いつも利用している四国のツアーは上までタクシーで行きますが
このツアーではタクシーはOPになるのです。
私はできるだけ歩きたいので、OPであろうがなかろうが
関係なく、歩けるところまで歩きたい派です。
43名参加の今回のツアーで 約半数の方が歩きを
選択されました。 心臓の悪い方、足の弱い方
高齢の方はタクシーに乗られた方が良いと思われます。
日本人向けなのか(当然ですよね、ここは日本だから)
石階段の奥行も狭く段差も低いので、登りやすいけれど
立ちくらみなど起こすと、結構危ないかもしれません。
なるべく一気に登られた方が安全かも・・・
先達に怒られそうです。 ゆっくり登らないと死ぬやろ、、、
上まで歩くのに20分位かかるそうですが
結構 早く上がれました。
初めは一番後ろを歩いておりましたが(バスの席順が一番後ろだったので)
石段の所で皆を抜き去り、菅笠を被ったこの方の後ろを
ストーカーのようについて行きました。
本堂です。
千手観世音菩薩
おん ばさら たらま きりく
大師堂です。
鐘楼です。
開創伝説にまつわるはたきり観音像
四国を巡錫中の大師が、機を織っていた貧しい娘に
布を所望したところ、娘は惜しげもなく切り取って
差し出し、亡き父母の菩提を弔うための観音菩薩像が
欲しいと願った。 大師が千手観音を刻み、娘に
得度灌頂を授けると、娘はたちまち身体から七色の光を放ち
千手観音の姿になったという。 そのような由来から
“ 女人即身成仏の寺 ”として知られ女性から親しまれています。
山門です。
お遍路行方不明事件の現場というか
この奥の道へ歩いて行かれたらしい、、、
ツアーで行くお遍路さんの鞄の中身は
参拝セット(ろうそく・線香・ライター・お賽銭)と
ハンカチ、飴ぐらいだと思います。
夏場はペットボトルを持参する人もいますが
殆どの方は、軽食なども含めてバスの中に置いておられます。
よく御無事で発見されて良かったです。
きっと救助の方々をお大師さまが導かれたのでしょうね。