マーサの昔話

デジカメでの景色や花、動物などの写真
海外体験談、今日の一品、糖分控えめ?なおやつ等‥‥‥

『 The Poseidon Adventure 』

2011年11月30日 | Una pelicula favorita

 ポセイドン・アドベンチャー

主演 ジーン・ハックマン(Reverend Frank Scott)
アーネスト・ボーグナイン(Mike Rogo)
レッド・バトンズ(James Martin)
キャロル・リンレイ(Nonnie Parry)
ロディ・マクドウォール(Aores)
ステラ・スティーヴンス(Linda Rogo)
シェリー・ウィンタース(Belle Rosen)
ジャック・アルバートソン(Manny Rosen)
レスリー・ニールセン(Ship's Captain)
アーサー・オコンネル(Ship's Captain)
パメラ・スー・マーティン(Susan Shelby)
エリック・シーア(Robin Sheldy)
フレッド・サドフ(Mr. Linarcos)

スタッフ
監督 ロナルド・ニーム
脚色 スティーリング・シリファント
原作 ポール・ギャリコ
製作 アーウィン・アレン
撮影 ハロルド・E・スタイン
美術 ウィリアム・J・クレバー
音楽 ジョン・ウィリアムス
編集 ハロルド・F・クレス
SFX/VFX/特撮 L・B・アボット
字幕 清水俊二
製作年 1972年
製作国 アメリカ
配給 20世紀フォックス



 81000トンの豪華客船ポセイドン号が、ギリシャに向かうためにニューヨーク港をでたのは
12月末だった。 船長(レスリー・ニールセン)は最初から船の重心が高いことに気づいていた。
 バラスト(底荷)をしていないので、船体の上部が重く、大波を喰うと転覆する恐れもあり
スピードを出すことも危険だったが、船主の代表はそれを認めなかった。 ポセイドン号が
地中海に入ったとき、地震観測所から、クレタ島南西130マイル沖合いで海底地震があったという
電報が入った。 それから間もなく大津波がおしよせポセイドン号は一瞬にして転覆した。
 船体の上部が海底に没し、船底が海面に現われたのである。 折から新年を祝うパーティが
大食堂で催されており、集まった船客たちのほとんどが生命を失うという大惨事だった。
 乗客の1人であるフランク・スコット牧師(ジーン・ハックマン)は、大混乱が鎮まると奇跡的に
助かった人々と共に脱出を試みた。 ニューヨークの刑事であるマイク・ロゴ(アーネスト・
ボーグ・ナイン)その妻でもと売春婦だったリンダ(ステラ・スティーヴンス)、雑貨商の
ジェームズ・マーティン(レッド・バトンズ)、中年夫婦マニー・ローゼン(ジャック・
アルバートソン)とベル(シェリー・ウィンタース)、歌手のノニー・バリー(キャロル・リンレイ)
17歳のスーザン・シェルビー(パメラ・スー・マーティン)と10歳になるその弟のロビン
(エリック・シーア)そして船のボーイ、エーカーズ(ロディ・マクドウォール)の9人がスコットに
従うことになり、あとの生存者は、救急隊がくるまでじっとしていた方がいいという事務長の
意見をとった。 スコット牧師は、かすかながら船内にともる電気があるうちに、船の竜骨
つまり海面に1番近い所にたどりつき、そこで待機していれば助かるかもしれないと判断した
のだ。 上部に進むためには大クリスマス・ツリーを逆によじ登っていかなければならない。
 10人が登り終わったとき、スコット牧師の意見が正しかったことが証明された。
 キッチンボイラーが爆発して、残った人々を流してしまったのだ。 一行はスコット牧師の
指示に従い、ブロードウェイと呼ばれる通路を通り、エンジンルームにたどりついた。 その間
船内の爆発はたびたび起こり、船体は往々に沈下して、海水が下から次第にせり上がり、皆を
あせらせた。 最初の不幸は、ギャレーから次のエンジンルームに向かうときに興った。
 35フィート先にあるエンジンルームに着くためには水中を通らなければならない。 ロープを
はるために、スコット牧師が飛び込んだ。 だが途中、倒れてきた鉄板の下敷きになって身動きが
できなくなってしまった。 娘の頃、水泳選手であったベルは、異変を感じ水中に飛び込んだ。



 無事彼を救ったベルは、目的地に泳ぎついたものの、心臓発作に襲われ、息を引き取った。
 やがて他の生存者たちもベルを見習い、水を潜ってエンジンルームにたどりついたが、彼女の
死は一同を悲しみに包んだ。 やがて一行は最後の困難にさしかかった。 いよいよプロペラ・
シャフトにアタックする段階に入ったのである。 この時、船体が再び傾いたと思う間もなく
遠くに爆発音が起こり、更に船体は船尾に傾いた。 このため、ロゴ刑事の妻リンダが振り
落とされ、水中に沈んだ。 参事は更に続いた。 出口のそばにあるスチーム・パイプが破れ
噴き出し始めたのだ。 このままでは進路がはばまれれば、今までの苦労は水の泡になって
しまう。 スコットは決意したようにパイプに飛びつきハッチをしめた。 だがさすがの彼も
熱いスチームには耐えきれず水中に落下した。



 スコット牧師に変わってロゴが指導する一行は、やっとの思い出船底にたどりついた。 皆は
鉄棒を振って船底を無我夢中で叩きだした。すると、遠くからかすかに反応が聞こえてくる。 
 外には救助隊が救助にきていたのだ。 船底の扉が焼ききられ、太陽がさし込んだ。 
 助かった6人を乗せたヘリコプターが大空へと舞い上がっていった。



 パニック映画の始まりとも言える映画で、当時のSFXも、古さを全く感じさせません。
 感動させられる場面は、やはりローゼン婦人が夫を助けに行くシーン。 せっかく助けて二人で
戻ってきたのに、心臓麻痺で亡くなってしまうのは悲しすぎる。 神父も最後の最後で熱い蒸気に
やられて亡くなってしまうが、予想外の出来事でした。 この役のジーン・ハックマンは
とても好感がもてて素敵に思えたが、それ以降、悪役が多かったせいで、彼のイメージまで
変わってしまったのは残念。 アーネスト・ボーグ・ナインもこの頃、いろんな映画に出てましたね。
 ギョロ目が強くて、でも、この役では優しい夫役で好演していました。

 結局、アカデミー賞は、特殊効果賞と、主題歌賞をとりました。“ The Morning After ”です。




 「ポセイドン・アドベンチャー2」も観ましたが、沈没しかかっているこの豪華船に乗り込み
お宝を盗もうとする映画ですが、感動すらありませんでしたから、、、如何に、この映画が
大作だったかということですね。



 撮影の合間に撮った出演者の合同写真です。



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