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とにかく日記

とにかく何でもいいから書く日記。更新頻度は下がり、書き続けられるのか?(コメント等は承認制です)

共稼ぎ家庭の食事

2006-02-17 19:32:03 | ワーキングマザー
共稼ぎ夫婦の生活っていうのは、理解できない人には理解できないらしい。

我が家で毎日の食事を作ってるのは亭主だ、という話を仕事関係の懇親会でしたら
「そういう話は黙っておいた方が」と冗談めかしつつアドバイスしてくれた人がいた。
「えっ?どうしてですか?」というリアクションをしたら、周囲の人たちが笑ってくれた。
まぁ、自分をネタにして笑ってくれるのは楽しいので、そのまま話を続けた。
話の続きで、育休中はさすがの私も夕食を作ってましたよ、と言ったら
先ほどアドバイスしてくれた人が「その話を先にしないと」と。

ふーん。そういうことか。
黙ってたら、家庭では毎日食事をつくり子供の世話をしつつ家事を完璧にこなし、
仕事も(そこそこ?)やってる女に見てもらえる、ということなんだろうか。
料理もできない女じゃダメじゃないか、ということなんだろうか。

・・・そういうイメージは、ぶち壊したいなぁ。

料理もできない女、と思われるのは別に、私はそんなに気にならない。
亭主にゴハンを作ってもらってることを恥ずかしいと思わないのだ。
だって、事実だから。

料理がまったくできないのではない、という言い訳はできる。
(これは、あくまでも言い訳、ね。)
亭主が疲れて動けない日とかたまの休日とか子供のお弁当とかは私が作っているし。
でも、毎日の朝ごはんと夕ごはんを作っているのは亭主、というのは厳然たる事実。
亭主が作った方が、ごはんに汁物、野菜料理に肉料理、と私が作るものよりも
献立としての品数が多く、作る手際も良い。

「食事作り、本当はできるんだけど、いろいろあって、やってないだけ」
・・・というのは、やってない人間のずるい言い訳でしかないのだと思っている。
要するに、私は毎日、献立を考えて子供の成長と家族の健康に良い食事を作ることができないのだ。
だから、亭主にやってもらっている。

日頃、料理を引き受けてくれている亭主の労には感謝している。
お互い仕事を持っている身だし、お互い疲れることもある。
亭主が料理できないとき、自分ができるときは自分でするように心がけている。
ただそれだけのことである。それでいいじゃないか。

という考え自体が、人によっては理解できないんだろうなぁ。
まぁ、理解されなくても別にいいけど。
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亭主がいない一日

2006-02-01 09:46:52 | ワーキングマザー
亭主の出張の日。
出張といっても日帰りなのだが、亭主は家事に育児に大活躍のワーキングファーザーなので、
彼が一日いない日というのは私にとっては大変な一日である。

朝6時15分発のバスに乗りたい、と言っていたので、バスターミナルまで送る気でいた。
(我が家からバスターミナルまで、車で15分くらいの距離である。)
しかし、そういう晩に限って末っ子(仮称ルル、2歳男)の夜泣きがひどい。
体調が下り坂、というのもあるかもしれないのだが。
私の布団に連れてきて寝かしたが、こちらもゆっくりは寝られない。うう、寝不足。
・・・朝、目を覚ましたら亭主の姿はなかった。気を遣って自分で行ったようだ。

子供たちを起こして順番にトイレに行かせる。
前の晩に仕込んでおいた野菜スープを温めなおし、COMOのモーニングクロワッサン
を朝食として出す。
(このクロワッサンは賞味期限1ヶ月というスグレモノ、我が家の常備食である。)
子供たちは、口々に同じ事を尋ねる。
「おとうさんは?」「おとうさん、いないの?」「おとうさん、どこ?」
訊かれるたびに同じ答えを少しずつ変えて繰り返す。
「もう出たよ。今日はナハでお仕事なんだって。」
「お仕事だよ。夜には帰って来るって。」
「今日は早くからお仕事なんだよ。今頃はバスに乗ってるはず。」

ルルは食べさせてやらないといけないが、あと二人は自分で食べた。
着替えもトイレも、ルルだけは手伝ってやらなくてはいけない。
そして、子供たちの体温測定、保育園の連絡帳書き、投薬、ゴミ出し。
・・・いつもは夫婦でやっていることを、すべて一人でぬかりなく。

8時半、定刻に保育園に到着。子供たちは上機嫌。
保育園に送り込み、したくをさせ、いったん家に戻る。
洗濯にとりかかろうとして、上の子二人のパジャマが洗濯機に入っていることに気づく。
いつもは脱ぎ捨ててあるのだが、今日はお父さんがいないので頑張ったのかも。
洗濯機を回し、野菜スープの残りを利用してカレーを作り、炊飯器のタイマーをセットして、出勤。
部分休業制度で出勤時間が遅くなっているのは、本当に助かる。

夕方、5時15分に職場を去る。
保育園のお迎えは、母親としての喜びが感じられる時間だ。
「おかあさん!ルルのおかあさん!」と抱きついてくるルル。
「みて、サカナ作ったんだよ!」とチラシで作った魚を見せてくれるリリ(次女4歳)。
「あいうえお表が終わったんだよ!でも『ゆ』だけ変な形になっちゃった。」と
いうララ(長女6歳)。
「終わっただけでも偉いよ、また次の時に頑張ろうね」とテキトーにフォローして、
3人を連れて保育園から出る。

家のドアを開けると、ご飯が炊き上がったにおいがする。
カレーを温め、おつゆ(鶏がらスープにわかめと溶き卵)を作り、夕食の配膳。
子供たちはテーブルのしたくを手伝ってくれた。

食べている最中に、ドアをノックする音がした。ヨッシーが来たのだ。
ヨッシーは我が家のベビーシッター兼家事ヘルパー、子供たちに大人気である。
「ヨッシー!ヨッシーが来た!!」と子供たちは大騒ぎ。
「早く食べ終わった人からヨッシーと遊んでいいよ」というと、必死で食べ始めた。
私は6時半からまた仕事の会合があるので、ヨッシーに来てもらったのだ。
9時までには戻る予定で、ヨッシーに留守を頼み、家を出る。
子供たちはヨッシーと遊ぶのに夢中で、あっさりバイバイしてくれた。

会合は定刻より少し早めに終わり、8時半過ぎには家に戻ることができた。
「おかあさん、おかえり!おとうさんの方が先だったよ!」とララが言う。
リリはヨッシーと紙飛行機を作って遊び、ルルはお父さんの膝にいた。


・・・こうして、亭主がいない日は終わった。
出張は私のほうが多いから、亭主はたびたび、こういう日を過ごしているのだ。
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夕方からの仕事

2006-01-11 09:46:49 | ワーキングマザー
今週は、夕方からの仕事が多すぎる。
私の本来の勤務時間は10時半から5時15分まで。
通常、5時半には職場を離れて子供たちを迎えに保育園に行き、家族揃って夕食をとっている。
しかし仕事関係の会合や会議は夕方から夜にかけて開かれることが多い。
昨日、今日、明日、明後日、と今週の平日4日はすべて、何らかの会合が入っている。

一人目の子を生んでから3人目の子供が生まれるまで、時間外の仕事は原則として断っていた。
「子供が小さいので出られません」と。
どうしても出なければならないものだけ選び、数回に1回、出るだけであった。
本業は時間内にしっかりやっているし、断れる仕事はすべて断ろう、という方針だったのだ。

夕方からの仕事も原則として断らないことにしたのは、3人目の育休を終え仕事復帰してから、である。
子供の人数が増えると家庭も忙しく、ますます仕事を制限する人もいるとは思う。
しかし、私はそうしなかった。
これには二つの理由がある。

理由の一つは私の年齢、性別から来る仕事上の役割である。
2年おきに3人の子を産んでいるうちに、いつの間にか「若手」から「中堅」になっていた。
育児中ではあっても非常勤職員ではなく、常勤の職員である。
常勤の中堅職員としての役割を果たしたい、と思うようになったのだ。
どこかからの強制ではなく、自発的な意志として。

自分がいてもいなくても、それなりに仕事や社会が回ることはよくわかっている。
でも、私が中に入ることで、加えられることがある、と思った。
たとえば、職場で開かれるさまざまな会議やなんたら委員会。
多くの職場はそうではないかと思うが、大体、会議は男たちのものである。
男の発想、男の視点で物事が捉えられ考えられ進められていく。
しかし世の中には男だけではなく、女もいる。
まぁ、女としての私は「変な女」ということになるだろうが、それでも女の視点、
女の発想について男よりは詳しい。
だから、たとえば女に不都合な事が決定されようとしたら、異議を申し立てることができる。
そして、断らずに会議に出ていれば、そういう場面に少なからず遭遇するのだ。

もう一つは、亭主と私とが育児に慣れたことだ。
一人目、二人目の時は様子もわからず不安もあり、夫婦で右往左往していた。
しかし三人目ともなると基本的には「以下同文(笑)」という感じである。
もともと亭主が家事・育児を大きく担っていることもあり、亭主の承諾も得て、
私はできるだけ仕事を断らない生活に入った。

しかし、それにしても、今週のように連日というのは子供たちの心情を思うと
あまり好ましくない。
亭主も今週前半は仕事が大変だということがわかっている。
大体、もともと体力のない私の身体が、もたない。
木曜日は通常業務のあと、夕方から車を運転して往復1時間プラスの会議だ。
金曜も会合、土曜は保育園の行事、日曜は教会での子供の話担当で休む日がない。

だから、原則はあくまでも原則。
夕方からの仕事は原則として断らずに一生懸命やる。
でも時々はサボる・・・いや、都合により欠席、する。

で、今週サボる・・・もとい、欠席するとしたら、今日の委員会だな。
検討事項のメモ書きを委員長に渡して、さっさと帰ってこーよっと。
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手を握る

2005-11-30 05:40:53 | ワーキングマザー
仕事関連の会合に出席し、帰宅したのが9時前。
子供たちは寝る時間なので、一人分残っていたスパゲッティ(料理人:亭主)を急いで食べ、
子供たちと一緒に寝室に行った。

最近子供たちにせがまれる子守歌は「からすの赤ちゃん」である。
哀調を帯びたメロディが子供の心を捉えているようだ。
ルル(末っ子、2歳4ヶ月男)はこの歌だけは一緒に歌い、3番に入ると
「ハトさん、こわいよー、ハトさん、こわいよー」と言う。
次に「くじらのとけい」を歌って、気づいたら、もう寝ていた。

リリ(2番目、4歳女)が「おかーさん、リリもねかしてー」と言うので、ルルが寝たのを確認してリリのベッドに移る。
そう、保育園の先生が書いた連絡帳を見て、リリに話したいことがあったのだ。
「ごめんね、今日、また水着がなかったって?スイミング行かないでどうしてたの?」
「このまえ、みずぎがなかったとき(忘れ物)、カマキリみつけたでしょう、きょうもカマキリみつけたんだよ!
だから、みずぎ忘れてもいいんだよ、おかーさん!」
・・・と言われてもなぁ。忘れていい訳がない。
今回はリリの水着だけ入れ忘れたので、一人で保育園に残ったはずだ。
毎週火曜日のスイミングは楽しんでいるようだし、年少児と保育園に残るのは楽しくないだろうと思うのだが。
親を気遣って、気にしていないようなフリをしているのか。
それとも本当に、気にしていないのか。リリの性格なら、どっちもあり得る。

そういう話をしながら、リリのベッドで私も寝てしまった。
目を覚ましたのは午前4時。
しまった、寝るつもりじゃなかったんだ。
化粧も落としてなかったし、持ち帰った仕事もあったので、静かに寝室を出る。

台所に残っていた皿を洗っていると、ルルが泣いて起きてきた。
お漏らしをした上、ひどく咳き込んでいる。
うわあ、まだ顔も洗ってないし仕事もあるんだが・・・と思いつつ、着替えさせ、
ルルのベッドの濡れた布団はそのままにして私の布団に連れて行った。

ひどい咳は、喘息の発作なんだろうか。
添い寝しながら呼吸音を聞いていたら、子供の寝室のドアが開いた音がして、足音が。
慌てて見に行ったら、ララ(1番上、6歳女)だった。
「リリが泣いてるんだよー、おかーさん、って。」
はぁ。仕方ないので、また子供の寝室へ行った。

リリは泣いてはいなかったが、ベッドでお腹を出してかきむしっていた。
ちょっと可愛そうだが、仕方ない。説得にかかる。
「リリごめんねー、ルルが喘息だからお母さんルルのところにいてあげないといけないんだよー、
ルルはおねしょしちゃって布団がぬれてるからお母さんの布団に寝かしてるし、
ルルのお世話が終わったらお母さん、リリのところに来るから、寝て待っといてね」
リリは「おかーさん、ぜったいきてね」と言って毛布をかぶった。

ルルの様子を見に戻る。
寝てはいたが、まだ咳き込むし、呼吸音が一定ではない。
熟睡できていないようだし、これはもう喘息発作と判断し、吸入器を取りに行く。
薬液を吸入器にセットしている間に、ルルが目をさまして出てきた。
連れ戻して寝かし、吸入器のマスクを口にあてがうと、ルルも自分の両手でマスクをしっかり持った。

吸入は、魔法のような効果がある。
乱れていたルルの呼吸が安定し、深く、静かな寝息に変わる。
これでまぁ、喘息発作は一段落だが・・・あーあ。
明日はポリオの予防接種の予定で、職場に休みも申請していたんだけど、この体調
じゃまた延期だなぁ。
生後3ヶ月から受けられるポリオの予防接種、こいつはまだ一回も受けてないぞ。
ま、いいか、持ち帰った仕事をやる時間ができたと思えば。
吸入が終わったら吸入器を洗って、ついでに顔も洗って、朝まで寝よう。

ルルをはさんで川の字で寝ていた亭主が、寝返りをうってこちらを向いた。
目の前に片方の手が開かれていたので、こちらも手を出して握ったら、握り返してきた。
暖かく、力強い、大きな手。
明日もまた頑張ろう、と思った。
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就学児健診

2005-11-11 01:06:30 | ワーキングマザー
来年、小学校に入学する長女の就学児健診が、今日、あった。

職場を2時間、離れる許可をもらい、保育園で長女と合流した。
さて、それからどうやって健診会場に行くか。
会場は公立幼稚園。駐車場もない場所で、数十人の子の健診が行われるのだ。
付近の道路は路駐だらけだろう、と思うと車で行くのがイヤになった。

ということで、車は保育園の駐車場に置いて、歩いて行くことにした。
6歳児の足でも15分程度で着けそうな距離である。
来年からは、学校が終わった後は保育園の学童クラスのお世話になる予定だし、
今から歩いて練習しておくのも悪くない。
それに、長女と二人っきりで手をつないで歩くなんて久しぶりだ。

歩き始めた時は曇り空だったのが、途中で太陽がさしてきて暑くなった。
11月中旬でも沖縄の日差しは強い。
会場に着いたときは親子ともども、汗をかいていた。
健診の列にならび、30分くらいで順番が来て、それからはすぐ終わった。
娘が幼稚園の遊具で遊びたい、というので、しばらく遊ばせた。

そして帰り道。
案の定、娘は「保育園に戻りたくない」と言って立ち止まる。
そりゃあそうだよなぁ。私だって仕事に戻りたくないぜ。
このまま家に帰って二人でゴロゴロしながら本でも読んでいたい。
が、時間は2時間しかもらってない。やりかけの仕事、残してきちゃったし。

まずは言葉を尽くして説得する。
「お母さんだってずっとララ(長女の仮称)と一緒にいたいよ。
 でも、今日はね、お仕事の人が『戻ってきてまたお仕事して下さい』って。
 お母さんがお仕事をしないと、お金がちょびっとしかもらえなくて、そしたら
 お金がたりなくなって、今の家に住めなくなったり、食べ物を買うお金がなく
 なったり、新しい洋服を買えなくなったりするんだよ。」
まぁ、こんな説明を聞いても、頭では納得できても気持ち的には無理だろうなぁ、と
思い、尋ねてみた。
「今お母さんが家に帰ったら、代わりに、夕方から仕事に行かなくちゃいけないよ。
 ララは、今、保育園に戻って、夕方お母さんがお迎えに来て一緒に夕ご飯食べる
 のと、今はお母さんと一緒でも夕方からお母さんが仕事に行って夕ご飯の時も
 寝るときもお母さんがいないのと、どっちがいい?」
ララは「夕ご飯の時、お母さんがいた方がいい」と答えた。
(良かった・・・私もその方が楽だ。)

それでも「もう、ココまで来ちゃった・・・」とララの足が止まる。
仕方ないので気を逸らすことにした。
「ララ、シリトリしながら歩かない?」
「うん!じゃあ、ララから始めるね、し・り・と・り」
「り?ええと、りんご」「ゴリラ!」「ら?うーん、ラッパ」などなど。
まだこんなテが通用する年齢である。シリトリに夢中になり、保育園に着いた。

園の前まで来たら観念したようで「お母さん、バイバイ」と手を振って門の中に入って行った。
夕方まで数時間のお別れだ。私も手を振って、背を向けた。
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余計な仕事・・・

2005-09-28 12:49:34 | ワーキングマザー
本業(職場で行っている仕事、職務)以外の仕事を抱え込んでしまい、苦労している。

仕事ってなんなんだろう。
・・・なんて考えている暇があったらさっさと片付けた方がいいのだろうが。

金のための仕事。(これは私の場合、本業だな。)
金にならないけれど、自分の良心に照らすと、やらずにいられない仕事。
義理のための仕事、人間関係を保つために引き受けてしまった仕事。

好きでやっている仕事も(金のため、金にならないに関わらず)ある。
でも好きで(自分の意思で)始めたつもりでも、続けるうちに、好きでやってるとは言えなくなってくることがあるんだよなぁ。

「仕事を好き」という気持ちは、恋愛感情と似ているかも。
恋というのは一時の感情だから、そんなに長い間、続くことはない。
しかし、恋愛感情は長続きしなくても、人間関係(恋人関係とか、結婚とか)はやり方によっては長続きさせることができる、と私は思っている。
共通の場を持ち続け、共通の目的(子供を育てる、など)を持ち、更に加えて感情的な共感を持つことができれば、恋愛感情は残骸だけになっても、温もりのある連帯感によって人間関係を続けることができる。
そうやって特定の相手と長い間続いた「連帯感」は「愛」と呼ぶことができるようなものになっているかもしれない。
その上、何かの機会に、同じ相手に「惚れ直す」ことができれば、最高だ。

仕事とのつきあい方も、同じように考えられるかな・・・。
とにかく仕事を続け、仕事をするにあたっては明確な目的を持ち、仕事に対する情熱を何かの機会に改めて燃やすことができれば、ずっと仕事を好きでいられるような気がする。(うーん、ちょっと難しいか?特に「情熱」云々が。)
どうせ仕事するなら、好きな仕事を、楽しく続けたいもんね。

働き盛りといわれる年齢で、仕事がない人生は、淋しい(と思う)。
しかし大多数の人(私を含めて)は、仕事が大変すぎる、もっとラクにできないだろうか、と思っているのではなかろうか。
いくら好きな仕事でも、やりすぎるのはキツイし、キツイと好きじゃなくなる。

大きな問題なのは、好きでもないのに、やらなくちゃいけない仕事、だろう。
どうしてもやらなくちゃいけない、のなら、まぁ、サッサと片付けるしかないのか。

昼休みもそろそろ終わる。
・・・仕事(本業)に戻ろうっと。
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出張から戻ると

2005-09-02 03:32:31 | ワーキングマザー
3泊した出張から戻った翌朝。

亭主が朝食の配膳を長女(6歳)に頼んだ。
長女がちゃんと配膳を済ませたので、私としてはいつもと同じつもりで、お手伝いありがとうの歌を歌った。

長女は、黙って私の所まで歩いてきて、抱きついてきた。
うつむいているのは、涙を見せまいとしてのことらしい。

母がいない間も、頑張っていたのだろう。
歌って励ますだけの母でも、いないよりはいた方がいいのだろう。
抱きしめて、頭を撫でる。

・・・朝ご飯3回分もいなくて、ごめんね。
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「普通の男の働き方」幻想

2005-08-23 22:52:50 | ワーキングマザー
仕事をしていると「自分が普通の男だったら、もっと仕事に打ち込めるのに。
○○も××もできるのに」と思ってしまうことが時々、ある。
(ここでいう普通の男、というのは専業主婦の妻に家庭をまかせて仕事をしている男、ぐらいの意味である。)

特にみじめな気分の時は
 「(普通の)男じゃなくてスミマセン、
  子供より仕事を優先できない3人の子持ち女でスミマセンでした」
と心の中で謝っている。

そんな「普通の男の働き方」というのは幻想だと、自分でもわかっている。
自分ができないことに言い訳が欲しいだけ、なのだろう。

ないものねだりであるが。
「普通の男」がもっと自分の家庭、家事や子供に時間を割く存在であってくれれば。
仕事時間にはものすごく仕事をしてもいいけれど、オフの時間もしっかりと確保しているような存在であれば。
ウチの亭主のような男が「普通の男」と言えるような社会であれば。
(・・・さりげなくノロケ?)

そうしたら、普通の男も普通の女も普通の子供たちも、
もう少し生きやすいのではなかろうか。
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残業続きの夜

2005-06-21 12:55:02 | ワーキングマザー
最近は残業ばかり。昨夜も9時過ぎに帰宅した。
子供たちはもう寝たかな?と思ったら、まだ起きていた。

とっくに寝る時間なので、急いで着替えて、すぐ子供3人と一緒にベッドに行く。
ルル(男、1歳9ヶ月)のベッドに添い寝して、いつものようにアンパンマンの話を始めた。
すると、ルルが「ウンコ!シーシー、出た!」という。
トイレトレーニング中(といってもほとんど完成期)のルルである。
こういう時は、実際には出る「前」のことが多いので、大慌てでトイレに連れて行く。
アンパンマンのベビー便座をセットし、トイレに座らせると普通のウンチをした。
ルル本人は「アンパンマン!」「ウンコ、出た!」と大喜び。

しばらく座らせて「もう終わった?」と尋ねると「もっと」と言う。
仕方ないので座らせておく。
「アンパンマン、出た!」とはしゃぐルル。
そうは言いながらも、もう出る様子はない。
なのでおしりを拭いて、降ろそうとすると「もっと!もっとウンコ出る!」と言う。

ルルの正面に座って、一緒にいきむマネをする。
一生懸命、顔をしかめてウンコを出そうとするルル。
しかし、出ない。
便秘とは思えないし(さっき出たばかりだぞ)寝たくないだけだろう、と判断し降ろした。

・・・ルルは大泣き。
「もっとー!もっと出るー!!」
かまわずパンツとパジャマを履かせベッドに連れて行き、寝かした。
しかし、ルルは泣き続ける。
「シーシー出た!もっとウンコ!」と叫ぶ。
パンツに触れてみても、出た様子はない。

このまま泣き寝入りさせるか?と思い始めたとき、もしかして、と気づいた。

まずは、さっき同様、トイレにアンパンマン便座をセットして座らせる。
するとルルの機嫌がコロッと直る。
「アンパンマン!」と大喜び。
しかし(予想通り)ウンチやシッコが出る様子はない。

「ルル、おかあさんと遊びたいんでしょう?」とストレートに尋ねてみる。
まじめな顔で「うん」という返事。
「だったら、もうトイレは終わりにして、絵本読んであげようか」
返事はやはり「うん」。
おとなしく便座から降りたルルと、一緒に絵本をとりに行った。

小さいなりに頭を使って、母と起きている時間を共有したかったのだろう。
まだ思うことを上手に言葉で伝えられないからなぁ。
トイレなら確実に(まともに)相手にしてもらえる、と思ったんだろうか。

子供の相手をする時間がもっと欲しい。
仕事上の責任を果たし、職業人として更に向上したい。
・・・矛盾する二つの願い。
どちらかを放棄することは、私にはできない。
片方だけに比重を置くことすら、不可能。
天秤にかかった二つが上がったり下がったりしながら、毎日が過ぎてゆく。

絵本を数冊読んで、ルルは寝た。
ごめん、明日も早く帰れそうにないんだ・・・。
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計画

2005-05-17 10:01:45 | ワーキングマザー
3人の子供を連れての出張、というのを計画している。

子供一人を連れて出張というのはもう何回も経験しているのだが、三人を連れて行くのは初めてだ。
出張先での仕事中、子供たちは一時保育施設に預ける。
予定では二泊三日、うち一泊は親戚の家にお世話になるが、最初の一泊はホテルだ。
ホテルに泊まる大人は私一人。
ワーキングファーザーである亭主に休暇を提供する意味もあるので。

ああ、細かく考えると、おもいっきり疲れそう。
うまくいくだろうか。
・・・いや、うまくいかせる、のだ。
そのための計画であり、準備である。
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帰宅

2005-05-12 09:59:50 | ワーキングマザー
昨日は午後5時から、職場で会議があり出席した。
1時間くらいで終わるだろう、という見込みがはずれ、終わったのは2時間半後。
今日は会議があるので子供のお迎えに行けない、と亭主に頼んではあった。
でも子供たちには「夕ご飯は一緒に食べる」と言ってあったのだ。
子供たちとの約束を破ってしまった、と家路を急ぐ。

車庫に車を入れたとたん、玄関横の窓が開き「おかあさん!!」というララ(長女、5歳)の声。
「今お風呂からあがったんだよ!!」という声の主はリリである。
バスタオルをはおって、窓から濡れた頭を出している。
玄関の扉が開き、裸で裸足のララが外に出てきた。
「おかあさん!おかえり!!」
おい!まだ5歳とはいえ素っ裸で家の外に出ないで欲しいぞ!
・・・と、慌てて車を降りて、ララをうながして一緒に家に入った。

亭主にパジャマを着せられていたルル(1歳8ヶ月、男)も嬉しそうな顔で寄ってきたので、抱き上げると、リリが「おかあさん!ララとルルだけ、ずるい~」と泣きわめく。
仕方ないのでルルを降ろし、リリが持ってきた本を読んであげる。
そうこうするうちに8時半。子供は寝る時間である。
亭主が寝かしつけ役を引き受けてくれた間に、夕食をかきこむ。

「寝たよ」と居間に戻ってきた亭主を、追ってくるかのようにララが階段を下りてきた。
「おかあさん・・・ごはん、まだ食べ終わらないの?おかあさんが来てー」
ええと、食事は終わっていたのだが、そのあと少しゆっくりしたいと本を読んでいたのだ。
「まだ歯も磨いてないし、着替えてないから、歯を磨いて着替えたら行くね」というと
ララは「チャッチャッと急いで歯をみがいて、サッサッサッと早く着替えてから来てね!」とベッドに戻った。
適当にしたくをしてから子供部屋に行った。
ララはまだ起きていた。
添い寝して、そのまま自分も明け方まで寝てしまった。

そして、今朝。
保育園に連れて行こうと車庫に向かった亭主が「おい、車のドアが開いてるぞ」という。
見ると運転席のドアが全開状態である。
昨夜戻った時、慌てて玄関に行ったので車の鍵はおろか、ドアを閉めることすら忘れていたらしい。
・・・何も盗まれなくてよかった。
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3歳児健診

2005-04-07 10:14:13 | ワーキングマザー
今日はリリ(次女)の3歳児健診。
平日昼間に健診があるこの地域。
午後1時15分から2時までが受付時間である。
健診に連れて行くためには仕事を早退しなくてはならない。

「育児休暇」制度の「部分休業」を利用して、私の出勤時間は朝10時半である。
12時半に早退したら、私の仕事時間は正味2時間。
これだけの時間でいったい何ができるのか・・・と思うが、それでも行かなくちゃ。

本人には「保育園でお昼を食べて、シャワー浴びて(食後に必ずシャワーに入れる保育園、さすが沖縄)それからお昼寝でしょう?でもお昼寝する前にお母さんがお迎えに来るからね」と話してある。
リリの嬉しそうな顔が、救いである。
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ワーキングファーザーが病気のとき

2005-03-23 00:13:35 | ワーキングマザー
先週は私自身のスケジュールも大変キツかったが(火曜日は石垣島日帰りの後に那覇で会議、木曜は大学に午後11時頃までいた後に職場に立ち寄り残業して帰宅したのは午前1時半、金曜日も仕事の後に那覇での講演会に出席した)子供の世話をその間、一人でやっていた亭主もかなり無理をしたようで、今日はとうとう風邪(というか慢性疲労?)で仕事を休んで寝ていた。

子供がいて、仕事をしていて、家事・育児も妻と同等もしくは妻以上にやっている男性(特に3番目の条件を満たしている男性)を、私はワーキングファーザーと呼びたい。
我が亭主は立派なワーキングファーザーである。
ワーキングファーザーは、ワーキングマザーに負けず劣らず大変なのだと思う。
亭主は、もともと年に1回程度風邪で寝込むことがある程度の健康体であったのに、子供が生まれてから、どうも冬場は体調が悪くなりやすい。
風邪をひいても休むことができないのが一番の原因だろう。

新婚当時、いや子供が生まれるまでは、亭主が病気をすると仕事を休んでいた。
「主人の看病で休みます」というと「?」という顔をする同僚もいたが・・・これは私のこだわり。
病院勤務の配偶者がいるのに(亭主の職場は病院ではない)、病気になると一人ほったらかされて寝てなくちゃいけない、というのでは、家庭的に不幸だと思うのだ。
自分だって病気の時は、食欲がない上に食事を作るのも面倒だし、水を飲みに行くのも面倒だ。
身体がキツくて寝ている時に、暖かいお茶(冷たい水でもいい)が運ばれてくると、嬉しいじゃないか。ちょっと何かを頼んだりできる、病気の自分のために時間を割いてくれる、自分以外の人間がいるということは、とてもありがたいことじゃないか。
病気の時に何もしない同居人なんて、同居している意味がない、と思うのだ。

しかし。
子供が生まれて、子供が病気しまくって、亭主の病気にそうそう構っていられなくなった現在。
朝、亭主が「今日は休んで寝る」と宣言しても「お大事に」と言って自分は仕事にでかける。

さすがに気になって、昼休みの職場から家に電話をかけた。
「昼ご飯どうするの?」
「米は炊いた。」
「弁当買って帰ろうか?」
(注:沖縄には400円程度の弁当を置いている店があちこちにある。職場の売店もその一つ。)
「そうしてくれると助かる。」
という訳で、職場には1時間の外出(昼休みの外出はもともと認められている)を申し出て、売店で二人分の弁当を買って帰った。
子供の投薬(ウチの子供たちが通園している保育園は、投薬が必要ならば保護者の手で、というところなのだ)以外の理由で昼休みに外出したのは久しぶりだった。

弁当を食って部屋に行って寝る前、亭主が珍しく「ありがとう」と言った。
「お互い様だから」と答えた。
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1歳児のプライド

2005-03-08 01:36:49 | ワーキングマザー
近所のスーパーにて一家で買い物の後、駐車場に停めてある車まで歩いている時のこと。

ルル(1歳半、男、末っ子)が「ガッコ~(抱っこ)」というので抱っこした。
亭主と一緒に先を歩いていた姉たちが「お父さん抱っこ~」「だめ、歩け」という会話をしていたのが耳に入ったのだろう。
姉たちは歩き続けているが、ルルはこう言い出すともう歩かないので仕方なく抱いてやった。
しかし、重たい。
で、抱いて歩きながら「ルル、あかちゃん、ルル、あかちゃん」と耳元で言ってやった。(鬼母?)

すると、降りて歩きたそうなしぐさをするので、降ろしてやると一人ですたすた歩く。
まだ1語文しかしゃべれないが「あかちゃんじゃない」と主張したいらしい。
そのまま車まで歩いた。
車に乗り込む寸前につまずいて転んだが、それでもご満悦でチャイルドシートに納まった。

保育園では、近所の空き地までお散歩にでかけたというくらい、歩くのは上手になっているのだ。
やっぱり「ガッコ」というのはタダの甘えだったんだな~、ルルめ。

1歳半というのは大人からみたらまだまだボーボー(←沖縄方言で「赤ちゃん」)なんだが。
チビのくせに「自分は赤ちゃんじゃない」というプライドが、かわいくて、おかしい。
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良い人がいる社会

2005-01-30 01:26:40 | ワーキングマザー
まず、ハードだったここ数日のことから話は始まる。

26日は保育園のお弁当会だった。
日頃、料理をしない私が弁当を作るのでいつもお弁当会の朝は5時に起きるのだが、その日は緊張もあって3時に目が覚めてしまい、もう寝ることもできず、弁当を作った。
そのまま仕事に行き、夜まで仕事をし、帰宅したのは深夜11時半。
翌27日は出張で、午前中は普通に仕事をし、午後から自家用車を運転して出張先に行き、その足で空港にむかい、東京のホテルに着いたのは夜10時半だった。
ホテルでは20年ぶりに会った友達と一緒に泊まり、話し込んで、睡眠時間4時間。
28日は午前午後と東京で会議。
午前中の会議は一睡もしなかった(できないような会議だった)が、午後の会合は何度か気を失って(苦笑)いた。
会合が予定時刻に終了せず、帰りの飛行機に間に合わせるために駅まで走った、走った。

・・・という感じで、羽田空港に着いた時にはもう疲れきっていた。
そして、携帯電話をトイレに置き忘れてしまったのだ。
トイレの個室でコートを脱ぎ、預ける荷物の中にコートを入れる前にポケットから携帯をとりだした。
それから携帯に関する記憶がない。

荷物を預ける時に気づき、急いでトイレに戻ったが、既になくなっていた。
10分もたっていないはずだ、と近くのインフォメーションデスクで尋ねてみたが届けなどはない。
しかたなく、その場で遺失物届けの書類を出し、飛行機に乗りこんだ。

疲れも加わって気分は真っ暗である。
飛行機の中で寝て、更に車を運転すること1時間半、自宅に着いたのは深夜12時をすぎていた。
携帯を悪用されたらどうしよう、などという悪い想像はできるだけしないことにして・・・
翌29日の朝、携帯電話会社に利用停止手続きのため電話をした。

土曜日の保育園は午前保育である。
お昼に迎えに行った車の中で、ルル(第3子、男、1歳5ヶ月)が寝てしまった。
家に着いたので姉二人を車からおろし、私はそのままルルの隣でシートを倒して寝ていた。
そしたら、家に電話がかかってきたらしい。(私は寝ていたので気づかなかった。)

羽田空港の遺失物担当からだった。携帯電話がみつかったという。
こちらから羽田空港遺失物担当に電話をかけ直した。
特徴などを尋ねられたので答え、間違いない、ということで着払いで送ってもらうことになった。
届けてくれた人にお礼をしたいと思ったが、名前や住所などはわからない、という。

この社会には、良い人がいるのだ。
名前もわからない、良い人と、こんな風に縁があったのは幸せなことだ。
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