高品質な野菜が出来る土壌に変わることが出来るそうです。まさに自然の健康を司っている大本は微生物で、人間の健康を司っている大本は腸内細菌だと確信した見学でした。そんな活動をしている柳田ファームに興味の有る方に下記にHPアドレスを記しますのでご覧下さい。

http://yanagida-farm.com/edo/index.html

◎野口晴哉先生語録
いのちは感覚的な存在ではない。
本能も知恵もいのちの発露に相違ないが、
いのちそのものではない。





遠隔治療

2015-03-20 10:14:46 | Weblog
それは20年程前より友人と2人で、一人が隣の部屋からもう一人の相手に気を送ることから始めました。最初は、相手の有る部分をイメージしてその場所めがけて気を送り、それが正確にその場所に届いているかどうか試みるという単純な作業でした。それから時が過ぎ、経験を積み距離や時間差を超えイメージで遠隔治療が出来る様になってきました。

最初の患者さんは、出産のため東京から実家の富山へ里帰りした女性で、出産にあたり骨盤を整えておきたいとの依頼でした。そこで電話で時間を指定して相手には仰向けになってもらい何も考えずただポカーンとして頂き、こちらから相手に治療のイメージを送るという形をとりました。指定した治療時間が過ぎ、相手から電話が掛かって来たので様子を聞きましたら、こちらからイメージを送り始めると同時に相手の体が無意識の運動をし始めたとのことでした。この方は、東京に居る間に無意識の体操を会得されていたのでそういう体の動きが出たのではと推測出来ました。普通は、睡魔が来て寝てしまうことが多いようです。

現在は、相手の体をメージして何処が悪いか診断することも少し出来る様になって来ています。野口晴哉先生は、頭部と仙骨に手を置いて気を通しただけで悪い処が分かったそうです。想像するに、問題の箇所は気が通らなかったりその場所が暗く見えたりしていたのではないでしょうか。気の世界は一筋縄では行かない奥の深い世界であり、興味の尽きない世界でもあります。

◎野口晴哉先生語録
恨みとか嫉妬が持続すると直腸に行く
直腸と感情とは非常に関連がある。





東北の玄関口だった上野駅

2015-03-17 10:20:21 | Weblog
上野駅が終点だったJR常磐、東北(宇都宮)、高崎の3線と東海道線をつなぐ「上野東京ライン」は14日、開業した。これに伴い、常磐線の特急列車は東京駅を経由していわき-品川駅間で直通運転され、利便性が高まる。と言うニュースを見ながら、少し寂しい気持ちになった人は私だけではないと思います。

今年に入り、特にJRの寝台特急トワイライトエキスプレスが運行を終了し、また寝台特急北斗星の定期運用が終了となり一方、華々しく東京発金沢行きの北陸新幹線が開業となりました。時代の自然の流れとして、利便性を求めれば時間短縮は当然の方向性です。しかし昔の東北新幹線の無かった時代を経験している私にしてみると、東北の玄関口としての上野駅がますます希薄になって行くことは寂しいかぎりです。

今から40年程前、初めて青森の三沢から「特急はつかり」に乗り、約8時間掛けて東京の玄関口である上野に着いた時の東京の空気の匂い、空の色そして人の多さに人生初めて人に酔い気持ちが悪くなったことを思い出します。当時はまだ、井沢八郎氏の「ああ上野駅」そのままの集団就職が春のニュースになっている時代でした。人生始めての一人暮らしで、ホームシックになり一人寂しい時には歩行者天国で賑わっていた銀座に行き、同郷の人に会うのではないかと淡い期待を持って銀ブラをしていたことなにやらスッパイ思い出です。そんな私を本当の意味で癒してくれた所は、上野駅の東北線のホームでした。
そこに行けば、懐かしい田舎の方言が聞こえて来ます。一瞬にして700キロの距離が縮まり、田舎に居る両親の顔が浮かんできたものです。

ああ~!久しぶりに上野駅に行ってみようかな。