Pon子の日記

信州で2016年春から田畑をしながら踊りや太鼓を習っている。仕事もやめて突っ走る無謀なアラサー人生

GWの旅記録 1  浜松のギター工房へ

2013-05-05 | 日記

浜松のギター製作家で演奏家でもあるSさん宅を訪ねました。

Sさんはとても楽しい方で、奥さんも美人で優しくて明るい!

現代のギターだけでなく、リュートや19世紀のギター(小ぶりの)もずらっと並んでいて圧巻でした。

「せっかくなのでどうぞ。」

とすすめられるまま、いろんな楽器を弾かせていただいて

「ひえ~! これ日本が江戸時代の頃の音なんですね。」

と感心したり、

「リュートってめちゃくちゃ軽いんですね!」

と驚いたり。

 

「自分で弾いているだけだと分からないかもしれないから。」

と、Sさんも異なるギターをかわるがわる弾いてくださり

「同じギターでも、何年も弾いていると音が変わってきます。」

完成して1年目、3年目、25年目のギターそれぞれ全部、

「たしかに!なんかちが~う 音に丸みがありますね!」

「よく、音にがあるという言い方をするんですよね~。」

「なんだか私のギター、まだ子どもの音って感じですね。

「いや、でもこの楽器、アリアの5とは思えないほど良く音が出てますよ。かなり弾きこんでますね。」

・・・ちょっぴりほめられた気分

 

いろんな話を聞かせていただきました。

私のギター、以前からある部分に亀裂が入っていて気になっていたのですが、これは乾燥が原因だったようです。

「北海道の方のギターも、よく乾燥気味になっていますよ。長野も寒いですから、冬場の暖房が原因かも。」

と指摘され、湿度管理をすすめられました。

ちゃんと大事にしてあげなきゃな・・・。

 

Sさんからは他にも、音楽のお話、楽器博物館の収蔵品を集めにジャングルの奥地に行って死にそうな目にあったお話(オイオイ)、日本のプロのギタリストのお話、Sさんのお子さんたちのお話、などいろいろお伺いして、すごく楽しかったです。 奥さんの淹れてくれたコーヒーおいしかったな~。

たっぷり長居させていただいて、その上お土産にうなぎパイ(大好物)までいただき、ホクホクの浜松滞在でした。

ちょっとおもしろかったのが

「浜松はあったかいですね~。

と感動する私にSさんご夫妻が

「え~!今日は寒いですよ!みんな近所の人も寒い寒いって言ってますよ。」

とびっくりしてたこと。

・・・これが標高650メートルの山間部と、みかんの国の違いですね。

 


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