St.MARYマスターズ通信

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生涯スキーリダー

2007-01-13 18:59:45 | 必読記事
「生涯スキーリーダ認定制度」の取り組み
・・・宮城県スキー連盟資料(平成19年1月13日)抜粋・・・

制度創設の背景

 レジャー白書によると「今後スキーをしたい」は2,204万人、「現在スキーをしている」は1,360万人、つまり潜在需要は844万人いることになります。SAJの会員は12万人にも満たない1%という数字から、未組織層のスキーヤーがほとんどということになります。潜在需要者をスキー場へ連れ出し機会と動機を与えることができるのは身近なリーダー的存在のスキー愛好者であり、スキーの普及振興の責務のあるSAJがこの熱意と能力のあるリーダーを養成していく必要があります。 「技術上達を目指した時代」から「スキーを楽しむ時代」に変わり、スキー活動を通して「人との出会い」や「仲間づ<り」「生きがい」を求めるなど期待や楽しみが多様化しており、「心身ともに健康で生き生きと充実した生活を過ごしたい」と誰もが願っているという点で、スキーは正に魅力ある生涯スポーツとして人びとに愛好されるものと考えられます。スキーを愛好し、情熱を有するシニア層の方々が、仲間や子ども達をスキーへ誘うことの喜びは、自分自身のスキーライフを永<継続する力にもなります。スキーに関心があり実施したい欲求を持つ人びとに、スキーの機会を与え、自然の豊かさやスキーの楽しさを伝え、安全に指導できるリーダーの養成を目的とし、指導の方法論、実技、安全対策や自然についての知識など、リーダーに必要な知識・技能を身に付けるための講習会を開催し、時代に適合した「生涯スキーリーダー」を認定するものです。

県連としての取り組み

 この制度は、SAJから基本的な考え方が示されているが、各県連においては柔軟に取り組むことができるとされています。これを受けて全国的にいら早く行事立てした当県連は、2004年度から実施しており、今年度で4年目を迎えます。制度の趣旨を十分反映し、多くの県民にスキー活動を楽しんでもらい、県下の厳しいスキー環境を明るい方向へ導<一つの布石になるものと大きな期待を寄せています。「中高年のスキー」という言葉が出てもう何年も経っていますが、県下でもシニア層のスキークラブができてきたり、マスターズの大会が生まれたりと、これまでと違った流れを多く見ることができます。「指導者」と「生徒」というこれまでの決まった形から脱却し、「一緒にスキーを楽しむ仲間づくり」というスタンスでシニア層のリーダーを養成しながら活動を全面的に支援していきます。また、本年度からSAJ教育本部の中に「エイジング委員会」が設置され、リーダー制度の普及や団塊世代など中・高年齢者のスキー活動サポートを目指しています。 この行事により、受講者同士の親睦と今後の活動につながるシニア層のスキー仲間をつくり出していくことが大切であり、認定に必要な時数にとらわれることなく余裕のある2日間の日程に振り分けた中で合宿制の認定講習会及び資格更新のための研修会、そしてレベルアップを目的とした日帰り研修会を実施していきます。新たなリーダー仲間を増やすため、クラブの会員はもちろん、一般のスキーヤーにも多く参加いただけるよう、皆様からぜひ声掛けをお願いします。

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