チェンソーが、うなりをあげる。
スロットルは全開。高速に刃が回転し、木の幹を細かな幅5㎜ほどのチップにしながら切断していく。ものすごくたくさんの木クズが後方に飛び、硬い赤松の芯に当たると、振動が激しく
エンジンの爆音と熱気で
さらに、激しくうなる。
チェンソーは、ガソリンに50対1の割合でエンジンオイルを混合した燃料と、高速回転するチェンソーの刃と木との摩擦を減らすために、チェンソーオイルを使用する。
チェンソーのバーの穴から少しずつ刃の部分にチェンソーオイルが注がれてオイルをまき散らしながら木を伐る。
ペットボトルに入れてあるのがチェンソーオイルで、とても粘性があります。だからしばらくチェンソーを使っているとオイルでベトベトな木クズがチェンソー内部にも付着してしまう。
チェンソーに付いた木クズを放置しておくと、粘性があるだけに硬くなってなかなか取れなくなる。吸気口の中まで詰まってくるとエンジンが不完全燃焼をおこしてしまい、ダメになる。
そこで、今日は木工室の一角をお借りして、チェンソー整備講座。
薪ストーブのある素敵な木工室で、生徒3人で講師から丁寧にレクチャーを受けましま。講師の先生、また、木工室のみなさま、ありがとうございました。
整備の前に、
まずは、掃除です。
いつもは、これくらいまでは、分解してブラシとウエスで木クズを落として終わりだけど、今日は、吸気口まで外します。
エアコンプレッサーをお借りして、ブラシの届かなかった細部まできれいになりました。
組み直して、刃研ぎのレクチャー。講師が手本を示してから、生徒ひとりひとりが刃研ぎを真似ます。
30度の角度が
基本で、力の加え加減や力をかける方向などのほか、
硬い木の場合の研ぎや刃が減ってきたら、デプスゲージでデプスの高さを確認して、刃の食い込み加減の調整方法など
基本のき
から、丁寧に手をとって教えてくださりました。
最初は、ぎこちなかったけど、だんだん、調子でてきた。
きれいになりました。
きちんと整備して、また、基本のき
で安全に伐採作業を行うぞ。
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