気仙沼市本吉町南部の田束山麓、薄暗い杉林の中の林道を上がっていくと、林際に
サンショウの木が生えていて、黄緑色の花が咲き始めていました。
サンショウは雌雄異株ですから、1本の木に雄花と雌花の両方が咲くことはありません。
さて、写真の花は雄花なのか、雌花なのか、帰宅後に調べるしかないでしょう。
雄花、雌花とも花びらががないと記されています。雄花には雄しべが5本あるのみで、
雌しべは退化しています。雌花には2個の子房に2個の柱頭(雌しべ)が付くのみで、地味
で目立たないとあります。写真の花には雄しべらしきものが4~5本見えますから、雄花
なのでしょう。林道沿いにはサンショウが何本かありましたから、花が咲いていないよう
に見えた木が、雌株だったのかも知れませんね。


二枚とも2018.5.6撮影
サンショウの雄花は「花山椒」として食用にする地方があるようです。
新葉の後に出る黄緑色の雄花を採取し、吸い物に入れたり酢の物にしたり、佃煮にして酒の肴に
したり、佃煮をご飯にのせてお茶漬けにしてもおいしいそうです。
ただ、小さなサンショウの雄花を採取して食べるというのは、手が掛かるものの量を確保できず、
東北の風土には合いません。都市部や関西~西日本の食習慣でしょうね。
東北ではワラビ・ゼンマイ・タラノメ・シドケなど、優良な山菜がたくさん採れますから、どう
してもそちらに走ってしまいます。

2018.5.6撮影
サンショウは2016年の9月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
サンショウ 色づいた実
サンショウの木が生えていて、黄緑色の花が咲き始めていました。
サンショウは雌雄異株ですから、1本の木に雄花と雌花の両方が咲くことはありません。
さて、写真の花は雄花なのか、雌花なのか、帰宅後に調べるしかないでしょう。
雄花、雌花とも花びらががないと記されています。雄花には雄しべが5本あるのみで、
雌しべは退化しています。雌花には2個の子房に2個の柱頭(雌しべ)が付くのみで、地味
で目立たないとあります。写真の花には雄しべらしきものが4~5本見えますから、雄花
なのでしょう。林道沿いにはサンショウが何本かありましたから、花が咲いていないよう
に見えた木が、雌株だったのかも知れませんね。


二枚とも2018.5.6撮影
サンショウの雄花は「花山椒」として食用にする地方があるようです。
新葉の後に出る黄緑色の雄花を採取し、吸い物に入れたり酢の物にしたり、佃煮にして酒の肴に
したり、佃煮をご飯にのせてお茶漬けにしてもおいしいそうです。
ただ、小さなサンショウの雄花を採取して食べるというのは、手が掛かるものの量を確保できず、
東北の風土には合いません。都市部や関西~西日本の食習慣でしょうね。
東北ではワラビ・ゼンマイ・タラノメ・シドケなど、優良な山菜がたくさん採れますから、どう
してもそちらに走ってしまいます。

2018.5.6撮影
サンショウは2016年の9月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
サンショウ 色づいた実
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