心身徒然話

治療家から観た心身や日頃感じた事柄を書きとめました。
(左にあるブックマークの「創健整体治療室」から概要に飛びます)

創健教室

2025-03-10 11:04:19 | Weblog
「創健教室」を4月27日(日)に「自分の健康は自分で」を主旨に再開催いたします。日頃の健康管理ならびに健康増進に役立ててみませんか。勉強内容を記しますので、興味のある方はお気軽に参加下さいませ。お待ち申し上げております。

🔳無意識(錐体外路系)の体操の指導
身体の動きには大きく分けて二通りの動きがあります。
意識的に動かす動き(錐体路系)と無意識に動いている動き(錐体外路系)で、これは私達の生命を維持する働きの大部分を司っており、内蔵などの無意識の働きなどはこの良い例です。その無意識の働きをもっと活発にし、自然治癒能力を高め元気溌剌とした生活を取り戻すための体操が「無意識の体操」です。基本的には畳の部屋で正座で出来るため場所も取りませんし、お年寄りから子どもまで出来る優しい体操です。この体操を身に付け健康的な生活を送りませんか。

🔳氣功の練習
氣は誰でも持っている能力で特別なものではありません。
訓練しだいで誰でも自分や家族の健康管理に使えるようになります。「手当」と言う言葉があるように昔から無意識に使っていました。もし、急に子どもがお腹が痛いとかいったらお母さんは本能的に自分の手を子どものお腹に当てているでしょう。非常に原始的なものですが、その手に氣を込めることによりその子どもの本来持っている能力に感応してお腹の痛みを快復に導きます。お互いに持っている能力を高めて家族の健康維持に役立ててみませんか。

🔳PSラインアクセス体験
一人一人の骨格バランスをチェックし、その後のPSラインアクセスによっての骨格の変化を体験していただきます。

◎注意事項
1. 無意識の体操に関して、身体に異物(金属・ペースメーカーなど人工の物、歯の金属は大丈夫です。)が入っている人は身体が異物として認識し体外へ出そうと働き出しますのでこの体操はお進めできません。(コンタクトは外してください。)
2. 服装は動きやすい服装でお越し下さい。
3. 集中力が要り静かな環境が必要ですので、小学生以下の参加はご遠慮ください。
4.汗を拭いたり、うつぶせの時に使用するタオルかハンカチをご用意ください。

◎日 時:4月27日【日曜日】 午後1時~約2時間
場  所:創健整体治療室
    東京都目黒区祐天寺2-3-2シティハイツ祐天寺103 
        TEL 03(3760)2797


参 加 費 用:3,000円(当時受付)
定 員:約8名限定 予約受付中 26日午後3時まで受付いたします。
連  絡  先:創健整体治療室(東京都目黒区祐天寺2-3-2シティハイツ祐天寺103)
        TEL03(3760)2797
        sokenroom@gmail.com

交    通:東急東横線「祐天寺駅」徒歩2分
その他の交通:東急バス 三軒茶屋・JR目黒循環
        祐天寺駅下車徒歩2分
   
当治療室へのアクセス
●東急東横線でのご来室
 ホームより階段を下り、中目黒寄りの改札を出て駅前のロータリーに出てください。駅を背にして左側にみずほ銀行が見えます。その右並びの1階にケンタッキーがあります。その角を左折すると右側にセブンイレブンが見えて来ます。その角を右折し、そのまま直進すると右側に電気屋さんがありその角を右折すると1階奥にスタンド看板が見えて来ます。その隣のドアからお入り下さい。
●東急バスでのご来室
 祐天寺駅には、三軒茶屋~JR目黒循環の東急バスがございます。どちらからも、約20分ほどで祐天寺駅前に到着しす。
●お車でのご来室
 当治療室には駐車スペースはありませんが、当ビルの向かいが有料駐車場ですのでそちらに止めることが出来ます。その他にも駅周囲にはいくつか有料駐車場がございますので、比較的便利です。



健康の極意

2025-02-26 10:33:37 | Weblog
「頭寒足熱、腹八分」
「気取らず、怠けず、欲張らず」

心的ストレスや内臓環境以外の歪みの原因

2025-02-19 12:11:08 | Weblog
私たちは日常において、無意識に様々な姿勢をとって生活しています。その中でも個々持っている体の癖や、生活様式からくる偏った姿勢が、体の歪みの原因になっています。その原因は大きく分けて、骨盤の歪みからくるものと顔の筋肉の歪みからくるものとに分けられます。そして、どちらからもお互い影響しあっています。そこで、骨盤や顔や頭蓋骨を直接歪める原因を幾つか示したいと思います。

「頬杖をつく」「常に同側の奥歯で噛む」「うつ伏せで寝る」「横座りする」「手枕する」「猫背」「足を組む」「テレビやパソコンなどを斜めに見る」「体を強く捻るスポーツや踊りをしている」思いつくのは以上ですが、他にもあるかもしれません。当人は痛みとか違和感とか感じて医療施設に向かいますが、ほとんどの人は自分自身、その原因は分かっていません。案外と自分自身のことは分かっていないものです。

自分の重心は左右どちらか分かりますか。聞いてみると案外わからない人がほとんどです。その重心を簡単に見極める方法があります。他人に確認してもらう方法ですが、階段を登る時どちらの足から登るかで、最初に階段に足をかけた側が重心側です。その逆に、階段を降りる時は非重心側の足から降りて行きます。

正確に判断するにはやはり自分ではなく他人に見てもらう方が正確です。自分で調べようとするとどうしても意識するので、判断に狂いが生じかねません。やはり正直な体の動きは、無意識の動きに出るものです。そこで治療にあたり、原因を探し出すことから始めます。自分で自覚することが大事ですが、客観的に観察してくれている家族や友人から意見を聞くのも大事です。そして、原因がつかめたら治療は半分以上終わったも同然です。

PSラインアクセスにとって大切なバランスチェック

2025-02-08 11:16:03 | Weblog
   自然も社会も、そして私たち人間においてもバランスは大切です。一箇所でもバランスが崩れると、その影響は歪みとして全身に及びます。そしてアンバランスというバランスで曲がりなりにも均衡を保とうと体は対処します。しかし一時的なことでしたら良いのですが、慢性的にその状態が続くといろいろな形で不調を起こします。
  PSラインアクセスは、そのアンバランスの状態をバランスの整った状態に戻すことを目的としております。そのためには、現在体がどのようなバランスの状態かチェックをし、体に自覚してもらわなければなりません。事実、体は異常を自覚することによりその異常を改善するために働き出します。もし腰痛で苦しんでいる時、骨盤のバランスをチェックしてみると、かなり左右バランスが崩れていることに気づくと思います。もし痛みが出ている場合は、全身に歪みが現れていると考えるべきです。実際、他の関節のバランスを見てみると、膝・腰を始め背中の椎骨・首の椎骨・頭蓋骨と全身にバランスの歪みが見受けられます。よって腰が痛いからといって、腰椎や骨盤のバランスを整えただけでは治療としては完全ではないのです。影響を受けている他のバランスも整えておかないと症状がいずれ戻って来ます。ですから、体全体のバランスチェックが大切なのです。

無知は罪「自分の体は自分で治そう」

2024-12-28 10:50:55 | Weblog
今年も後3日となりました。昨年5月にコロナが5類となり生活が以前の日常に戻りましたが、以前として新型コロナは発生しています。あの新型コロナの発生でパンデミックになった頃の世界で、いろんな報道がされ官民揃ってワクチンを推奨するニュースの中、一部では今までの安全性の高い不活化ワクチンとは全く違う新型ワクチン「m RNA(メッセンジャーRNA)」の危険性を訴える人や、ノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智博士の開発したイベルメクチンの新型コロナに対する効果を称える人など多種多様な報道がなされ私達を翻弄しました。

そのワクチンですが海外では危険性を感じ取ったのか3〜4回に止まっているのに比べ日本では、7回打っている人もおり政府は今だに56歳以上の人を対象にワクチン接種を勧めている状態です。

それにとどまらず血圧130以上は高血圧と訴え、多くの人たちが何の疑いもなく飲まされている状態です。以前は年齢プラス90までは正常と言っていた時代とはかけ離れた数値になりました。

やはり最終的には自分の健康は自分で責任を取らなければならないと思います。そんな私も、血液検査で悪玉コレステロールLDLが高いと言われ薬を飲んでいますが、見直そうと少し調べて見ました。

そもそもコレステロールは、細胞膜を作るためになくてはならない材料で、もし足りなくなれば細胞膜が破れやすくなってしまいます。「善玉」とされるHDLコレステロールは、主に肝臓で作られた新しいコレステロールを全身に運ぶ役割を担つていています。一方「悪玉」とされているLDLコレステロールには、傷んでしまった細胞に新鮮なコレステロールを運んで修復する役目があります。

他にも、体内にあるコレステロールのうち3%程度が脳内にあり、それらは脳からの情報を全身に伝えるために欠かせません。そして脂質の消化・吸収を助ける胆汁酸の材料でもあり、私たちが生きていく上でとても重要なもののようです。

以上のように人間が勝手に善玉とか悪玉とか言っているだけで、全て超善玉だったことが分かりました。

私たちの体に不必要なものは無く、必要性があって存在すること。そして必要性があって均衡を保つため働いてくれているということ。改めて「健康の秘訣は自分の体との信頼関係を築く」こと。医者に依存しすぎないで、自分を知り「自分のことは自分で治す」という気持ちで生きていきたいと改めて思う今日この頃です。

本年も拙いブログを読んでいただきありがとうございました。皆様にとって良いお年をお迎えください。

背中のゾクゾクを取ろう。

2024-12-23 10:50:46 | Weblog
今の季節、風邪の引きかけ時期に背中がゾクゾクするこがよくあります。

そのままにしておくと発熱し本格的な風邪に進行するわけですが、熱自体は悪いものではなく、身体に入り込んだウイルス(細菌)と戦ってくれているわけで、

それがのどに入り込んだら咳きで出そうとしたり、鼻に入ったなら鼻水で洗い流そうとするように身体に入り込んだものには、体温を上げて対抗しているのです。

さて具体的にゾクゾクする背中の場所ですが、身体のツボでいうと「風門」第二胸椎の周囲にあるとされていますが、実際は少し下にあるように思います。

まあむずかしいことは考えなくても、ゾクゾクしているその場所が正しい場所ですので、その場所をストーブや貼るホッカイロなどで直接ゾクゾク感が無くなるまで温めてください。

それだけで、本格的な風邪にならずに経過することが出来ます。
それとこの時期は、温かい汁物を取り身体を温かくすることも予防になります。そして念のためビタミンCとプロポリスを飲んでおやすみください。


願い

2024-12-05 12:47:43 | Weblog
今現在、病気や人間関係そして災害などによる環境変化で思い悩んでいる人々が、今は無理でも将来こういう心境に落ち着いてくれることを心より願い、師の言葉を記します。

「我が身に降りかかる一切の出来事は、自分にとって絶対必要であると共に、
また実に絶対最善である」という事を。

PSラインアクセス進化系

2024-11-29 16:58:08 | Weblog
最近のことですが、起床時に背中に痛みを感じ背筋を伸ばしたり上体を捻ったり(右限定)すると痛く、深呼吸しても痛みが出現する状態になっていました。

PSラインアクセスのバランスチェックをするにも、背中だけは自分では診察することが困難な箇所で、誰かに背骨を人差し指と中指で背骨の棘突起を挟んで指を滑らせて脳に自覚させることが出来るのですが、誰もおらずどうしたものかと悩みました。

そこで閃いたのが、背骨で呼吸することができるのだから、背骨の棘突起を人差し指と中指で挟むイメージで、呼吸に合わせて指を滑らせて頭に自覚させることができるのではないかと、試してみました。

そしてその後、PSラインを撫でてみたところ背中の痛みが無く、上体を捻ることも深呼吸もできるではないですか。PSラインアクセスで1番重要なバランスチェックに新な方法が見つかった体験談でした。


70代となり人の死を思う

2024-11-27 11:31:55 | Weblog
私は20代後半から6年間ほ老人病院のリハビリ室で働いていとことがあります。その病院では、元気に退院する人はまず無く亡くなって退院して行人がほとんどという病院でした。その中でいろいろな人の死をみてきた経験から、老人医療に疑問を感じて職場を離れました。

今、70代となり自分の死を考える年代となり、理想な死に方をしたある人の死を思い出されます。その人は定期的に治療に通って来てくださっていた方で、末期癌で治療と言う治療はせず、ただ痛みをコントロールする事だけを医療に求め、衰弱していく自分の体と折り合いを付けながら日常生活を送っておりました。

ある日その方の知り合いとお話しをする機会があり、しばらくお爺ちゃんと会っていなかったので気になり、それとなく訊ねてみたところ、先日亡くなったとのこと、 驚いて聞いておりましたら、そのお爺ちゃんの最後があまりにも素晴らしく驚かされました。

その亡くなり方と言うのは、ある日死期を悟ったお爺ちゃんは、自分の葬儀一切の手配を難なく行い、家族にタクシーを呼んでもらい自分でまるで診察でも受けに行くように病院の門をくぐりその20分後に亡くなられたそうです。

まるで死亡診断書を書いてもらうために病院へ行ったとしか思えない行動です。本当に全生命を使い切り、まさに生ききった人だと思います。まさに理想的な死に方でした。合掌。

人は産まれ方・死に方は選べないと言いますが、生き方を有る程度選べるように、その延長線上に死に方が有るのではと思います。まさに「人は生きて来たように死んで行く」ではないでしょうか。


深く眠るための三条件

2024-11-05 10:58:03 | Weblog
真夏の熱帯夜もなくなり朝夕涼しくなって来て、深い眠りが取りやすくなって来たとおもいますが、それでも深い眠りが取れない人もおります。そこで眠りのことを記したいと思います。

食事と眠り、どっちが大事かと言えば整体では眠りを取ります。本当に深く眠れるようになれば、後は自動的に人間の体は回復するようにできています。そして、深く眠ると眠れないときに出ていた腰椎3番が引っ込んできます。朝起きた時に腰が強張って腰が痛いと言う人は、良く眠れなかった人です。

そこで、体の筋肉を弛めるには、特に腰椎1番3番を弛めれば全部が弛んで、深く眠れるようになります。

それでは、目が覚めても首が強張っている、腰が痛い、いくら寝ても眠い、起きるとだるい、重い、体の方々が痛いというのは、いくら眠っても弛まない場合です。

その原因とは、考え事をしながら寝付いたり、何かをやりかけて寝たという場合で、眠っても緊張が続いている状態にあります。また心配が続いていると、だんだん強張ってくるのです。不安とか、怯えとか、恐れとかいうものがあって寝た場合は、目覚めても少しもさっぱりしなく、方々が固まっています。そんな状態が長い間続き、同じ系統の偏り疲労が積み重なるとなかなか弛まなくなります。そんな状態になる前に、次の三条件を試みてください。

一. 深く眠るためには、何より心地良い肉体的な疲れが必要で、精神的な緊張状態では質の良い眠りは望めません。それと眠らなければと思い込んでいる人で、眠くないのに床に入る。これが一番いけない、疲れて自ら眠くなってから床に入るのが理想です。何時に眠らなければと思い込んでいる人は、安心して眠くなるまで起きていることができず、時計を眺めると不安になって、眠くないのに床に入り眠ろうとする。眠ろうとすればするほど眠れないものです。眠ろうとすることは、眠ることと反対の心の働きだからです。多くの不眠症も原因はこれです。

二. 偏った疲労を平均にして床に入ること。(疲労というものは、偏り疲労を起こしていて体の一部の筋肉の強張りが原因で、その強張った筋肉の弾力性を恢復するように仕向ければ、疲労は消失する。)無意識に行われている欠伸とか伸びとかは、偏りに対する自然な平均法と見てよく、また子供が熟睡に入るまでに転々と寝相を変えるのは、同じく疲労調整の無意識的な方法です。足を曲げ、また大の字に開き、また重ね組むことは腰の疲労の平均法です。手を後頭部で組むとか、また両手を上げバン
ザイの格好をとっている人は、首の疲労平均法です。また右足に力をいれる癖のある人が、左下にしないと寝にくいのは、右足を上にして自由に動かし易いようにすることが、片側に偏った疲労の平均法なのです。このようなことも無意識に行っているものです。

三. 利害損失とか、喜怒哀楽とか憎愛とか執着とかを頭の中に置かぬよう生活するよう心がけ、特に床に入る前に呼吸を乱さぬよう、呼吸を静かに深く腹に吸って調えること。背骨で呼吸すればなおよい。

脚の冷える人は脚先まで息を吸い込むように呼吸すればすぐ暖かくなり、眠れるようになります。