マーサの昔話

デジカメでの景色や花、動物などの写真
海外体験談、今日の一品、糖分控えめ?なおやつ等‥‥‥

『 Big Wednesday 』

2010年08月31日 | Una pelicula favorita
 ビッグ・ウェンズデー

主演 ジャン・マイケル・ヴィンセント (Matt)
ウィリアム・カット (Jack)
ゲイリー・ビジー (Leroy)
パティ・ダーバンヴィル (Sally)
リー・パーセル (Peggy Gordon)

スタッフ
監督 ジョン・ミリアス
製作総指揮 アレックス・ローズ
      タマラ・アセイヴ
製作 バズ・フェイシャンズ
脚本 ジョン・ミリアス
   デニス・アーバーグ
撮影 ブルース・サーティーズ
美術 チャールズ・ローゼン
音楽 バジル・ポールデュリス
編集 ロバート・L・ウォルフ
字幕 高瀬鎮夫 タカセシズオ

製作年 : 1978年
製作国 : アメリカ
配給 : ワーナー・ブラザース映画

 1960年代初め、カリフォルニアの海辺の町にはマット(ジャン=マイケル・ビンセント)
ジャック(ウィリアム・カット)、リロイ(ゲイリー・ビジー)を中心とする若者たちが
サーフィンを通じてグループを作っていた。 彼らの夢は水曜日にやって来るという
世界最大の波ビッグ・ウェンズデーに挑戦することだった。

               

 ボイント岬で最高のサーファーといわれるマットは、待ってもなかなかやってこない
ビッグ・ウェンズデーにいらいらし酒に溺れることもしばしばで、ジャック、リロイの友情と
心優しい娘ペギー(リー・バーセル)によって、何度も立ち直りのチャンスを与えられていた。
 1960年代も半ば、彼らにもベトナム戦争のための懲兵令状がきた。 グループの大半が懲兵を
免れようとしている中で、優等生のジャックは懲兵検査を受け、ベトナムへと赴任していった。
 ジャックの歓送会は盛大に行なわれ、マットもリロイもペギーも、そして恋人のサリー
(パティ・ダーバンヴィル)も泣いた。 

               

 1960年代も終り、ジャックが帰って来た。 
 ベトナム戦争は暗く大きな傷を残しておりサリーはすでに結婚していた。 
 そして1970年代の半ば、彼らが待ちに待ったその日がやってきた。

               

 マットは特製のロング・ボードをかかえ浜辺におりた。 
 多くのサーファーたちがビッグ・ウェンズデーに挑戦する中、久しぶりに懐かしい青春の浜辺で
顔を合わせたジャック、リロイ、マットの3人は無言のまま再会を喜び、サーフ・ボードに乗って
波に向かったのだった。



 高校生の時、ファンであったウィリアム・カット見たさに、友達とこの映画を見に行きました。
 1960年代のカリフォルニアを舞台に、サーフィンを通じて結ばれた男たちの友情を描いていて
何となく夏の終わりを感じるような青春映画です。 目立ったアクションシーンがあるわけでは
ないのに、目を閉じれば数々のシーンがくっきりと浮かんできます。

 4章に分かれていて、ベトナム戦争をはさんでそれぞれの人生を描いている。 挫折を何回も
味わいながらもそれでも頑張って生活している様子…そして海を、街を、また一人、離れていく。

 待ちにまったウェンズデーの大波がついにやって来て、昔と同じように、3人が大波に挑戦して
エネルギーのすべてを燃焼させて青春に別れを告げます。
 サーフィンのシーン、パイプラインの撮影が見事でした。
 大きな波が来る朝、マットが黙って出かけようとすると「どこに行くの?」と妻に声かけられる。
 「ちょっと出かけてくるよ…」素敵な微笑を返し、車にサーフボードを積み込んでいるマット。
 妻も微笑みながらマットを送り出すシーンは、いいですよね。 本当は心配で行って欲しくない 
 死ぬかもしれないのに…それでも笑顔で送るのは、マットの性格も愛しているんでしょうね。
 残念ながら私は主人が出かける時、笑顔で送り出していません。0がないからでしょうか?


                
               


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