松島町東部、集落道を南に歩いて行くと、民家の先に広い庭地があって、数種の樹木が植
えられています。今一番目立つのはハクモクレンで、枝先には大きな白花が咲き始めてい
ますが、全体で見ると2分咲きといったところでしょうか。
花の盛りは4~5日後でしょうね。ただ、強風が吹くと花が傷んでしまいますから、撮れ
る時に撮っておかねばなりません。
二枚とも2025.4.6撮影
この花のツボミが辛夷という生薬になります。まだ毛深い苞が開かないうちに採取し、乾燥
させたものを用います。噛むと辛味があるので「辛夷」と名づけられました。
辛夷には鼻の通りを良くする作用があり、鼻炎、副鼻腔炎、蓄膿症などに効果があります。
またかぜによる頭痛や頭重にも効果があります。
薬効成分としてはリモネンやシトラールなどの精油の他、アルカロイドのコクラウリン、
レチクリンなども含まれています。
二枚とも2025.4.6撮影
ハクモクレンは2023年の3月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/8d3256f83f241c4224fbcdd2cae6b0c7
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