一関市藤沢町黄海地区南西部、小河川に並行する細い道路を走行していると、石灰岩の岩
壁があって、その下部にアザミらしき根生葉が何株か生えています。
歩み寄って確認すると、特別鋭いトゲが多数生えているのでアメリカオニアザミですね。
今年の4月に、涌谷町の土手で2~3株観察していますが、この岩壁下にはあちこちに散
生していて、合わせると12~13株は生えています。
二枚とも2020.11.26撮影
この辺りの山地の下部は深い谷や急斜面になっていますが、山上はなだらかな台地のよう
になっていて、牧場や採草地が広がっています。採草地にアメリカオニアザミが入り込ん
だら大変ですよ。こんな鋭いトゲのある草を牛が食べたら、獣医さんを呼ばなければなら
ないかも知れません。
アメリカオニアザミを除去する方法としては、
①除草剤(デスティニーWDG、ラウンドアップ、サンフローンなど)を使用する。
②スコップで根ごと掘り返す。
などの処置を施さねばならないでしょう。もし花が咲いて結実し、綿毛の付いた種子が四
方に散布されたら、後の処置量が数倍~数十倍に激増してしまいます。
2020.11.26撮影
アメリカオニアザミは2020年の4月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/bac42e1a06d12204217115e2d6b8365e
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