広い意味で、茶筅荘(ちゃせんかざり)とは、
水指の蓋に茶筅がかざられた状態をいいます。
水指を置き、
筅皿に茶巾、茶筅、茶杓を仕組み持ち出し、水指前に置く。
茶杓を扱って仰向け、水指の蓋摘みの右側へ置く。
茶筅を筅皿の右に仮置きし、
茶巾を水指の蓋の上、摘みの前に置く。
茶筅を茶巾の上へ立てて置く。
筅皿を持ち帰る。
この一連の動作は上級でもあります。
初級のうちに身につけてしまいましょう。
狭い意味では茶筅荘(ちゃせんかざり)は
小習十六ヶ条の点前の一つです。
道具に由緒のある場合の点前が四通りあります。
茶入荘 茶入に由緒がある。
茶碗荘 茶碗に由緒がある。
茶杓荘 茶杓に由緒がある。
茶筅荘 茶筅に由緒、、、ではなく、水指の由緒がある場合です。
茶入を茶碗に入れて水指前に荘り
お客様を迎え入れます。
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