入院日記(1)
2010年 5月10日(月)
あまりきれいな話ではございませんので、興味の無い方は、スルーして下さい。
今日から、大腸ポリープ切除の為、2泊3日の入院です。病院によっては、日帰りも
あるそうですが、何せ、私のホームドクターじゃなく、ホームホスピタルの様なこの
病院で、今回もお世話になる事にしました。
9:50 2階受付に行く。今回は月曜日という日の為か、他科に入院される
患者さんも含めて、人数は非常に多かった様で、30分以上待たされました。
10:30 4名だけ名前を呼ばれ、耳鼻科病棟のある最上階に案内される。
何と、今回も最上階だった。ただ耳鼻科病棟はB棟だが、消化器科はA棟であるので
一応同じ階ではあるが振り分けられている。ガイドなしでA棟のナースステーション前に
行く。この詰め所前もウロウロしていたので、よく知っている。ただ、ここの看護師さんは
男性が3人いるらしく。内心楽しみにしているのだが・・・そして、案内されるまでもなく
自分の部屋番を言われたら、病室へすたこら勝手に行く。
今回私の部屋は、東部屋だった。 4人部屋で廊下側の右側。
同室の方に、あいさつをする。 私以外は、血液内科の患者さんばかりで、もう
何カ月も入院されている様でした。 年齢は60~70歳位でしょうか。 子供さんの
年齢が40歳代でお孫さんもいらっしゃる方ばかりだった。
挨拶を終えると、担当のナースが二人来られたので、今までの病歴などについて
一応書類には全て記入済みではあるが、再度チェックを兼ねてのお話であった。
この中の一人は新人ナースだったが、もう一人のナースは、まあ、とても明るくて
向日葵の様なナースであった。 いつもニコニコされていて、その人が部屋に入って
来るだけで太陽の光がパッと差した様な印象を受けます。格別、美人とかじゃないの
ですけど、(御免ね、言いたい放題)人の話もよく聞いてくれるし、何か行動が機械的
じゃないんです。 一つ一つの事に愛情を感じました。 こんなナースは初めてお目に
罹りました。 将来、こんな女性が息子の嫁になってくれたら申し分ないのですが、、、
なんて未だ未だ先の話ですが。。。
今回の入院は2泊3日と短いので、持参したウェットティッシュで備え付けのテーブル等を
簡単に拭き直して、最小限に抑えた荷物を所定の場所へ入れた。
昼からの内視鏡切除に備えての、水地獄が始まった。2時間で2Lの水を飲まなければ
ならない。 15分間隔で、ビジクリア錠1回に付き5錠を200ccの水で飲み、全部で50錠を
水orお茶にて2L飲むわけです。 既に、コンビニで買って用意していた水をドンと置き
時計を見ながら、ひたすら薬を飲み続ける。 心なしか前回より、楽に飲めた気がした。
慣れでしょうか、それとも気温が少し高かったせいでしょうか。多分、後者の方だと
思いますが、7回目を飲んだ頃から、何回もトイレを往復する様になり、13時過ぎには
もう水しか出なくて、肛門から尿が出ている感じです。(汚い話ですみません。)
全て薬を飲み終えた時は、出るものもないせいか、お腹の痛みもなくなりましたので
後は医師に呼ばれるのをベッドで待つだけです。
3時ちょうどに、ナースから「3Fの内視鏡室へ行って下さい。」と言われ、行ってすぐ
例の
“尻割れパンツ”を着用し、検査室へ入る。
主治医が来られて、右手にいきなり点滴注射をするが、早速、刺す所をミスった。
肘関節の内側血管に刺してから、「これ点滴やったな、おっと、ここは駄目だ。」と
(多分、検査の時に打つリラックスさせる為の注射の位置と間違われた様子。)
言いながら2秒位で抜き、定位置に刺される。 大丈夫かいな~


腸に穴開けんといてや
不安の中、急激に眠気が襲ってくる。 意識朦朧状態で、知らないうちに肛門から
大腸ファイバーが挿入され、患部に到達したようだ。ポリープを処置している時は、やはり
腸を引っ張れている様な、少し痛かったです。でも十分耐えれる痛みでしたけれど。
まあ、比較するとすれば、子宮体がんの検査並みの痛みでしょうか? 男性の方には
解りませんよね。 麻酔していても、腸をいじられているのが良く解りました。
時間にして30分位だったと思います。 無事に切除完了。。。
廊下で、新人のナースが車椅子に乗せてくれて、部屋まで直行です。 麻酔のせいで
ふらふらしてました。 ベッドで横になっていると、主治医が来られて、「9mmと7mmの
ポリープ一つ切除しました。今後については、組織検査の結果が2週間後、来年の春に
再度、内視鏡の検査を受診して下さい。」との事でした。
麻酔がよくきいていたので、しばらく眠っていました。 名前を呼ばれて気がつき
「00さん、夕食置いておきます。」と「あの~今日一日絶食なので、持って行って
くれますか?」「看護師に行ってくれますか?」「ええ~あなた配善係でしょう。」
若い女性でしたが、まるで応対もなっていないし、患者に対しての気配りなんて更々ない。
実は昼間、下剤飲んでいる時も、昼食を持って来たのだが、その時はすぐ、持って行って
くれたのだ。 だって、絶食中に不味いとはいえ、食事を持って来られたら、食べたくなる
じゃないですか。 それを置いて去って行ったのだから最悪ですわ。
患者の気持ちも考えろって言いたい。 この病院の管理体制がなっていない様だ。
去年の入院時から感じている。
点滴中だから動けないし、それなりにいい匂いがしてくる。 「“目の毒”を早く
持って行け~。」と思った瞬間、何か少女漫画に出て来る様な瞳の綺麗な男性の看護師が
現れて「失礼しました。こちらのチェックミスです。これ下げますね。絶食中に悪い
事をしましたね。」「いえ~別に気にしていませんよ。間違いは誰でもありますものね~」
これですもの、最近男前に飢えているもので、、、ころっと豹変ですわ。
この看護師さんは、今晩当直らしく、夜の巡回の時も来てくれたのですが、私は内心
いつもマスクしているので、取ったら不細工かもって想像していたのです。
私は、この看護師さんが来るなり世間話をすると、いきなりマスクを取ったのです。
マスクをとったその顔は完璧な二枚目どした。(なん故ここで京ことば?)



脈拍取ってくれて、血圧測ってくれたのはよかったんどすが、血圧が155に91と
随分上がってたんや。 しゃあない、若くて美しい男はんに手を触ってもろたさかい
血圧も上がるんや。 そうや、化粧してへん
Gackt はんに似てたんや。
勿論、この部屋のおば様達のアイドル系存在である。 患者が元気になって、ある意味
こういう人も必要だと思います。 私の事か?
となると、今晩は口開けて寝てられないなあ。 (^O^)