娘の散歩道

東京町田市より、普段の出来事や散歩に行った時に感じた事を
記録しています。

今でもいるような

2009年12月04日 09時55分22秒 | 
母は、通院するたびに血液検査のデータを受け取り、それを大切に
ファイルしていました。

検査データが良いと精神的に高揚し、旅行の話やグルメの話などして
とてもうれしそうでした。

また、主治医に絶対的な信頼をおき、“あの先生がいるからこうやって悪化しないで済んでいる”、
“あの先生には頭が下がる思い”などと話していました。

でも、母の様子が悪くなってきても検査結果にはそれが現れず、体力の回復を
優先的に考え、散歩や買い物、また自分で出来る範囲の作業などを奨めていました。

本当に、急でした、食欲不振などはありましたが急激に悪化するなんて。

感染症とはこんなに急に悪化するものなのか今でも信じられません。
それも一晩を境に。

入院の前の日は、予約した診察日で兄夫婦と私たち夫婦で付き添って、
病院の帰りに外食も出来たのに。

それが一晩明けた日の夕方に緊急入院、その3日後に息を引き取るとは。

今でも思います。

いつ何処で感染したのか、あの時間あそこを通らなければこんな事にはならなかったのではないか。

前の日、外食なんかしなければとか、または病院で感染したのか、考えたらきりがありません。

感染症の予防薬を飲んでいることから安心していて、転倒や骨折、痛み等に
注意してきましたが、まさか感染症になるとは、私も認識が甘かったと反省するばかりです。

母が亡くなった今でも、もしかしたら適切な生活を送っていたら感染症は
防げたのではないかとさえ思っています。

あまりにも急だったので親孝行もしてあげることが出来なかったのが残念でなりません。

今でも、いつもの部屋にいつもの仕草をしている母がいるような気がします。


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