支流の源、ブナの森を降り、ふたたび、本流へ。
谷間の流れの川幅は狭くなってきた。はるか先の山々から、流れてきてる。
吊り橋をみつけるたびに、とまって渡りたくなる。
河原に降りてみた。
冷たい。
清らかな水。
礫岩の河原には、雪崩か豊富な水量で壊れた砂防ダムのかけらなのか、コンクリート片も混じっている。
この一帯の礫岩は、一億五千年前に形成された硬い礫岩。ちょうど恐竜が繁栄していた時代。小川の流れる明るい林に住んでいた昆虫や植物の種子の化石、珪化木などが出土してくるらしい。
古代のいきものに想いを馳せながら、のんびり
水をたどって上陸に向かいます。
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