一関市花泉町、川に並行する車道を南へ歩いて行くと、川岸に鮮やかな黄緑色の茂みが見
えます。川岸の木ですからヤナギの仲間でしょうが、樹種までは判りません。
樹下で葉を観察したかったのですが、笹竹が濃密に茂っていて近寄れそうもありません。
この木は諦めて、他にないか探しながら更に南下すると、同じ樹種と思しき木が何本か茂
っていて、牧草地を横切れば樹下まで行けそうです。
樹下で葉を観察すると、普通のヤナギに比べて葉幅が広く、葉表に光沢がありますからマ
ルバヤナギの木でしょう。運よく今が花期のようで、傷みの無い花が咲いていますから、
雄木か雌木かも判別できるでしょう。
二枚とも2023.4.29撮影
マルバヤナギの木は雌雄異株ですから、写真の木も雄木か雌木のいずれかということにな
ります。雌雄は花を見れば判るはずなので、帰宅後に樹木図鑑等で調べてみましょう。
樹木図鑑をみると雄花序は長さ7cmほど、雌花序は長さ2〜4cmとあります。
写真の花序は目視ながら5cm以上はありますから、雄花序ということになります。中には
短めの花序もありますが、これは咲き始めたばかりで花序が伸びる途上なのでしょう。
二枚とも2023.4.29撮影
マルバヤナギは2021年の11月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/49285a55adf65c904c6ff6fb28057e0a
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