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100分de名著 『ディスタンクシオン』第1回 私という社会 「57」

2024-09-19 13:37:20 | 文学

100分de名著 『ディスタンクシオン』ピエール・ブルデュー

第1回 私という社会

階級は経済的な原因から生じるという既存の論に対し、全く新しい観点から「階級社会」を生み出す目に見えない要因に光を当てたブルデュー。

そのために編み出した概念が「ハビトゥス」だ。

ハビトゥスを一言でいうと、身体に刻み込まれた、行動・知覚・評価の図式。

幼少期から、言葉遣い、身のこなし、趣味趣向といった形で家庭の中で植え付けられたハビトゥスは、

所属階級の性向が刻印されており、その後の人生の選択に大きな影響を及ぼす。

つまり人生のスタート段階から格差の芽が生まれているというのだ。

第一回は、ブルデューが編み出した「ハビトゥス」という概念がどんなものかを読み解き、

私たちの趣味や趣向が、学歴や出身階層によっていかに規定されているかを明らかにする。

 

Yo-Yo Ma - Gabriel's Oboe | From the Soundtrack to "The Mission" by Yo-Yo Ma

 

 

 

 

ハビトゥスを一言でいうと、身体に刻み込まれた、行動・知覚・評価の図式。

幼少期から、言葉遣い、身のこなし、趣味趣向といった形で家庭の中で植え付けられたハビトゥスは、

所属階級の性向が刻印されており、その後の人生の選択に大きな影響を及ぼす。

ハビトゥス(Habitus)はラテン語で、習慣、行動様式、ものの見方、感じ方などを意味しています。

言い換えると“生活者ひとりひとりの文化”ともいえます。

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100分de名著 『ディスタンクシオン』 索引

100分de名著 『ディスタンクシオン』第2回 趣味という闘争 「57」

 

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