「セントメリー」存続へ 町内業者、地元志向に転換
2008年8月23日(土)09:00
宮城県川崎町が営業権を持つみやぎ蔵王セントメリースキー場の指定管理者が経営破たんし、今季以降の営業が宙に浮いていた問題で、町議会は22日の臨時会で、スキー場経営を目的に7月設立された「ゆらいず」(川崎町、鈴木章弘社長)を新たな指定管理者にする町提出議案を8対5の賛成多数で可決した。
ゆらいずは例年通り12月下旬のオープンを目標に準備を進める。契約期間は9月から3年間で、指定管理料は年間約1600万円の見込み。全面的に経営を任せて失敗した反省から、町は経営面をはじめ運営全般のチェックを強化する。
スキー場はゲレンデの安全性確保を基本に、飲食メニューの簡素化など身の丈に合った地元志向に転換する方針。町内で警備業やレストランを手掛ける鈴木社長は「町内小中学生のリフト券無料化など、町民や企業が一体となって『町のスキー場』として復活させたい。コンビニ感覚で手軽にスキーを楽しめる運営を目指す」と話している。
2008年8月23日(土)09:00
宮城県川崎町が営業権を持つみやぎ蔵王セントメリースキー場の指定管理者が経営破たんし、今季以降の営業が宙に浮いていた問題で、町議会は22日の臨時会で、スキー場経営を目的に7月設立された「ゆらいず」(川崎町、鈴木章弘社長)を新たな指定管理者にする町提出議案を8対5の賛成多数で可決した。
ゆらいずは例年通り12月下旬のオープンを目標に準備を進める。契約期間は9月から3年間で、指定管理料は年間約1600万円の見込み。全面的に経営を任せて失敗した反省から、町は経営面をはじめ運営全般のチェックを強化する。
スキー場はゲレンデの安全性確保を基本に、飲食メニューの簡素化など身の丈に合った地元志向に転換する方針。町内で警備業やレストランを手掛ける鈴木社長は「町内小中学生のリフト券無料化など、町民や企業が一体となって『町のスキー場』として復活させたい。コンビニ感覚で手軽にスキーを楽しめる運営を目指す」と話している。