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里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

アカシデの果穂

2019-07-16 | 日記
一関市藤沢町藤沢地区南部、なだらかな山地を農道で越えていくと、道路脇の高木に花か果実
のようなものが無数に垂れ下がっています。樹下で確認すると、シデの仲間の果穂ですね。
葉を見ると小さめで、葉先がやや長い尾状に尖っていますから、アカシデの木でしょう。
山地に普通に生えている木ですから、農道沿いで5~6本は見ることができました。




                             二枚とも2019.7.9日撮影

アカシデのシデを漢字表記すると四手で、これは果穂がしめ縄に下げられた四手に似ることか
らきているようです。たしかにそれを連想させるようなつくりですね。

果穂は20枚ほどの果苞からなっていて、その基部には直径3mmほどの堅果が1個付いています。
秋になると褐色に熟し、果苞が羽となって舞いながら落ちてきます。
風が吹けば周辺に散布されます。


〈樹木図鑑 アカシデより〉




                              二枚とも2019.7.9撮影

アカシデは2018年の11月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
アカシデの紅葉













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